悔しい | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

1月も半ばであることだし、
そろそろ市内各散歩場所を巡りたい。
週末なので、家族連れの来そうもない藤垈の滝へ。
車を駐めたら、すぐ横の木にシジュウカラ、エナガ。
公園の中へ入った途端にジョウビタキの雄の姿が見えた。
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こりや幸先が良い。
渓流沿いにはキセキレイやセグロセキレイ、ハクセキレイが居るけど、
後回しにしって、上の方の薄暗い茂みの方へ。
今度はジョウビタキの雌が居た。
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うんうん。これならアイツも来ているに違いない。
微かにゲッゲッって声がする…あー来た来た。
藪の中に滑り込んで用心深く藪から藪へ…
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出てこないかなぁ…
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あぁ出ては来たけど。
こっち向いてくれよ…。
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折角向きを変えてくれたのに、なんだこの枝は。
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ぁぁ全然駄目だ。チャントとしたのが一枚もない。
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最後は背景が明るくてアイリスが…。
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あ〜行ってしまった…暫くしたら又戻って来るかな。
こちらも、ウロウロ歩き回って待ってみよう。
おや。あれは…。
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トラツグミかな。追っかける。
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これは良い出会いであった。嬉しい。
梢にキツツキの影。逆光なので真っ黒だが、
大きさからするとコゲラではなくアカゲラっぽいな。
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渓流に目をやればセグロセキレイだ。
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キセキレイも居るね。
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おやっ…あれ。
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河原の草叢の中に五羽くらい群れてるのは、
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ビンズイ…かな。
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枝に飛び上がったのを観たら、やはりビンズイ。
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ここには一年中居るんだな。
シロハラも枝に居た。そういやツグミが見当たらないな。
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かれこれする内に何度もさっきの場所を気にしているんだが…
ルリビタキは戻って来ないな。
あーヤマガラの声がする。
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10時過ぎに着いて、もうお昼だから帰るか。
セグロセキレイは番だったんだな。
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ジョウビタキは戻って来た…けど、もういいや。
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コロコロ ビィ〜ヨとカワラヒワ。
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ルリビタキがチャント撮れる迄、散歩は此処へ来よう。