あら来てたのね〜ん゙ | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

「あら見てたのね〜ん゙」とくれば、都はるみさんだが、

今回は中8日での乙女高原からの「あら来てたのね〜ん゙」である。

本当はもっと奥の山へ行こうと思っていたんだが、

家庭の事情で午後は家に居なければならなくなって、

じゃあ、それならば悩んだ時の乙女高原となった次第。

兎にも角にもサクラスミレ祭りである。

ひとつ

ふたつ

みっつ

う〜んフデリンドウはあんまり増えてないなぁ。

て言うか…

これから…なのですか。

咲いてるのも丈が低い気がする。

今季は。

なんでかなぁ。一株あたりの花の数はそんなに少なくないのになぁ。

よっつ

いつつ

むっつ

サクラスミレも何か花弁が縮れてるって云うか、

ふっくらした感じがないなぁ。

気のせいかなぁ。

ほんとサクラスミレだらけで贅沢だけど少し飽きてきた…

草原はエゾハルゼミの大合唱に包まれている。

だけども声はすれども姿は見えずだ。抜殻だけでも見付けたいなぁ。

あったあった。

その先の木にも。

低い場所にあったから変わった角度で撮ってみよ。

ぉこの辺りにはサクラスミレが固まって咲いてる。

あ〜キマダラヒカゲが現れた。さて、山か里か。

ううむ。これはヤマキマダラヒカゲだろう。自信ないけど。

あゝレンゲツツジ咲き始めてる。

今季の花の様子だと以外に早いって気がするけど。

クサソテツが未だコンナなのに。

日影にひっそり咲くサクラスミレもある。

これはミツバツチグリだよね。筵みたいだけど。

おっ…オオアマドコロかな。

それともナルコユリかしらん。

扨、マイヅルソウの様子はどうかな。

一番下のエリア、チョボチョボ咲いてる。

これは上の木陰のエリアも楽しみだぞ。

何時見ても不思議な花だなぁ。

アップも1枚撮っとくか。精緻で質素で可憐だ。

それに比べてサクラスミレは、

花の王道って気がするな。大胆にして優美。

おや…ミヤマセセリが翔んでいる。

あ〜エンレイソウ残っていた。これは花弁紫だったのかな。

ここでは白花しか見たことないんだけどな。

前回揃って咲いていたのは殆ど萎れ始めているが…

ひとつだけ咲き残ってた。

さーて鶴は舞っているかしら。

お〜良いですな。

天気の良い日に白い花は難しいんだけど、

今日は、ほど良い感じだ。

蟻さん乗っとる。

これにてマイヅルソウ祭り終了。

上手いこと花の時期に合ってよう御座んした。

この上はエゾノタチツボスミレがあるはずだけど…

見渡しても…な…あった。

これだけか。ちょっと少ないなぁ。

観察路の反対側もうひとつあった。

少し上にも咲いてた。

もっとヒョロッて背の高いイメージなんだが、やはり今季は皆丈が低い。

で、そんなこんなで展望場所に着いた。

と…ヒラヒラと優美に舞う蝶が…

アサギマダラじゃ〜〜〜ん。

なんとまぁ、あら来てたのね〜ん゙

ところがどうして吸蜜対象の花が無いからかサッパリ止まらない。

鹿避け柵の上を行ったり来たり。

こちらも開けたり閉めたり…あ……行っちゃった。

辛うじて写せて良かったが残念であった。今年は沢山逢えるだろうか。

改めて富士を眺める。

ズミ(小梨)の花が咲き始めていた。

蕾は色が濃い。

う〜んこのペースだと湿原に行くのは無理かな。

見落とし撮り忘れがないかチェックしつつ草原を降りよう。

でも、サクラスミレはドレを撮ったか分からないや。

レンゲツツジは来週には良い感じになっているだろう。

湿原は木道の観察路には行けそうにないから、

草原の直ぐ下の谷地坊主のそばだけ観ていくかな。

ありゃ…クリンソウ咲いてる。

奥の方で近寄れないけど、期待していなかっただけに嬉しい。良いお土産になった。

ユリワサビが、せせらぎに揺れている。

サンリンソウは少ないな。

なにやら蝶が舞い上がって少し先に降りた。

取り敢えず1枚撮って近づいたら飛んでった。

なんだったんだろう…ヒョウモンチョウの仲間の何かだとは思うんだけど。

そうだ湿原と草原の間の路。どうなってるだろうか。

色んなスミレを多く観ることが出来る場所だが。

スミレは殆ど終わっていた。けど、オオヤマフスマが咲いてるじゃないか。

これからの夏山シーズン、休日は山登りと山歩きどちらにするか選択が重要だ。

充分に準備計画が出来て天候が安定していたら登山だが。そでなければ花探しだが、

上手く花暦に嵌まるかな。