富士の麓で | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

今季一番の寒気がやって来たとのことで強烈に寒い朝。

更に強風も吹き荒れている。

こんな日にわざわざ鳥見に行くなんて酔狂なと思うだろうが、

青い鳥に未だ逢えていない今シーズン、

西湖の野鳥の森公園なら、と思ったしだい。

ところがどうして、やはり強風の影響か、さっぱり鳥さんの姿がない。

それでも、レギュラーメンバーは、いつもの場所に集まって来るみたいで、

ヤマガラさんと、

シジュウカラは寄って来てくれた。

水場でルリビタキに会えた記憶があるんだけど、

あれは春先だったかなぁ…何年も前だな。

あぁ…黄緑色の小鳥が翔んでる。マヒワかな。

後ろの森の中からシロハラの声が…慌てて振り向いて撮ったが。

一応存在証明にはなったが、その後は姿見えず。

真上の枝に何か止まった。

逆光でよく分からないけどシルエットがアトリっぽい。

帰ってから補正したら、やっぱりアトリだった。

約10枚撮りまくった甲斐があった。

水場に来たこれもアトリかな。

松の幹に紅い鳥が…イスカか。

イスカなら、まだ撮ったことがない。

興奮して追うが頭上を飛び越え森に消えた…残念。

マヒワはちょこちょこ現れる。

久しぶりだから嬉しいけど。

小さいから一苦労だ。

なんとか撮れた。

日陰には薄っすら雪があったが、日向は思ったより寒くない。

芝生にはハクセキレイ。

ツグミも出て来た。

ジョウビタキ、遠くて撮れず。

お昼過ぎて腹が減ったので、もうひと周りして帰るかね。

ジッと耳を澄ますもゲッゲッというルリビタキの声はしない。

代わりに轟々と森が鳴る。シジュウカラもそれを避けるように地上へ。

せめて、ゴジュウカラには会えると思ったんだけどなぁ。

ココが駄目なら何処に行けばいいんだろう。