総じて今季は暖冬であった…と思う。
二月に入ってから雪は降ったけど、
三月四月の陽気になったかと思へば、真冬の寒さに逆戻り。
三寒四温なんて穏やかなものではなく、
気温乱高下という言葉が似つかわしい。
なので、毎年恒例の節分草と三角草も、
「既に咲き始めているんじゃないか」
「いやいや、まだ早いかな」と、さっぱり予測がつかない。
案ずるより産むが易しか。とにかく行ってみよう。
ミスミソウから。
あゝやはり早かったのか。葉っぱはあるけど…
蕾は幾つか見つけたけれど…
斜面も大分崩れていて、流れちゃったのかなぁ。
あ〜やっとこさ一株咲いてるのがあった。
今年も素敵な姿を見せてくれて、ありがとう。
未だまだこれからなんだなぁ。もう一回来ることが出来るかなぁ。
今週末から仕事立て込んで来てるんだよなぁ。
メジロが二羽寄って来て一頻り囀り谷へ降りていった。
そんな穏やかな良い日和なんだけどな。
下りも目線が変わるから、見落としがないか注意して帰ろう。
いつも花を見つける樹の根本に蕾み付けた株二つ発見。
ジョウビタキが通り掛かる。来週じゃまだ早いかなぁ。
それじゃ節分草へ。
こっちも早かったな。
まだ疎らではありますが、
民家さんの裏山で狭いので、却って訪れる人が少ない時期のほうが、
落ち着いて観ることが出来て良いかもしれない。
結局、私等だけで誰にも会わなかった。
これで充分だなぁ。
この花との出会いも一期一会なのだ。
奥の方のミツマタも花開くには未だ遠く。
穏やかな陽射しの元、シジュウカラとヤマガラが飛び回っていた。
おースカスカになった山繭。これも又美しいもんだな。
お別れに三姉妹。
今年も、ありがとうございました。
ココカラ、ハル、ハジマル。