翻弄 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

数年に一回の大寒波に震え上がっていたら、
なんと今日は、三月の陽気だという。
朝は氷点下で午後はポカポカ…調子狂うわ。
久々…今年初の春日居の山の古刹へ。
日陰にはガッツリ雪が残っているなー。
参道の石段を登れば、薮中にカシラダカ。
上空にイカル。途中車窓からはジョウビタキも見えた。
本堂前へ辿り着いたらエナガの群れが先を行く。
追いかけたらメジロも混じってるな。
頭上からコゲラの声。
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小枝が多くて撮りにくいなぁ。
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おぉ。目的の鳥影。
が、追えど追えど遠ざかる。
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やっと追いついたと思ったら、本堂の影から上の藪に消えた。
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倖福に似ているよ。
それでは、一番上の学校林観察小屋まで登ります。
う〜ん居ない…何回か此処でもルリビタキに逢えたことがあるんだが。
もう少し奥に行ってみるか。ちょうど本堂の真上だから。
あー居た。
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微妙に藪の影だったり逆光だったりで、
撮っては近づき、近づいては撮り戦法が通用しない。
あー又下の方に行っちゃった…戻ろう。
お昼近くなって、温かくなってきた。
おっ。テングチョウが居るよ。
翔んで時でないと分からないよね。
止まった場所から目線を外さないように近づいて…と。
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開いた開いた。
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余りの暖かさに出てきちゃったんだね。
身体温めたら、冬ごもりに戻った方が良いよ。
そんなこんなで本堂前へ戻ったら、エナガの群れも戻って来てた。
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おっと。アトリが居る。
一羽だけだけど…今季初アトリだ。
クッソウ…枝が被ってて撮れない。
悔しがっていたら、ゲッゲッって下品な声がする。
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コイツも戻って来てたのか…あぁ又遠ざかる。
あざ笑うかのように遠ざかる。
悪女に翻弄される宿命なのか。そんな瑠璃子に…。
今日はエナガにも遊ばれてる感が強いなぁ。
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せめて、アトリだけでも撮りたいなぁ…おぉ見っけた。
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アトリは近づいても逃げなかった。ありがとう。
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枝被りのないアングルを探す余裕も有ってメデタシメデタシ。
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今日はエナガは遊んでくれないので諦めて帰ろう。
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と、キセキレイが池に出てきた。
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氷の上を歩く。
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さながらスケーター。
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氷面鏡に写った自分にウットリしている。
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最後にナルシストのキセキレイに会えて楽しかった。
今は一年で一番寒さ厳しい時期だけど、
もう少しの辛抱で、必ず春は来る。
BESTは手に入らなくてもBETTERを探そう。
○か×でなくて、少しでも角の取れた△を目指そう。
それ迄、なんとか乗り越えよう。