夫婦善哉 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

甲府盆地を吹き抜ける、八ヶ岳颪と呼ばれる季節風は冬の風物詩。

慣れっこになっている筈なのだが、還暦を控えた身には流石に厳しい。

午後から、その風が強く吹き荒れるとの予報なので、

散歩も近場でと、金川の森へ。

再開されたホタル池への給水がやっと此処まで流れを取り戻した。

鳥達も以前のように集まり出している。

キセキレイが来た。

格好つけてウォーキングしているが、

水、冷たッ。

ざっと30羽ほどのツグミの群れが、小寒過ぎてから急に居付くようになった。

今日はサンシュユの実の中で、ご満悦そう。

おっ池から目を離した隙に、シメが降りて来てた。

ツグミも一緒に水浴びだ。

やっぱり水が有るのと無いのとでは、生き物の集まり方に大差がある。

最近レギュラー化したジョウビタキ男子。

今日もサービス精神旺盛で、

よかよか。

ココで失策。アカハラ居たのに気付かず飛ばしてしまった。

行く先を追い掛けて住処の目処を付けたので、次回に期待。

そう云へば今シーズンはカワラヒワの群れを見ないなぁ。

なんて呟きながら橋を渡ってたら…あらまぁ眼の前に2羽の。

なんか仲睦まじき雰囲気のカワラヒワ。夫婦なんだろうか。

やっぱり言霊ってあるんだよね。

こっちのは独り身のシメ。シメって群れてる印象がないな。

シジュウカラ、メジロ、エナガの混群に出会う。

エナガ、近くに来てくれない。

木の幹に止まったメジロ…

あら、こちらも夫唱婦随ですか。

仲良きことは美しき…かな。

おやっ…あっちではツグミが戯れている。

これも夫婦…それとも縄張り争いかな。

繁殖期は春だから、これは多分縄張り争い。

じゃ来たばかりってこと…か。

あ〜遠くにキジが見える。アメリカセンダングサの藪で近寄れないけど。

あ〜これは番だ。雌は見えにくいな。

いや待てよ。冬は雄雌別々に暮らすんじゃなかったっけ。じゃ兄弟か。

それにしては2羽ってのは少ないな。

まぁ夫婦の有り方ってのも色々ありますからな。

他人がとやかく必要もないでしょう。

広い河原にポツンとアオサギ。

世捨て人、仙人のようだ…ぃゃ鳥だから仙鳥か。

一旦帰りかけたらモズが来た。顔に枝被りだ…なんとか移動して、

あー今度は影が調度顔に掛かってしもうた。

悔しいので、もう一度ツグミの群れがいる場所へ。

しかし、一斉に飛び立ってしまった。

数羽が残って落葉を引っくり返してる。シロハラか。

やっぱりツグミだった。

察するに、このツグミは昨年中に到着したやつ。

ここにきて野鳥カレンダーが季節に追いついた感があるが、

どうも今季は納得いかないことが多いなぁ。