川の流れのように | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

この週末も信濃に赴かねばならん。

それじゃあ冬タイヤに履き替えなきゃだめでしょ。死にたくないしねー。

明日(金曜日)は雨予報だから今日やってまお。

で、午前中が潰れお昼を食べタイヤチャックに行ったら午後2時だった。

そこで久方振りに、石和町と甲府市川田町の堺を流れる、平等川沿いを歩いてみた。

ところがどうして、いつも居る鷺や鴨、鶺鴒らの姿がない。

まぁそのうち何か居るでしょう。

あ〜鴫が居る。

きっとイソシギだな。

あ〜飛んだ、今来た方に。追い掛けて戻る。

追いついたらまた飛んだ〜元居た方向へ。走って追い掛ける。

あ〜また飛んだ。走って追い掛ける…やっと撮れたと思ったら、

あ〜飛んだ今来た方向へ。ゼェゼェ息が切れた。あ〜飛んだ元来た方に…もうイイか。

おかしいなカワウが居ない。ぁ…オオバンも居ないな。

ダイサギは居た。

ん…帰ってから気付いたが嘴に綿みたいのが付いてる…なんだろ。

常勤のマガモは居た。

カルガモも健在。

アオサギも居たけど飛ばれてしまった。

まだ3時前なのに薄暗くなってきたなぁ。

アリアへ渡る橋の上から川面眺めてたら、

川上からカワセミが2羽滑るように翔んで来て、橋の下を潜って通り過ぎた。

慌てて反対側の欄干に取り付くと戻ってきた。

またカメラ構えて反対側に移動したが…見失った。くぅ〜。

きっとこの先の木の枝に居るんじゃなかろうか…以前撮った場所に。

あっやっぱり居ったッ。が、カメラ出す前に飛び去る。

更に奥の枝の込み入った場所に行ったように見えるが…駄目だ見失った。

地団駄踏んでいたら。

対岸からハクセキレイが呆れたように見ていた。

丁度イソシギやキセキレイがよく居る場所なんだが、マガモファミリーしか居らん。

奥でコサギが餌探ししてるのが見える。

首、よ〜伸びるね。

さっきのとは別のマガモカップルも食事中。ヒドリガモはまだ来てないのかな。

おっコサギ何か見付けたみたい。

捕まえた。

それじゃ戻るとしますかね。

ん…急に日射しが戻ってきたね。

メジロとシジュウカラが直ぐ足元の藪に居るのが肉眼では見えるんだけど、

カメラでは撮れないなぁ…ぁセグロセキレイが来た。

けれどゴミの真ん中で萎えるなぁ。

この風で飛ばされて来るのであろうゴミが嫌で此処から足が遠のいたんだよね。

地域の民度が知れるね。

あ〜鴫、イソシギも来てた。

イソシギもお食事timeなのか。

セキレイにとっても良い餌場なんだろう。

あっ、イソシギに追い払われた。

野鳥の世界でも隣の芝生は青いのか。

すっかり、ご満悦だ。性格悪そうだなぁ。

カルガモさんは、お家に帰る時間かな。

あ〜目の前の枝にカワセミ止まった。カメラ〜…もう居ない。くぅ〜くぅ〜。

あ〜最初にカワセミが止まってた枝にモズが。

君が居るとカワセミ来ないんだよな。

わ〜い目の前にツグミ。

着いたばかりかな。痩せてる。

その後時々イソシギやキセキレイに追い越されるが、扠したるチャンスなし。

スタート地点へ戻る。

何も居ないなぁ…アァッ足元からカワセミ翔んだ。

「くぅ〜くぅ〜くぅ〜」涙ちょちょ切れちゃう。

対岸から視線感じる…あぁホオジロか。

背後からはハクセキレイ。コッチが観察されているのか。

今になってキセキレイ来た。夕暮れに似合う。

それにしてもカワセミ悔しいなぁ。

もう一度だけ、よく見るさっき飛ばした場所を観てから帰ろう。

ぇ…何か羽ばたいてるよ。

わぁ〜〜〜居た。ぁ…し〜静かに静かに…そのままで居て。

最後の最後に鳥見の神様がちょっとだけ振り向いてくれた。

ありがとう。振り返れば倖福は直ぐ近くにきっといる。