シ〜〜ン…… | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

シ〜ンと云っても、新ではなく、心でも深でも真でもない。

「は〜いカメラさん回ってる?じゃいきま〜すシーン26カット3スタートッ」のシーンでもないし。

勿論、生田高校放送委員会9期の小川先輩のことでもない。

 

静かなのだ…里山が。

春日居の長谷寺さんに青い鳥探しい行ったんだが、シ〜ンとしている。

いつものように2周1時間半歩き回ったんだけど、

モズ1羽、エナガ1羽、コゲラ1羽。そして一回だけ微かにルリビタキの声がした。

シジュウカラが居ないよ。ジョウビタキもツグミも居ない。

一体全体どうしたんだろうか。

諦めて帰り際に遠く何か翔んでるのが見えたから、

適当に撮ったらアオジらしき影が写っていた。

ちょっとホッとした。

ホッとはしたが、鳥見ニストとしては物足りぬ。

万力公園に行ってみようかな。

 

ところがね。居ないんだわ。

シジュウカラもメジロもエナガもコゲラもジョウビタキもツグミも。

あーセグロセキレイが散歩してる。

う〜〜ん距離が縮められないな。

ん…草地を何か歩いてる。

あのシマシマは…

ビンズイだな。

ピンクの足も確認。

おっ、枝に飛び乗った。

やっとこさ会えた野鳥。

どうやら天変地異の前触れではなさそうだ。

じゃあ、ちどり湖に。

カワウが居るけど、鴨がいないな。

おや。セキレイが寄ってきた。仲睦まじくお日様に当たっている。

葦の影にカルガモがいた。

もう昼だからね。おー羽ばたいた。こういうの撮れるとテンション上がるね。

オオバンは居るけど渡りの鴨が居ないなぁ…ぁ1羽だけホシハジロ。

う〜〜ん寂しそうだな。

コッチにもジョウビタキの姿がないのは解せぬな。

笛吹川にも鴨や鷺の姿がない…あー遠くにダイサギが1羽見えるけど。

おかしいなぁ…あっコロコロとイカルの声がする。

おぉ…どうせだから、もっと撮りやすい場所に出て来てよ。

ありがとう。充分です。

んじゃ最後に、せせらぎの広場に行って帰るか。ダイサギが居るね。

なにやら食事を物色中。

ぉ石に上がった。鷺の足見えるの新鮮だなぁ。

ふ〜む…大抵ココの芝生にはセキレイが居てさ、

河原の藪にはシジュウカラやジョウビタキ、カワラヒワなんかが居るんだけど…

なんで全然見当たらないんだ。

やっぱり解せん。

ちょいと管理事務所の方へ行ってみよう。

マガモはおるけど、白鳥はどうしたのかな。

なんかさ何処に行っても、この季節らしくないんだよね。

野鳥の顔ぶれもおかしい。

鳥インフルとかも影響してるのかな。

そう云えばこの前、街中でツグミの死体を見た。

鳥の死骸なんて普通は眼に触れるものじゃないのにね。

何かが変だ。

沈黙の冬なんてことにならなければいいが。