再訪再会 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

前回の散歩から、なんと2週間。

お仕事が途切れないのはありがたい限りだが、

忙しいの文字通り、心を亡くしかねない。

それに例年恒例の三角草詣でが不満足であったから、

それも何とかしなければならない。

洗濯物と格闘してから出発だ。

群生地の入口手前でテングチョウに会う。

暖かいのだなあ。幸先良し。

一番下のエリアでまず一輪。

少し花弁が千切れているけど…前回の後も雪降ってるからな。

上の方にも咲いてる。

お〜前回観た蕾みと思しき花が…

綺麗に開いて散らずに残っていた。間に合わないかと思ったよ。

これ前回のね。

もう一株これも前回開いてなかった。

これ↓がこれ↑だもんな。よくぞ耐え忍んで待っていて下さいました。

ところがドッコイ。その後は思うように見つからない。

急斜面を見上げ見上げ登る。

崩れそうな場所に要約開きかけが。

気をつけないと手前の踏んじゃうから。

う〜〜ん綺麗に開いてるのがないな。

しかも寝てるのが多い…これも雪の影響かな。

これは割と良い方。

オオッ。コイツは花弁が細くて多い。葉っぱも近くにあってナイスだ。

まとまって3輪開いてるのを発見。

これがまた崩れやすい斜面で良い角度に近づけないんだわ。

おっ。その上にも良いのが。

岩に守られても、少し草臥れてるな。

此処、いつ崩れて落ちるか分からないな。

葉がビロ〜ンて下がってる。

上へ登るにつれ、まぁまぁ花は増えてきたけど。

それでも例年に比べると少ないなぁ。

そもそも、三角草って日照時間が大事なのか、気温で咲くのかどっちなんだろう。

調べたら日当たりが大切ってことだから、

落葉に埋もれてしまって花を咲かすことが出来ない年もあるのかもしれない。

これなんかやっと顔だけ出せたって感じだもんな。

あ〜〜上の方に綺麗な奴が…斜面が崩れて近づけないよ。

仕方ないズームで我慢するか。

一番上のエリアへ。この辺例年なら大きな花を沢山つけた株が見つかるんだけど。

五光が差してるぞ。

これは中心にピンクが残っていて綺麗。

こいつは良いね。

贅沢言えば下の二輪がもう少し上を向いてくれたら…まぁ高望みはよそう。

これ以上登ってもダメかな。

日当たりの良い痩せ尾根を崖っぷちまで行ってみるか。

前にそこで何株か観てるし…あぁコイツはちょっと近づけない。

画像だと伝わらないけど、急斜面の調度真ん中へん。

上からも下からも危険。

やっぱり無かった。

では、オメオメと戻りましょう。

クルッと踵を返して歩き出したら、あらっ。

そこに居たの。折角だから色々工夫して撮ってみよう。

不思議な感じになった。が、自然が一番かなぁ。

上の方でもテングが3頭戯れていた。

帰りは檜の造成林の中を覗きのながら。

苔との対比も又良し。

ぁあそこに咲いてるのが見えるな。

下から撮ろうとしたらズルズル滑り落ちた。

ちょこちょこ見えるんだけど近寄りがたい。

無事に降りて参りました。

入れ違いに四人の人生の先輩が登って来たが口々に

「少ない、少ないな」と言っている。

折れて顔の近くまで垂れ下がっている黄色い花。

う〜〜〜〜ん。

サンシュユ…アブラチャン…ダンコウバイだよね。

なんで毎年悩むのだろう。いい加減覚えろよ自分。

最後にもう一度最初に出会った二株をアップで撮って御仕舞に致そう。

来年も逢えますように。