寒明ける | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

豆撒いて、年の数だけ食べて、春を迎えた。
いつも観察会を行う、愛宕山に、
残念なニュースが飛び込んできた。
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さてさて、どうなることやら。
だからって訳ではないんだが、その愛宕山へ。
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富士山は見えないが、南アルプスはクッキリ。
水路には金魚。二月にしては暖かいなぁ。
メジロとシジュウカラが木立の影に認められる他は、
カラスとヒヨドリ、トビの姿しかない。
芝生広場で仕事の電話を受けていたら、
目の前にジョウビタキの雌がやって来た。ククッ。
久しぶりに大笠山に登ろうっかな。
ん、枯葉の上で、なんか動いた。
オオハナアブ。よっぽど暖かいんだね。
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頂上でキタテハかテングチョウが出てきてるかと期待したが、
冬尺蛾以外何もいなかった。
シジュウカラとツグミがちらり。
梢の高みにエナガ。
ひょっとしてカナヘビが日向ぼっこしてるんじゃないかと、
期待したが見つからず。
キャンプ場へ。ここも意外と静かね。
ぉ…ゲッゲッて微かに聞こえる…居たっ。
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ちと遠いけど、近づいてみる。
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あぁ見失った…。
暫く耳を澄ませ目を凝らし…
あ〜奥に居るね。ガサゴソ藪へ入るよ。逃げないでね。
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歩くたびにベキベキ枯枝が鳴るが驚かないでくれ。
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めんこいルリビタキの雌。
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目論見とは違ったけど大満足である。
では、気楽に時間まで芝生広場下の九十九折を彷徨こう。
シロハラが時々ガサガサしてる。
あ〜〜〜あれはツグミかなシロハラかな。
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ありゃ〜トラツグミだよ〜。ラッキー。
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これは思わぬ贈り物だ。
ヤマガラの声がする。ぉあんなトコに。
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ありゃ何か赤っぽい鳥影が飛び上がった。
ホオジロかな…イヤ。
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おー狙ってたルリビタキだ〜。出て来てくれて、ありがとう。
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暦の上では寒が明けたが、実際寒いのは、まだこれから。
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でも、春はそこまで来てる。
まぁあまり暖か過ぎるのも考えもんですが。