飲酒欲求と戦わない
ストレスで沸き上がる飲酒欲求……
グッと堪えて戦ってる。
酒にぶつけていたストレスの捌け口が無い。
趣味も無い、愚痴を言う相手もいなくて辛い、というアルコール依存症の方がたくさんいらっしゃる事をクリニックに通う中で知りました。
私の場合、飲酒欲求とは真っ向から戦いません。
幸い、私には打ち込める趣味もあれば、愚痴を垂らす仲間もいます。
なので私流に言うならば
飲酒欲求を受け流す
という感じでしょうか。
趣味に打ち込んでいると、アルコールを忘れています。
アルコールを忘れる為にというよりは、いつの間にか忘れていたっていう感じです。
あと、仲間は本当に大切ですね。
自分の恵まれた環境に日々感謝です。
回復出来る世の中に
芸能界の薬物汚染……
現在捜査段階で、まだまだ出てくるんじゃないかって話もありますが……
アルコールは合法麻薬ですが、非合法な物に手を出すと社会から、業界から締め出しを食らう。
こんな世の中ではアルコール依存症同様、薬物依存症者の回復も難しいですよね。
海外なんかでは、アルコール依存症、精神の病、薬物使用などを割とハッキリとカミングアウトしていますね。
それらの“疾病”と戦っている事を前提として社会で活躍していくのが回復への道じゃないでしょうか?
日本では薬物に手を出した者には掌返しでバッシング、締め出しです。
薬物に、アルコールに支配されたその人の背景に何があったのか?
想像する事を拒否しているのです。
なぜなら、薬物使用者を擁護するような発言をすれば自分が攻撃を受けるからです。
タレントがワイドショーなどで『これから回復を目指して治療し、また活躍してもらいたい。』なんて言えないのです。
放送されるドラマや映画の中止。
アーティストなら発売されているCDも回収。
言い知れぬ気持ち悪さと違和感を感じます。
私の断酒法
メタ認知
という言葉をご存知ですか?
すごくザックリ言うと
“自分を俯瞰から観ているもう1人の自分を作る”
という心理学の手法の1つです。
人間の感情である“喜怒哀楽”の中で、怒りと哀しみって飲酒欲求に繋がり易い気がします。
問題に対峙しなければならない時、私はいつもアルコールに逃げていました。
断酒が安定している私が実践している方法が
“飲酒欲求が湧きそうな時、『ちょっと待てよ?』と言ってくれるもう1人の自分を作る”
という方法です。
つまりメタ認知ですね。
この方法は、アルコール依存症と診断され断酒を初めたばかりの頃はかなり意識して行っていましたが、現在は問題に対峙した時、脳が自然とメタ認知の回路に切り替わっている感覚です。
『おい、それで良いのか?』
『今飲んだらどうなると思う?』
『また逆戻りしたいのか?』
と言ってくれるもう1人の自分を私は持っています。