振り返る季節 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

気付けば令和五年も、あと十日余り。

速いなぁ……年々加速していく気がする。

そしてリスペクト世代の訃報の多さがメンタルの辛さに拍車をかける。

日常では敬遠されがちの寒波。

鳥見ニストにとっては待ちかねたもの。

今日こそ青い鳥に会えるかな。

結局家事に追われて、愛宕山10時半着。

富士山の冠雪、思ったより少ない。

今年閉鎖された、少年自然の家の屋上へ。

だんだん荒んできたなぁ。

見える景色は変わらないのにね。

キャンプ場へ。

太陽の位置が悪くて富士山は撮影出来ず。南アルプスを眺望む。

来年こそは彼処の峰々へ往くのだ。その為にも体力を維持せねば。

 

扠。肝心の鳥見だが…到着時にメジロとヤマガラに会ったものの、

カメラが冷えていて動作不良をおこし撮れず。

微かにルリビタキの声が聴こえた気がするんだが姿見えず。

ライオン池から水路付近を通ってキャンプ場。

森の中に入って大笠山に登る。

鉄塔付近で微かにゲッゲッとルリの声するも姿現さず。

芝生広場経由へ。やっとジョウビタキの声。

しかし、枝の混み合った高みから降りてこず。

再び水路へ。シジュウカラが近づいてきた。

何かお食事をしていた様子。

おかしいなぁ。鳥の数が少な過ぎる。

ツグミやシロハラどころかガビチョウも見かけない。カラスの羽音だけが時折頭上を過ぎる。

水路と芝生広場の間を何度も何度も往復す。

やっとガサガサと落葉の鳴る音。ガビでもいいや。

お〜シロハラだった。今季初のギョロ目に感激。

しかし、その後はサッパリ何も出て来ない。

あ〜〜〜高ぁ〜〜〜い処にエナガ。

コゲラの幹を叩く音も響いているが遠い…遠すぎる。

アクロバティックなコゲラを眺めてたら、首が痛くなっちゃった。

もう1時だ。今日は年賀状の準備と割り切って帰ろう。

これ、使えるかなぁ。

最後に水路へもう一度。

ぁキセキレイが前を歩いてる。

せめてもと呼び止めたが立ち止まってはくれず。

何を先を急いでいるのか。このキセキレイは先生なのか(師走だから)。

未練がましく、管理事務所から科学館まで周ってきたが、何も会えず。

徒労に終わった…車に戻ったら影からジョウビタキが飛び出した…何だよ。

しかし、それも距離を詰められず。

 

たまにはいいか。