前の個展でねぇ、
長年写真をやられてるって方が来て、
〝 ピントが甘い 〟って言われたんですよ
やっぱり少し、悔しいというか〝 残念な気持ち 〟がしたんだけれど、
その気持ちがどっから湧いてくるのか、
その時はわからなかったんですよ
単純に写真を売りにしているからかなって
〝 写真展
〟って名前でやっているわけですから
その理由がさっきやっとわかりました
単純に写真をけなされたことが、
悔しかったのかなぁって想ってたんだけど、
でも、例えば一枚の写真を厳選する時に、
他に20パターンくらい、ピントを変えたりして撮っている写真があって、
その中から一枚を選ぶんだけれど、
その判断基準が、〝 心に響くかどうか
〟なんですね
いくら良く撮れてるなって想っても、
心に響かないものはすべて削除になりまして、
だから〝 鬼の厳選作業
〟って自分で言っているんだけれど
(^^;
心に響かないものは、
いくら写真的には良くてもダメなんです
だからそんな理由で悔しかったんじゃなくて、
私がどうして写真を撮っているのかっていうと、
自然の美しさを伝えたかったわけですから
ピントとか構図とか、
そんな〝 写真の良さ 〟を見てもらいたいんじゃなくて、
その奥にある、
〝 花
〟の美しさ、
どう?いっつも見過ごしているけれど、
〝 夕陽
〟って改めて見れば綺麗でしょう?
〝 雨の日
〟は〝
宝石
〟がいっぱいあるから、
でも誰も見ないから、
私がわざわざ濡れながら撮ってきましたよってことを、
伝えたくて、
わざわざそんなことを伝えたくて、
全国を巡ろうと想ったわけです
見てほしいのは写真の奥にある空や花たちなのに、
それが伝わらなかったから、
〝 残念な気持ち 〟になったんだと今わかりました
そう考えますと、
この心は〝 写真のプロ 〟を目指しているわけじゃなくて、
やっぱり〝 メッセンジャー
〟としての魂なんだなってことが、
今改めて感じました
真剣に写真一本でやられている方は、
写真を見ればわかると想います
絵もそうだし、歌もそうだと想います
そのものに、
〝 その人の命
〟が込められているから
私は、写真に命を込めたんじゃなくて、
すべてのものに宿っている、
〝 命
〟を伝えたくて写真を撮っているから
ピントなんてどうでもいい
写真は窓
その窓を通して見えるのは、
様々な生き物たちの命の姿
そんな窓がたくさん並んだ、
素敵な個展にしたいと想っています(゚д゚)んッ?
こんな素敵な空間に!(゚Д゚)エッ
600枚もの大小さまざまな写真、命を写した窓が並ぶんですよッ
こりゃ行かなきゃ!光の写真詩展 in 横浜ッ!!!!





今までのすべてが、今の私を強くした。
楽しい経験も、苦しい経験も、
そのすべてが、今の私の宝となる。
これからの私の、道標となる
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