なんか日清のHPのやつについてだらだら書く。
なんか日清が面白いことを始めたらしい。歴代亜流ヌードルの人気投票をして、上位三つを復刻するんだとか。ちょっとホームページを覗くと、すごく懐かしい気分になった。〆切は6/30。
http://senkyo.cupnoodle.jp/?a=1
70年代から10年代までズラリ亜流。見たことあるやつもあれば、全然知らないのもある。小さい頃の方が感受性が豊かなのか、広告戦略の変化なのか、妙なことに90年代のは大体わかるのに00年代以降のは大体知らない。『ピッツァマルゲリータ風ヌードル』なんて聞いたこともないくせに、ブートンとかCMまで憶えてる。“あさばあ”とか。ピザは去年出てたらしいよ、11月に。今も昔もカップ麺は好きだけれどそんなに食べないから、カップ麺売り場に行くことってあんまりなかったのかもなぁ。そういやCMも最近見かけない気がする。
今見るとすごいCM
ただなんとなくラインナップ見てて思うのは、ここ10年くらいの亜流ヌードルってなんか魅力がない。食べたいって別に思わないというか。『キムチ』とか『八宝菜』、『エビチリ』って美味しそうな気がするけれど、『シーフードイタリアン』とか『ミートキング』って美味しい想像がしにくい感じがする。
素朴にネーミングセンスが悪いのかもしれない。『ブタホタテドリ』なんて語呂が良いから一度聞いたら絶対に忘れないし、どんな味が食べてみたくなるけど、『チキングラタン風ヌードル』とか言われてもなんかピンとこなくてどうせあんまり美味しくないんだろうなって印象を受ける。
説明的だからかもしれないな。きのこバター醤油風味とか、WHITEクリームシチューヌードルとか。だったら『カップヌードル シチュー』とか『きのこヌードル』とかの方が想像力を掻き立てられるんじゃなかろうか。語呂も悪いんだよなあ。スパイシーグリルチキンヌードルとかさ。『カップヌードル チキンスパイシー』とか『チキンヌードル ディアボラ』とかの方がすっきりまとまる気がする。

別に何かを言いたい訳じゃない。今より昔の方がなんだか馬鹿馬鹿しい、面白みのある商品を出してたのがなんか懐かしいだけ。最近の日清はUFOのちぢれをなくしたり、カップヌードルの謎肉をコロチャーに切り替えたり、方向性を見失ってる気がするのは僕だけでしょうか。僕は王道とか定番とかそんなに好きじゃないぶん、亜流の変なヌードル大好きなんだ。無難でないおかしなヌードルも今後出して欲しいな。『カップヌードル 魚醤』『カツカレー』『ガスパチョ』『バーニャカウダー』とかどうよ。
いつの間にか五月。沖縄ではもう梅雨入りしてたみたいです。時間が経つのは、どうも早い。
http://senkyo.cupnoodle.jp/?a=1
70年代から10年代までズラリ亜流。見たことあるやつもあれば、全然知らないのもある。小さい頃の方が感受性が豊かなのか、広告戦略の変化なのか、妙なことに90年代のは大体わかるのに00年代以降のは大体知らない。『ピッツァマルゲリータ風ヌードル』なんて聞いたこともないくせに、ブートンとかCMまで憶えてる。“あさばあ”とか。ピザは去年出てたらしいよ、11月に。今も昔もカップ麺は好きだけれどそんなに食べないから、カップ麺売り場に行くことってあんまりなかったのかもなぁ。そういやCMも最近見かけない気がする。
今見るとすごいCM
ただなんとなくラインナップ見てて思うのは、ここ10年くらいの亜流ヌードルってなんか魅力がない。食べたいって別に思わないというか。『キムチ』とか『八宝菜』、『エビチリ』って美味しそうな気がするけれど、『シーフードイタリアン』とか『ミートキング』って美味しい想像がしにくい感じがする。
素朴にネーミングセンスが悪いのかもしれない。『ブタホタテドリ』なんて語呂が良いから一度聞いたら絶対に忘れないし、どんな味が食べてみたくなるけど、『チキングラタン風ヌードル』とか言われてもなんかピンとこなくてどうせあんまり美味しくないんだろうなって印象を受ける。
説明的だからかもしれないな。きのこバター醤油風味とか、WHITEクリームシチューヌードルとか。だったら『カップヌードル シチュー』とか『きのこヌードル』とかの方が想像力を掻き立てられるんじゃなかろうか。語呂も悪いんだよなあ。スパイシーグリルチキンヌードルとかさ。『カップヌードル チキンスパイシー』とか『チキンヌードル ディアボラ』とかの方がすっきりまとまる気がする。

別に何かを言いたい訳じゃない。今より昔の方がなんだか馬鹿馬鹿しい、面白みのある商品を出してたのがなんか懐かしいだけ。最近の日清はUFOのちぢれをなくしたり、カップヌードルの謎肉をコロチャーに切り替えたり、方向性を見失ってる気がするのは僕だけでしょうか。僕は王道とか定番とかそんなに好きじゃないぶん、亜流の変なヌードル大好きなんだ。無難でないおかしなヌードルも今後出して欲しいな。『カップヌードル 魚醤』『カツカレー』『ガスパチョ』『バーニャカウダー』とかどうよ。
いつの間にか五月。沖縄ではもう梅雨入りしてたみたいです。時間が経つのは、どうも早い。
久しぶりに爽やかなニュース
ここ一ヶ月くらいニュース観てると、初動の遅れとか乱立する復興機関とか菅おろしだとか、不穏な報道ばかりで正直うんざりだ。そんな中感動的なニュースが目に飛び込んできて、なんというかすごく嬉しくなったんだ。
「ありがとう、台湾」日本の有志6000人、地元2紙に広告
台湾のニュース
思わず泣けた。何に感動してんの?とか突っ込まれそうだけど、色々理由あるんだよ…。そもそも台湾は僕の記憶が確かなら、タイとか韓国と一緒に震災支援にいち早く声を挙げた国の一つだった。その後も地震から一週間後の3月19日に企画されたチャリティー番組で四時間半で21億円、4月1日には100億円を突破した。これは同時期に米赤十字が発表した同国の金額を上回る[14][15]。4月15日には140億円を超え、世界各国中、最多となった[16]。
4月27日で157億円。人口は約2,300万人。サラリーマンの平均年収は約150万円、コンビニ・バイトの時給は約300円、九州くらいの面積しかない国がだよ?全人口で割っても一人約700円寄付していることになる。こんなの日本の皮膚感覚と変わんないじゃん。台湾がどれだけ日本のことを大切に思ってくれているか、どれだけ被災者に共感してくれてるかってことに驚くよ。それなのにさ。
台湾紙に感謝広告が掲載されず、日本ネットユーザーが不満=台湾
4月11日に6カ国7紙に掲載された菅首相の署名入りの感謝広告に台湾は含まれてなかった。勿論分かってるんだ、日中関係があるから国交断絶してることくらい。でもさ、台湾人からすればがっかりだよね。せっかくの厚意がなんも報われてない。公式とはいかなくとも、何かの形で感謝の気持ちを伝えることはできなかったんだろうか。台北駐日経済文化代表処名義で広告出すとか。その配慮のなさ。一人の国民として寂しい限りじゃないか。いや恥ずかしいんだ、この感情は。そんな中だよね。
「台湾に義援金お礼広告出したい」 デザイナーの呼び掛けに賛同者多数
たった一人の民間人がツイッターで呼びかけて台湾で広告出そうとしたんだ。それに2ch開設者のひろゆきがリツイートして、彼のフォロワーから運動として広がり始めた。それで予想を越える2000万って金額が集まった。そう書くとなんだか簡単なことみたいに思うけれど、実際何かを率先して始めることには勇気と労力が必要なんだ。
「きっと誰かがなんとかしてくれる」僕はこのメンタリティーこそが福島第一原発の被害を未曾有の、歴史に残る大惨事にしてしまったのだと思っている。有権者は「政府が」「東電が」、政治家は「首相が」「官僚が」「東電が」、東電社員は「上司が」「現場が」。災害が大きくなるとみんなで責任をなすりつけあって、問題の所在はきっといつまで経っても闇に葬り去られてるんだろう。
自由民権国家の日本で、政治家を選ぶ権利もなれる権利を与えられた国民が、自分で選んだ政治家を批難することの無責任さ。与党‐首相の関係も一緒。候補者をダメだと思うのなら自分で出ればいい。民主主義っていうのは本来そういう意味なんだろ?立候補するのに必要な、覚悟と供託金がないのなら批判するときに情誼を通わせるべきだ。東電社員も一緒。彼らは外国人でもなければ、特権階級でも貴族でもない。僕ら同様一国民に過ぎなくて、震災の対応に当たって(確かに酷いものだったけれど)いったい僕らのうちの誰が東電社員になったら問題を解決できただろうか?
まぁ簡潔に書けば日本に蔓延しているメンタリティー、それ自体が原因だと思うんだ。要するに他人事じゃなくて自分のことだよ。みずほにしろソニーにしろ、なんだか不祥事が続いているけれど、社員ひとりひとりの意識が高ければ被害はもう少し抑えられたように思う。「みんなが」「組織構造が」「あの会社が」じゃなく、僕ら自身が行動する勇気を持たない限りこの国は何も変わっていかない。失われた10年をいつまで経っても取り戻せないのは、「誰かが悪い」んじゃなく「みんな悪い」から。少なくともその問題意識・危機意識を一人ひとり持つことが「だから自分がやる」ための勇気を持つことに繋がると信じているんだ、僕は。
台湾の新聞に日本人としてお礼の広告を出したい / 謝謝台湾計画ロングインタビュー
そんな暗い状况で、一人の女性が台湾への感謝を伝えるために行動したっていう勇気に、僕は感動した。日本も捨てたもんじゃない、まだ腐ってなんかいないってことを再確認した、本当に新鮮な報道だった。もっと言えば流れができる前から、彼女に率先して賛同・募金した人たちもそうだよね。そんな明るいニュースでした。僕は随分元気づけられたよ。
あと台湾ついでに、いつかブログに載せようと思ってた動画を貼っときます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm746146
日本のニコニコの皆さん、こんにちは 今見られているビデオは台湾で最も人気のあるBBS-「ptt」にある掲示板「C-CHAT」(二次元関連雑談)の住人達が一週間の努力をかけて完成した曲です。 動画の素材として使ってる絵も共同作業で描いたものです。 ここでは、不眠不休で音楽をミックスする人、ビデオを製作する人、また、録音をす る人たちに大変感謝の気持ちを表したいと思います 皆さん、楽しくご覧ください。 元素材「ニコニコ組曲」(sm500873)を勝手に使わせていただき、本当に申し訳ございませんでした。 アニメや漫画、ゲームが大好きの僕らは、これからも日本との文化交流を続けてほしいです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1531151
まぁだから何って動画ですけどね。ネットの発達で個人レベルの国際交流ができる時代になったってことにしみじみしました。三年前こんなのやってたこと知らなかったよ。意外な人から面と向かって好きだ、て言われるのは誰にだって嬉しいもんです。国交ないからこそ日台関係ってのは面白いし、何か動く心がある。まぁ日本側の動画はなんか偽善臭くて『うわぁ…』ってなるけど、大切なのは行動でありその気持ちなんだ。きっとその気持ちは相手に伝わってるんだと思うよ。
あ、書くの忘れてたけど結局日本の地上波でチャリティー番組やってないよね。毎年夏になると騒ぎ出す黄色い馬鹿たちは何してるんでしょうね。どうせ今年もギャラが発生するんだろ?
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&safe=off&q=%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%80%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E7%95%AA%E7%B5%84&aq=f&aqi=&aql=&oq=
参考URL:
平均年収150万円なのに、100億円の募金! 台湾からの熱い支援
http://www.cyzowoman.com/2011/04/post_3377.html
親日ぶり証明…台湾の義援金100億円突破
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/01/kiji/K20110401000545830.html
台湾の新聞に日本人としてお礼の広告を出したい / 謝謝台湾計画ロングインタビュー
http://rocketnews24.com/?p=89686
台湾紙に感謝広告が掲載されず、日本ネットユーザーが不満=台湾
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0417&f=national_0417_081.shtml
「ありがとう、台湾」日本の有志6000人、地元2紙に広告
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110503/chn11050318070001-n1.htm
Wikipedia 地震関連いろいろ
「ありがとう、台湾」日本の有志6000人、地元2紙に広告
台湾のニュース
思わず泣けた。何に感動してんの?とか突っ込まれそうだけど、色々理由あるんだよ…。そもそも台湾は僕の記憶が確かなら、タイとか韓国と一緒に震災支援にいち早く声を挙げた国の一つだった。その後も地震から一週間後の3月19日に企画されたチャリティー番組で四時間半で21億円、4月1日には100億円を突破した。これは同時期に米赤十字が発表した同国の金額を上回る[14][15]。4月15日には140億円を超え、世界各国中、最多となった[16]。
4月27日で157億円。人口は約2,300万人。サラリーマンの平均年収は約150万円、コンビニ・バイトの時給は約300円、九州くらいの面積しかない国がだよ?全人口で割っても一人約700円寄付していることになる。こんなの日本の皮膚感覚と変わんないじゃん。台湾がどれだけ日本のことを大切に思ってくれているか、どれだけ被災者に共感してくれてるかってことに驚くよ。それなのにさ。
台湾紙に感謝広告が掲載されず、日本ネットユーザーが不満=台湾
4月11日に6カ国7紙に掲載された菅首相の署名入りの感謝広告に台湾は含まれてなかった。勿論分かってるんだ、日中関係があるから国交断絶してることくらい。でもさ、台湾人からすればがっかりだよね。せっかくの厚意がなんも報われてない。公式とはいかなくとも、何かの形で感謝の気持ちを伝えることはできなかったんだろうか。台北駐日経済文化代表処名義で広告出すとか。その配慮のなさ。一人の国民として寂しい限りじゃないか。いや恥ずかしいんだ、この感情は。そんな中だよね。
「台湾に義援金お礼広告出したい」 デザイナーの呼び掛けに賛同者多数
たった一人の民間人がツイッターで呼びかけて台湾で広告出そうとしたんだ。それに2ch開設者のひろゆきがリツイートして、彼のフォロワーから運動として広がり始めた。それで予想を越える2000万って金額が集まった。そう書くとなんだか簡単なことみたいに思うけれど、実際何かを率先して始めることには勇気と労力が必要なんだ。
「きっと誰かがなんとかしてくれる」僕はこのメンタリティーこそが福島第一原発の被害を未曾有の、歴史に残る大惨事にしてしまったのだと思っている。有権者は「政府が」「東電が」、政治家は「首相が」「官僚が」「東電が」、東電社員は「上司が」「現場が」。災害が大きくなるとみんなで責任をなすりつけあって、問題の所在はきっといつまで経っても闇に葬り去られてるんだろう。
自由民権国家の日本で、政治家を選ぶ権利もなれる権利を与えられた国民が、自分で選んだ政治家を批難することの無責任さ。与党‐首相の関係も一緒。候補者をダメだと思うのなら自分で出ればいい。民主主義っていうのは本来そういう意味なんだろ?立候補するのに必要な、覚悟と供託金がないのなら批判するときに情誼を通わせるべきだ。東電社員も一緒。彼らは外国人でもなければ、特権階級でも貴族でもない。僕ら同様一国民に過ぎなくて、震災の対応に当たって(確かに酷いものだったけれど)いったい僕らのうちの誰が東電社員になったら問題を解決できただろうか?
まぁ簡潔に書けば日本に蔓延しているメンタリティー、それ自体が原因だと思うんだ。要するに他人事じゃなくて自分のことだよ。みずほにしろソニーにしろ、なんだか不祥事が続いているけれど、社員ひとりひとりの意識が高ければ被害はもう少し抑えられたように思う。「みんなが」「組織構造が」「あの会社が」じゃなく、僕ら自身が行動する勇気を持たない限りこの国は何も変わっていかない。失われた10年をいつまで経っても取り戻せないのは、「誰かが悪い」んじゃなく「みんな悪い」から。少なくともその問題意識・危機意識を一人ひとり持つことが「だから自分がやる」ための勇気を持つことに繋がると信じているんだ、僕は。
台湾の新聞に日本人としてお礼の広告を出したい / 謝謝台湾計画ロングインタビュー
そんな暗い状况で、一人の女性が台湾への感謝を伝えるために行動したっていう勇気に、僕は感動した。日本も捨てたもんじゃない、まだ腐ってなんかいないってことを再確認した、本当に新鮮な報道だった。もっと言えば流れができる前から、彼女に率先して賛同・募金した人たちもそうだよね。そんな明るいニュースでした。僕は随分元気づけられたよ。
あと台湾ついでに、いつかブログに載せようと思ってた動画を貼っときます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm746146
日本のニコニコの皆さん、こんにちは 今見られているビデオは台湾で最も人気のあるBBS-「ptt」にある掲示板「C-CHAT」(二次元関連雑談)の住人達が一週間の努力をかけて完成した曲です。 動画の素材として使ってる絵も共同作業で描いたものです。 ここでは、不眠不休で音楽をミックスする人、ビデオを製作する人、また、録音をす る人たちに大変感謝の気持ちを表したいと思います 皆さん、楽しくご覧ください。 元素材「ニコニコ組曲」(sm500873)を勝手に使わせていただき、本当に申し訳ございませんでした。 アニメや漫画、ゲームが大好きの僕らは、これからも日本との文化交流を続けてほしいです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1531151
まぁだから何って動画ですけどね。ネットの発達で個人レベルの国際交流ができる時代になったってことにしみじみしました。三年前こんなのやってたこと知らなかったよ。意外な人から面と向かって好きだ、て言われるのは誰にだって嬉しいもんです。国交ないからこそ日台関係ってのは面白いし、何か動く心がある。まぁ日本側の動画はなんか偽善臭くて『うわぁ…』ってなるけど、大切なのは行動でありその気持ちなんだ。きっとその気持ちは相手に伝わってるんだと思うよ。
あ、書くの忘れてたけど結局日本の地上波でチャリティー番組やってないよね。毎年夏になると騒ぎ出す黄色い馬鹿たちは何してるんでしょうね。どうせ今年もギャラが発生するんだろ?
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&safe=off&q=%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%80%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E7%95%AA%E7%B5%84&aq=f&aqi=&aql=&oq=
参考URL:
平均年収150万円なのに、100億円の募金! 台湾からの熱い支援
http://www.cyzowoman.com/2011/04/post_3377.html
親日ぶり証明…台湾の義援金100億円突破
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/01/kiji/K20110401000545830.html
台湾の新聞に日本人としてお礼の広告を出したい / 謝謝台湾計画ロングインタビュー
http://rocketnews24.com/?p=89686
台湾紙に感謝広告が掲載されず、日本ネットユーザーが不満=台湾
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0417&f=national_0417_081.shtml
「ありがとう、台湾」日本の有志6000人、地元2紙に広告
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110503/chn11050318070001-n1.htm
Wikipedia 地震関連いろいろ
春風惑
ここ数日普段にない頭の使い方をしていたせいで、無駄にハイになって困る。ふと思うのだけれど、欠点というのは長所以上に人を表す気がする。細い神経であれこれ心配して自信を持てなくなる臆病さ、というのは所在の定かでない長所以上に僕を表している。というより内側から見ている自分により近い。その欠点を自覚して、磨いてゆく過程こそが人生の歓びなんじゃないか。
僕は誰からも一目置かれる、肯定されるだけの人間にはなりたくない。褒められるよりも、けなされたり、怒られる方が嬉しい。小学生の時いちばん好きだった先生はよく怒ってくれる人だった。こまっしゃくれて可愛げのない、そして粗暴だった昔の僕は、植物を傷つけるな、池に石を投げるな、女の子を泣かすな、散々説教されてた。めそめそ泣いてる僕に“悲しい”と“情けない”の違いを教えてくれたのも先生だった。欠点ってのは色々事件を起こす。得てして調子に乗ったタイミングで。そこでぶつかる他者の価値観は、自分の欠点を見つめ直すいい機会をくれると思うんだ。
御曹司であれ、美少女であれ、天才児であれ、人から認められるナニかを持って生まれた人ってのは、そういう意味で損をしていると思う。その欠点は表面上は見えなくとも、その人の内面にグロテスクに根を張ってるんじゃないか。恵まれた環境で他人が羨む生活をしている人の顔に、不意によぎる愁いの影は、彼の抱えるコンプレックスから出発しているように思えてならない。
そうして自分のこれまでを振り返ってみると、教師、先輩、後輩、友人から幾度と無く自分の欠点を指摘され続けてきた。それが間接的なものであれ。いまなんとなく一人前の青年ぶって存在している自分自身の、想像以上に多くの部分それら他者が介在しているという事実に、いまさらながら驚かされる。そう気づき、自分という存在が如何に無力か思い知る瞬間に、他人への純粋な感謝の念が生まれるのだろう。情けないという感情は、悲しいという超自我的な思いから飛躍して、他者との関係性を前提として成立し自戒と反省を促す心の動きである。僕はこの言葉のおかげで少しは大人になれた気がしている。
いまさら、というよりはそもそも、人間の欠点なんか直せるもんじゃない。変に開き直ったり、隠したりすることで自分の弱さを守るよりもいっそ、さらけ出した弱点のおかげで雑草のように発生する諸事件に巻き込まれ、挟まれたり、噛みつかれたりする方が人間臭くて、好感の持てる人間を練り上げると思う。そうしていつか、無数に存在する自分の短所すべてと仲良く手をとり合えるような、そういう牧歌的な人間になりたいと思った。牡丹桜は今が見頃らしい。春の夕暮れ。
僕は誰からも一目置かれる、肯定されるだけの人間にはなりたくない。褒められるよりも、けなされたり、怒られる方が嬉しい。小学生の時いちばん好きだった先生はよく怒ってくれる人だった。こまっしゃくれて可愛げのない、そして粗暴だった昔の僕は、植物を傷つけるな、池に石を投げるな、女の子を泣かすな、散々説教されてた。めそめそ泣いてる僕に“悲しい”と“情けない”の違いを教えてくれたのも先生だった。欠点ってのは色々事件を起こす。得てして調子に乗ったタイミングで。そこでぶつかる他者の価値観は、自分の欠点を見つめ直すいい機会をくれると思うんだ。
御曹司であれ、美少女であれ、天才児であれ、人から認められるナニかを持って生まれた人ってのは、そういう意味で損をしていると思う。その欠点は表面上は見えなくとも、その人の内面にグロテスクに根を張ってるんじゃないか。恵まれた環境で他人が羨む生活をしている人の顔に、不意によぎる愁いの影は、彼の抱えるコンプレックスから出発しているように思えてならない。
そうして自分のこれまでを振り返ってみると、教師、先輩、後輩、友人から幾度と無く自分の欠点を指摘され続けてきた。それが間接的なものであれ。いまなんとなく一人前の青年ぶって存在している自分自身の、想像以上に多くの部分それら他者が介在しているという事実に、いまさらながら驚かされる。そう気づき、自分という存在が如何に無力か思い知る瞬間に、他人への純粋な感謝の念が生まれるのだろう。情けないという感情は、悲しいという超自我的な思いから飛躍して、他者との関係性を前提として成立し自戒と反省を促す心の動きである。僕はこの言葉のおかげで少しは大人になれた気がしている。
いまさら、というよりはそもそも、人間の欠点なんか直せるもんじゃない。変に開き直ったり、隠したりすることで自分の弱さを守るよりもいっそ、さらけ出した弱点のおかげで雑草のように発生する諸事件に巻き込まれ、挟まれたり、噛みつかれたりする方が人間臭くて、好感の持てる人間を練り上げると思う。そうしていつか、無数に存在する自分の短所すべてと仲良く手をとり合えるような、そういう牧歌的な人間になりたいと思った。牡丹桜は今が見頃らしい。春の夕暮れ。
飛び込み営業をおちょくる
四月ですねぇ。桜も見に行ったし、桜餅も食った。なんか足りないなぁと思ってたら、来た来た。四月五月は企業の方針(新人教育の一環?)なんだとかでよく来るんだよな。コレをいなしたり、すかしたりするのが楽しい。関西の方言でおちょくる、って言うらしい。語感が良いよね。おちょくる。
撃退するだけなら誰でもできるけど、楽しみ方としては煙に巻くほうが面白い。僕の中では春の風物詩といったところ。何が面白いって、彼らを人間扱いしなくていいこと。何してもこっちには不利益ないし、むしろ無駄なことに時間をとる迷惑でしかない。向こうもそれを了解して来てるんだから、文句言われる筋合いはどこにもないんだよな。甘やかすとつけあがるし。
まず目を見て話す必要なんてない。面倒だったら目をつぶったり、頭掻いたり、欠伸しても、ゲップしても許される。僕は嫌いな後輩にもこういうことしませんけどね。相手が頑張ってセールストークしてんのを冷ややかに対応して、相手のペースに乗らないのが基本。玄関は散らかってる方が良いし、服装もだらしない方がいい。髪もヒゲもボサボサで、少し香ばしいくらいのがベター。
あとBGMも大切だね。パンクとかヘビメタとかクラシックとか大音量で掛けたり、アダルトDVDつけっぱなしにして非常識さを演出しても面白い。aikoとか流してると舐められるからダメ。声のトーンは基本低めで。不機嫌さを表に出しながらぶっきらぼうに。ドアは半開で顔半分出してりゃいい。
『あの、~の営業で参りました、××ともうします。お客様のお使いの』
『…誰?何しにきたの?』
話は中断してナンボ。うんうん頷いてると調子づいちゃって30分も40分も話し続けるから、ファーストコンタクトで相手のペースを崩す。追い返すだけならその後『うちは間に合ってるから』バタン!で終わり。ただ僕はその後10分くらい泳がせるね。頑張ってプランの説明とかしてるんだよ。もう面白くってしょうがない。
一応自分にとって利益のある話かもしれないから相槌は打たずに聞くだけ聞く。ここでハァ、とかフーンとか言う必要ないのはさっき書いた。大体セールストークってやつには定形があって、いつの間にか契約する雰囲気を作って、それを断る勇気のない(頭の悪い・馴れてない)人に契約させる。もう一人暮らしも長いから、その節目とかキーワード分かっちゃうんだよね。
『お客様は平日と土日どちらが良いですかね?』←工事の日程の場合
『昼と夜ならどちらが都合よろしいですかね?』
とか詰めていって、最終的に日まで特定し始めるんだな。相手が答え待ってるからって、素直に従う必要はない。余計なお世話だよ。まだ契約するか決めてないなら尚更。
『昼と夜ならどちらが都合よろしいですかね』
『まだ契約するって決めてないんだけど。』ジロリ
『あ~、そうですよねぇ…』
この駆け引きが楽しいんだ。この後また延々セールストークが続く。それを半目で聞きながら、晩飯何にしようとか、BGNに聴きいる振りとかして焦らす。この時点で営業マン的にはパターン崩れてて、実はおんなじ話しかしてないこともよくある。今日もそうだった。で、要旨はもう頭に入ってるから、セールストークを中断して気になることを聞く。
『こちらのプラン、このマンションタイプですと…』
『あのさ。』
『はい?』
『実際あなたの言ってるプランってのは、この中だとどのプランなのよ?』
『えっとですね…。』
営業マンも馬鹿(主婦)相手の商売に慣れすぎてて、スムーズに話してても論理的でないことが多い。月々2000円安いんだとか言っても、その内訳説明してなかったりとか。それを一々指摘していく。仮に論理的だったとしてもセールストークってやつは相手に有無を言わせないものだから、ペースに乗らないために取り敢えず疑問をぶつける。
『…ということでございまして。』
『なるほどね。つまりプロバイダ使用料はこのままで、月額利用料金が千~二千円安いってことか。』
『そうです、そうです。お客様、平日と土日ですとどちらが都合よろしいですか?』
『(またかよ)どっちでも良いけど、まだ契約するとか決めてないよ。』
『そうですよね…。』
頭の良い営業マンならこの辺りで切り上げるべきなんだけど、馴れてない営業マンは懲りずにまた営業トークを始める。この辺で特典とかって眉唾の話が出てくる。具体的でないならウソです、それは。ちなみに色々要求してくることとかあって、利用明細書確認してくれとか、ルータのメーカー確認してくれとか言われる。別に必要なら後で確認すればいいし、適当に返事してよし。相手の命令に従う謂れはない。
『お客様のルーターはNEC製ですかね、それともNTT製ですか?』
『あぁ、NECだったよ。多分そう。あぁそうだった、そうだった。』
『ハァ。』
あと小技としては名刺を渡されたら裏まで穴が開くくらい凝視したりすればプレッシャー掛けれる。大抵営業だけ請け負ってる零細だから、名刺も印字が荒かったり、ペラペラだったり、裏白紙だったりするから、まぁあまりいい気持ちではないだろうね。敢えてやる、それが楽しい。今日のマンは本当に馴れてなかったのか、この段階で脚震えてたのを僕は見逃さなかった。パニクってんだろな。心の中で応援しつつ、無表情に圧をかけていく。
『いかがですかね、ご契約のほうは。』
『取り敢えず紙ちょうだいよ、紙。』
『こちらNTTのパンフレットしかございませんけれど、当社でご契約になると特典がですね…』
『フーン…。』
そもそも飛び込み営業なんてその場で契約する必要はない訳です。もし良いなぁと思えばパンフ貰って後で電話すりゃ良いんだから。参考意見程度に流しながら駆け引きを楽しむのが通ってもんですよ。その場で契約するメリットはなんか特典がついてたりくらいのもんで、基本的にそんなもの必要ない。本当に得ならね。その特典ってやつは嘘だったりして、嘘じゃないにしても渡すの忘れるなんてことは茶飯事だから、うっかり流されて契約するデメリットの方がでかい、でかい。大坂商人ならずとも、これくらいの算盤弾けないなら一人暮らししちゃいけんよ。
ここまで読んで、なんて酷いことするんだ、とか思う人いるでしょう。そんな貴方は実家住まい、もしくは田舎者ですね。都会で一人暮らししてると、誰だってあくどい飛び込み営業に遭遇してるハズ。彼らの人非人ぷりを知ってれば、そんな寝言を言う心の余裕はないはずですよ。僕の後輩の一人は、気の弱い後輩なんですが、飛び込み営業が恐ろしい余り部屋のインターフォン鳴っても無視するそうです。
かくいう僕も新聞販売員に騙されたことがありました。今思えば最初に当たった敵が強すぎました。ゾーマとかエクスデスクラスでした。インターフォンが鳴ってドアを開けるとなぜか小汚いおっさんが立ってる訳です。ニタニタして黄色い歯をチラチラ見せながら。スーツどころか、糸のほつれたセーターみたいな不潔そうな格好していて、オマケになんか臭い。考えてもください、一人暮らししたての4月に、そんなのが現れたんです。びっくりするでしょ?僕はこの時点で負けてました。
妖怪みたいな爺が新聞の良さについて捲したてて、一言も挟ませない。なんか社会について興味持てだとか、特売のチラシ挟まってるとか。それが20分くらい続く。新聞販売員ってことは分かっても、世慣れてないからどうすりゃいいのか分からない。曖昧に相槌打つしかない訳です。ちなみに導入はどこの学校行ってんの?からだったと思う。
『なぁ、ニイちゃん。頼むよ、新聞とってくれよ。な、な?頼むっ、この通りっ!』
とか言って親父くらいのおっさんが拝み倒してくる。
『なぁ頼むよ、な?良いだろ、新聞くらい。端数まけてやるからさ、たっーた3000円なんだよ、いや、頼みます、頼むよぉ。アレだ、特典もつけっからさ。ホラ、こん中から好きなの選んで良いぜ。ドレが良い?一人暮らし始めたてなら洗剤とかさ。』
『ハァ…。』
これが帰らないの、なんの。その後も30分40分好き勝手に話してやがんだよ。帰れ、要らねぇ!とも言えなくて、なんならそのタイミングは完全に逃がしてて。意志弱い方ではないと思うんだけど、そんな長時間お願いされるとなんか取らない自分が悪いのかなって思う瞬間もあるんだよ。
『頼むわ、本当に。実はさ、俺今月ノルマぎりぎりでさ、今日契約取れないとクビなんだよ。頼むよぉ。母ちゃんに怒られるよ。だからさ、このジジイ救うと思ってさ、頼むっ!お願いするよぉ。ほら、この中からさ、特別だ、なんでも選んでいいからっ、ホラ。』
なんかもうしつこいとか言うレベルじゃない。こんなジジイの言う事なんか初めから信じてないけど、帰らないイライラと、あれ新聞とるのも意外にアリかもな、ていう常識的な判断とがぐちゃぐちゃに混ざって。根負けしてもう良いや、人助けと思って取ってしまえって思考に至ったのが間違いだった。三ヶ月とかダメだから半年からとか丸め込まれてしまって、サインして。次の日から読みもしない新聞が山のように部屋に溜まっていく。月々集金で3000円弱、当然別の人が負けてもくれずに正規料金を受け取りに来る。いつまでたっても特典は来ない。人間不信になったもん、しばらくの間。インターフォンが恐いんだよ…。
その後も料金の催促に深夜一時に電話掛けてきたりとか、契約期間終わってもサービスだ、とか言って新聞投函し続けてきたり、それを電話越しに断ったり、しつこく更新しにくる妖怪ともう一度バトったりとか(なんとか阻止した)、特典の発泡酒1ケースせしめたりとか。なぜか一年経った頃には友情が芽生えてたり、そんな所で無駄な経験値稼いでたんです、僕は。新聞とは言え、望みもしない商品を売りつけられた、あの騙された感・屈辱感を胸に秘めて、蓄えた経験値で宗教とかボランティアとか水とか撃退してるうちにまたレベルアップしたらしくて、いつの間にかオチョクルくらいの余裕が生まれた訳です。一人暮らしってのは恐ろしいもんだよ。一回追い返した後調べてみると詐欺の手口だったこともあったしな。女の子とかどうしてんのかね?
まぁ今回は実際得になる話だったので、その場では契約しなかったけど、一応検討するってことで決着した。帰り際に、『電話で契約しても営業成績になんの?』って聞いたら『えぇ、なります。ご心配頂いてどうも…』とのこと。彼の後ろにいた本当の新入社員っぽい女の子が、クスクス笑ってた。土曜日に営業とか、本当にご苦労様だよ。トークスキル磨いて出直してこい。もう春なんだな。
撃退するだけなら誰でもできるけど、楽しみ方としては煙に巻くほうが面白い。僕の中では春の風物詩といったところ。何が面白いって、彼らを人間扱いしなくていいこと。何してもこっちには不利益ないし、むしろ無駄なことに時間をとる迷惑でしかない。向こうもそれを了解して来てるんだから、文句言われる筋合いはどこにもないんだよな。甘やかすとつけあがるし。
まず目を見て話す必要なんてない。面倒だったら目をつぶったり、頭掻いたり、欠伸しても、ゲップしても許される。僕は嫌いな後輩にもこういうことしませんけどね。相手が頑張ってセールストークしてんのを冷ややかに対応して、相手のペースに乗らないのが基本。玄関は散らかってる方が良いし、服装もだらしない方がいい。髪もヒゲもボサボサで、少し香ばしいくらいのがベター。
あとBGMも大切だね。パンクとかヘビメタとかクラシックとか大音量で掛けたり、アダルトDVDつけっぱなしにして非常識さを演出しても面白い。aikoとか流してると舐められるからダメ。声のトーンは基本低めで。不機嫌さを表に出しながらぶっきらぼうに。ドアは半開で顔半分出してりゃいい。
『あの、~の営業で参りました、××ともうします。お客様のお使いの』
『…誰?何しにきたの?』
話は中断してナンボ。うんうん頷いてると調子づいちゃって30分も40分も話し続けるから、ファーストコンタクトで相手のペースを崩す。追い返すだけならその後『うちは間に合ってるから』バタン!で終わり。ただ僕はその後10分くらい泳がせるね。頑張ってプランの説明とかしてるんだよ。もう面白くってしょうがない。
一応自分にとって利益のある話かもしれないから相槌は打たずに聞くだけ聞く。ここでハァ、とかフーンとか言う必要ないのはさっき書いた。大体セールストークってやつには定形があって、いつの間にか契約する雰囲気を作って、それを断る勇気のない(頭の悪い・馴れてない)人に契約させる。もう一人暮らしも長いから、その節目とかキーワード分かっちゃうんだよね。
『お客様は平日と土日どちらが良いですかね?』←工事の日程の場合
『昼と夜ならどちらが都合よろしいですかね?』
とか詰めていって、最終的に日まで特定し始めるんだな。相手が答え待ってるからって、素直に従う必要はない。余計なお世話だよ。まだ契約するか決めてないなら尚更。
『昼と夜ならどちらが都合よろしいですかね』
『まだ契約するって決めてないんだけど。』ジロリ
『あ~、そうですよねぇ…』
この駆け引きが楽しいんだ。この後また延々セールストークが続く。それを半目で聞きながら、晩飯何にしようとか、BGNに聴きいる振りとかして焦らす。この時点で営業マン的にはパターン崩れてて、実はおんなじ話しかしてないこともよくある。今日もそうだった。で、要旨はもう頭に入ってるから、セールストークを中断して気になることを聞く。
『こちらのプラン、このマンションタイプですと…』
『あのさ。』
『はい?』
『実際あなたの言ってるプランってのは、この中だとどのプランなのよ?』
『えっとですね…。』
営業マンも馬鹿(主婦)相手の商売に慣れすぎてて、スムーズに話してても論理的でないことが多い。月々2000円安いんだとか言っても、その内訳説明してなかったりとか。それを一々指摘していく。仮に論理的だったとしてもセールストークってやつは相手に有無を言わせないものだから、ペースに乗らないために取り敢えず疑問をぶつける。
『…ということでございまして。』
『なるほどね。つまりプロバイダ使用料はこのままで、月額利用料金が千~二千円安いってことか。』
『そうです、そうです。お客様、平日と土日ですとどちらが都合よろしいですか?』
『(またかよ)どっちでも良いけど、まだ契約するとか決めてないよ。』
『そうですよね…。』
頭の良い営業マンならこの辺りで切り上げるべきなんだけど、馴れてない営業マンは懲りずにまた営業トークを始める。この辺で特典とかって眉唾の話が出てくる。具体的でないならウソです、それは。ちなみに色々要求してくることとかあって、利用明細書確認してくれとか、ルータのメーカー確認してくれとか言われる。別に必要なら後で確認すればいいし、適当に返事してよし。相手の命令に従う謂れはない。
『お客様のルーターはNEC製ですかね、それともNTT製ですか?』
『あぁ、NECだったよ。多分そう。あぁそうだった、そうだった。』
『ハァ。』
あと小技としては名刺を渡されたら裏まで穴が開くくらい凝視したりすればプレッシャー掛けれる。大抵営業だけ請け負ってる零細だから、名刺も印字が荒かったり、ペラペラだったり、裏白紙だったりするから、まぁあまりいい気持ちではないだろうね。敢えてやる、それが楽しい。今日のマンは本当に馴れてなかったのか、この段階で脚震えてたのを僕は見逃さなかった。パニクってんだろな。心の中で応援しつつ、無表情に圧をかけていく。
『いかがですかね、ご契約のほうは。』
『取り敢えず紙ちょうだいよ、紙。』
『こちらNTTのパンフレットしかございませんけれど、当社でご契約になると特典がですね…』
『フーン…。』
そもそも飛び込み営業なんてその場で契約する必要はない訳です。もし良いなぁと思えばパンフ貰って後で電話すりゃ良いんだから。参考意見程度に流しながら駆け引きを楽しむのが通ってもんですよ。その場で契約するメリットはなんか特典がついてたりくらいのもんで、基本的にそんなもの必要ない。本当に得ならね。その特典ってやつは嘘だったりして、嘘じゃないにしても渡すの忘れるなんてことは茶飯事だから、うっかり流されて契約するデメリットの方がでかい、でかい。大坂商人ならずとも、これくらいの算盤弾けないなら一人暮らししちゃいけんよ。
ここまで読んで、なんて酷いことするんだ、とか思う人いるでしょう。そんな貴方は実家住まい、もしくは田舎者ですね。都会で一人暮らししてると、誰だってあくどい飛び込み営業に遭遇してるハズ。彼らの人非人ぷりを知ってれば、そんな寝言を言う心の余裕はないはずですよ。僕の後輩の一人は、気の弱い後輩なんですが、飛び込み営業が恐ろしい余り部屋のインターフォン鳴っても無視するそうです。
かくいう僕も新聞販売員に騙されたことがありました。今思えば最初に当たった敵が強すぎました。ゾーマとかエクスデスクラスでした。インターフォンが鳴ってドアを開けるとなぜか小汚いおっさんが立ってる訳です。ニタニタして黄色い歯をチラチラ見せながら。スーツどころか、糸のほつれたセーターみたいな不潔そうな格好していて、オマケになんか臭い。考えてもください、一人暮らししたての4月に、そんなのが現れたんです。びっくりするでしょ?僕はこの時点で負けてました。
妖怪みたいな爺が新聞の良さについて捲したてて、一言も挟ませない。なんか社会について興味持てだとか、特売のチラシ挟まってるとか。それが20分くらい続く。新聞販売員ってことは分かっても、世慣れてないからどうすりゃいいのか分からない。曖昧に相槌打つしかない訳です。ちなみに導入はどこの学校行ってんの?からだったと思う。
『なぁ、ニイちゃん。頼むよ、新聞とってくれよ。な、な?頼むっ、この通りっ!』
とか言って親父くらいのおっさんが拝み倒してくる。
『なぁ頼むよ、な?良いだろ、新聞くらい。端数まけてやるからさ、たっーた3000円なんだよ、いや、頼みます、頼むよぉ。アレだ、特典もつけっからさ。ホラ、こん中から好きなの選んで良いぜ。ドレが良い?一人暮らし始めたてなら洗剤とかさ。』
『ハァ…。』
これが帰らないの、なんの。その後も30分40分好き勝手に話してやがんだよ。帰れ、要らねぇ!とも言えなくて、なんならそのタイミングは完全に逃がしてて。意志弱い方ではないと思うんだけど、そんな長時間お願いされるとなんか取らない自分が悪いのかなって思う瞬間もあるんだよ。
『頼むわ、本当に。実はさ、俺今月ノルマぎりぎりでさ、今日契約取れないとクビなんだよ。頼むよぉ。母ちゃんに怒られるよ。だからさ、このジジイ救うと思ってさ、頼むっ!お願いするよぉ。ほら、この中からさ、特別だ、なんでも選んでいいからっ、ホラ。』
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その後も料金の催促に深夜一時に電話掛けてきたりとか、契約期間終わってもサービスだ、とか言って新聞投函し続けてきたり、それを電話越しに断ったり、しつこく更新しにくる妖怪ともう一度バトったりとか(なんとか阻止した)、特典の発泡酒1ケースせしめたりとか。なぜか一年経った頃には友情が芽生えてたり、そんな所で無駄な経験値稼いでたんです、僕は。新聞とは言え、望みもしない商品を売りつけられた、あの騙された感・屈辱感を胸に秘めて、蓄えた経験値で宗教とかボランティアとか水とか撃退してるうちにまたレベルアップしたらしくて、いつの間にかオチョクルくらいの余裕が生まれた訳です。一人暮らしってのは恐ろしいもんだよ。一回追い返した後調べてみると詐欺の手口だったこともあったしな。女の子とかどうしてんのかね?
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三宅喜重
好きなんて感情は理屈で割り切れない。ドラマを初めて観た時から、僕は彼の作品が大好きになってしまった。なんで?と聞かれても、下らない理屈はいくらでもかけるのだけれど、実際のところは理由なんかわかっていない。ただただ好きなんだ。人間関係を軸にした物語、洒落た映像と個性的な俳優たちが織り成す世界、それがただ好きなんだ。あとユーモアのあるところも。
なんかドラマっぽくない映像を撮る監督だから、映画とか撮ったら面白いかも知れないな、とか思ってたらいつの間にか撮ってたらしいね。「阪急電車」。今月末公開だそうで、楽しみ。最近映画では連勝を続けているので、ぜひ期待したいね。
予告編初めて観たんだけど、すごく面白そう。彼の映像はやっぱり映画っぽい。しかもいい意味で邦画っぽくない。今の邦画は何観てもなんか、お仕事、って感じで伝わるものが薄いんだけれど、喜重は“見せる”ってことを意識してる気がする。中島哲也に少し似てるな。あとてっきりテレビ局が作ってんだと思ってたら、東宝ってクレジットされてて、びっくりした。もしかするとこれから映画で食ってくのかな。
ちなみにタッグ組んでた脚本家の尾崎将也の方が、一歩先に映画を監督してたりします。よくわかりませんね。『ランデブー!』
去年の3月から何も動きがなくて、寂しかったんだけど、19日からドラマも始まるんだとかで僕は嬉しいです。とても。「グッドライフ」。韓国小説が原作らしい。なんだか釈然としないんだけど、公式サイト観たら、キーワードは「父と子」。あぁいつもの喜重だ。
そんな訳で今月末が待ち遠しいです。あぁ早く火曜日にならないかな…。
阪急電車公式http://hankyudensha-movie.com/
グッドライフ公式http://www.ktv.jp/goodlife/index.html
阪急電車は関西先行上映だそうです
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なんかドラマっぽくない映像を撮る監督だから、映画とか撮ったら面白いかも知れないな、とか思ってたらいつの間にか撮ってたらしいね。「阪急電車」。今月末公開だそうで、楽しみ。最近映画では連勝を続けているので、ぜひ期待したいね。
予告編初めて観たんだけど、すごく面白そう。彼の映像はやっぱり映画っぽい。しかもいい意味で邦画っぽくない。今の邦画は何観てもなんか、お仕事、って感じで伝わるものが薄いんだけれど、喜重は“見せる”ってことを意識してる気がする。中島哲也に少し似てるな。あとてっきりテレビ局が作ってんだと思ってたら、東宝ってクレジットされてて、びっくりした。もしかするとこれから映画で食ってくのかな。
ちなみにタッグ組んでた脚本家の尾崎将也の方が、一歩先に映画を監督してたりします。よくわかりませんね。『ランデブー!』
去年の3月から何も動きがなくて、寂しかったんだけど、19日からドラマも始まるんだとかで僕は嬉しいです。とても。「グッドライフ」。韓国小説が原作らしい。なんだか釈然としないんだけど、公式サイト観たら、キーワードは「父と子」。あぁいつもの喜重だ。
そんな訳で今月末が待ち遠しいです。あぁ早く火曜日にならないかな…。
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