春の水 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

暦の上では春だけども、本当は一年で一番寒さが厳しい時期のはず…
なんだかなぁ〜過ごしやすいんだけど、漠然とした不安がある。
さて、祝日の散歩は何処に行こうか迷うが、あまり人気のない場所が良い。
久しぶりに、春日居の山の中の長谷寺さんへ行ってみっかな。
P2110002.jpg
途中、山の斜面の桃畑九十九折農道から綺麗に富士山が見えた。
最近風が強い日が多かったからか、
P2110003.jpg
山繭が其処此処に落ちている。
P2110004.jpg
参道は日当たりの良い石段だから、
間違ってスミレかキランソウなんか咲いてないかと期待したが、
オオイヌノフグリさへ見当たらない。
本堂前にはツグミが跳ねていた。
P2110005.jpg
うん。何やらコロコロ鳴き声がする。
野鳥…イカルかカワラヒワかと思ったが、
声を頼りに近づいてみたら…池からだった。
P2110008.jpg
あら〜カエルの卵がもうあるよ。
声の主はヤマアカガエルか。
しまった不用意に近づいたから、一斉に水底の泥に潜ってしまった。
仕方ないひと周りして来るか。
P2110010.jpg
だけど、山繭以外何も見つからない。
P2110012.jpg
ミツマタも未だ綻んでもいないし、蕗の薹も出ていない。
エナガは遥か高い枝の上。チラッとジョウビタキ。
ルリビタキに至っては居る雰囲気もない。
テングチョウ、キタテハ、ルリタテハなんかが出てきてもいい陽気なのに。
そろそろカエルも落ち着いているかと戻ったが、
P2110013.jpg
う〜ん。鳴き声しないし、水面に波紋も立たない。
P2110014.jpg
下の大きな池はどうかな。例年こっちでカエルはあまり見かけないけど。
あら、あった。
P2110017.jpg
卵嚢中でなんかもがいてる。
あ〜小魚だ。食ってるのかな。
P2110018.jpg
んんん〜やはりカエル撮影が諦めきれん。
本堂横の池でもう少し粘ろう。
池全体が見える場所でジ〜ッと待つ。
ぁ出た。
P2110021.jpg
直ぐに引っ込んだ。
でも、呼吸のために又出てくるはず…
むむ、別の場所で水面揺れたぞ。
P2110023.jpg
10枚撮ったけど、ブレたりピンがきてなかったり、
結局まともなのは最初の1枚だけだった。
近くで撮りたくて、もいち度探したが、見当たらなかった。
この辺だよなーって最後に適当に撮ったら…
P2110034.jpg
あらら帰って、よくよく見たら顔は隠れてるけど写ってんじゃん。
でも、水温むには、まだ早いよね。