獺祭 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

獺祭と聞いて

「あぁ日本酒の話ね」と思ったあなた。呑んべぇですね。

 「二十四節気七十二候の獺祭ね」と感じた人は俳人ですかな。

それにしても、この暖かさを通り越して汗ばむ陽気は何だろう。

その生かどうかは知らねど前夜から体調がイマイチ。

天気予報が雨だったこともあって、珍しく昼近くまで寝てしまった。

ところがどっこい。いい天気ではないか。

ノソノソと起き出して金川の森へ。

ツグミがちらほら地面で跳ねる。春先の風景だなぁ。

シメが季節を見つめている。

おぉキタテハが出現してる。

よくぞ厳しい冬を乗り越えたね。

あゝよく観たら触角が片方折れている。頑張ったんだね。

エナガが活発に飛び交ってる。

近過ぎ。

河原へ飛んで行ったぞ。

凛々しい。

何やら相談している様子。

何してるんだぁ…

巣作りの材料を集めてるんだね。

そんな季節なのね。

体調が上向かず足が重いので散歩のペースがあがらない。

アカハラが居たんだけど気づくのが遅れた。

あ〜茂みの中に入って出て来ない。ここが住処だとは分かってるんだけど。

いつものジョウビタキ登場。

今日は落ち着きがあるね。

あまり場所を動かない。

お陰で、回り込んで羽の模様が綺麗に撮れた。

暖かいから冬鳥ものんびりしちゃうのかね。

シジュウカラ三羽。スズメの群れと一緒に居た。

こちらは落ち着きがない。

まさか土筆は出て無いだろうなと地面を眺めながら歩いてたら、

横からカシラダカが飛び出した。

なんか穏やかな顔しとるな。

隣接した耕作放棄地(?)にキジが。

ずっと枯れ草の中で踞っていて全身が見えない。

食事中か動かな…長閑のどか。

夏にミツバチが巣を作っていた木の洞を覗いたら、カメムシ居た。

クサギカメムシね。

黒い蝶が飛んで行くのが見えた。

ずっ〜と何処かに止まらないか眼で追ったが、随分と遠くまで行ってしまったなぁ。

検討付けた場所へ近づいて探したが見当たらない。

ルリタテハだったと思うんだけど…残念なことをした。

おっ…こっちにも巣作りエナガが。

日当たりのいい場所で蝶々三頭が縺れるように螺旋状に舞い上がる。

テングチョウかなぁ…降りて来ないかなぁ…消えた。

その代わりと言っちゃあ何だが、また身体を温めてるキタテハが居る。

かなり小さいな。

また明日から冷えるっていうけど、気温の乱高下は蝶にも、堪えるだろうな。

横からも撮っておこう。

汗をかいたら少うし身体が軽くなった。

帰宅したら庭の芝桜が二輪咲いていた。

沈丁花も何輪か開いていた。

薫りはなかった。