怒涛のような3月後半を振り返ってみれば(いいスッか振り返って)
いささかオーバーワーク気味であった。
地元でもらった風邪のピークが、東京でのほぼ徹夜の現場に重なってしまい、
いやはや、なんとも、申し訳ない有様で…。
当然散歩に行ける筈もなくストレスは増すばかり。
やっとの想いで迎えた十日振りのオフは、
昨日の麗らかな陽射しが嘘のような肌寒い曇天。
前回のオフも雨降りだったので、散歩は三月十六日以来…。
こりゃあきませんなぁ。
でも、山懐から山野草が呼んでいる。
今年はサッパリ花の時期がよめないけれど、行かねばならぬ。
笛吹市は一宮町の古刹へ。
今にも泣きだしそうな空の元、目線は毎年恒例の場所を泳ぐ。
おぅっと、そっかー未だ蕾みだったかー。
でも、時期的に咲き終わっていてもおかしくないのだが…日が射せば開くのかなぁ。
ではでは、お社の周りに期待して…と…ぁ
少し開いてるねぇ。あぁコッチのはかなり良い。
この湿度と明るさじゃ反り返らないのは承知之助だが。
これもマアマアやね。
うんうん。よく探したら結構咲いてる。
色は濃いけど…花粉が落ちてる。昨日逢いたかったな。
こっちのは良い咲き加減だ。今日の雨でどうなるか。
そこへポツリポツリと遂に雨粒。
予想より早いな。急いで引き上げよう。
いつものようにキブシを撮り。渓流を眺める。今日はミソサザイはお預けだな。
あんれまぁ。足元にヒナスミレが。
今探そうとしてたのよ。
えぇ…毎年この辺には余り咲かないのに。
いゃ〜でも、こんな綺麗なヒナスミレの花には滅多に逢えないなあ。
いつもはタチツボスミレかマルバスミレが多いんだけど…あった。ちょっとだけ。
キケマンが咲いてるのはいつも通りだが…咲いたばかりみたい。
雨、徐々に強くなりだした。
毎年ヒナスミレが多く見つかる場所を大急ぎで観るが、
う〜んこりゃ違うな。葉が違う。でも、タチツボスミレと交配してしまったのかも。
結局他にヒナスミレは咲いていなかった。
う〜ん時期的に遅かったのか、急に暖かくなった気候的なものなのか。
これは駐車場所に咲いていた。タチツボスミレね。
毎年ヒナスミレとカタクリが調度一緒に撮れるタイミングには、
隣の畑の白梅がまだ咲いてるんだけど…今年は散っている。
桃は早満開に近いし…近くの宝田さんに教えてもらった、枝垂れ桜ももう散ってる。
なんか地球も風邪を引いてるんじゃないだろか。
帰宅したら、台湾で地震…クシャミにしては大き過ぎる。
もう、大人しくして下さい。お願いします。