春の嵐の最中に書いています。
日曜日の朝、起きたら思ったより空が明るい。
天気予報で確かめると午後3時くらいまでなら、雨は降らないもよう。
ヨシッ。洗濯をして、金川の森へ。
ムラサキサギゴケが広がっていた。
おぅ、キショウブも花が増えている。
なんか難しい顔したシメ。ぁいつもか。
ヤマザクラは未だ花盛り。
例年と変わらぬノジスミレ。
それを愛でるかの様なツグミ。まぁ餌探ししてただけですけど…。
イタドリがツンツクツンっと芽を出した。
アケビに花が付いた。
春本番だなぁ。
これは何桜だ。上向き白い花で葉が出てる。
オオシマザクラ…んーカスミザクラが近いかもしれん。
ヤマブキはこれからかな。
あ〜ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリに混じって、
ツクシが沢山出ている。
互いに覇を競っているようだ。ツクシ優勢か。
なかなかどうして、ヒメオドリコソウも負けちゃいないな。
ミニマムな春をお届けしています。
またまたアケビ。
じっくり観ると面白い花ですな。
すかんぽの小さな花が風に揺れている。スイバね。
根本にベニシジミ。
幼虫の食草がスイバやギシギシだから、卵でも産みにきたのかしら。
〜閑話休題〜娘さんを職場へ送るために一旦帰宅しまーす。
扠。散歩に復帰だが、折角、石和温泉駅の近くまで来たから、
春日居の長谷寺さんへも行ってみたい。
裏の簡易舗装林道から登る
イカリソウがあった。
でも、ニリンソウは葉っぱばかりで咲いてない。おっかしいなぁ。
イチリンソウは咲いていた。
でも、二輪だけ。二輪草がイチリンもなくて一輪草が二リン。
ずっと下見て歩いてたら…あやっ枯葉が歩いてくる。
ガ。蛾だ。形はシャチホコガみたいだが。
本堂に上がったら例年通りジュウニヒトエ。
でも、少ない。毎年咲いてた場所が資材置き場になってる。
池にはオタマジャクシ。
あーこれなんだろ。
トウダイグサかと思ったが、なにかの木の実生みたい。
タブノキっぽいけど。
タチツボスミレは秘めやかに。
それじゃ山道を下るか。
おーコミスジだー。
今季初コミスジ。嬉しいねぇ。
ヒオドシチョウ出たー。
お、ミヤマセセリか。でも羽開かないな。
普通のセセリチョウみたいじゃん。
懸命に花を探すが、猪に掘り返されたか鹿に食われたか…ない。
あー前回に見つけたシュンランだ。まだ花がある。
これも前回見つけた株だ。
春蘭三兄弟見つけ。少し藪の影にあった。
あーまたヒオドシ。さっきのと同個体かな。
羽の模様と傷み方が違うね。別だね。
では参道の石段を登り返します。
タネツケバナにキランソウ。
キランソウが広がりだすと春本番。
あ〜ルリタテハ〜。頭上を飛び越え…あ〜見失った。
残念惜しいことをしたと、トボトボ下を向いて登っていったら…
オー。待っててくれたの。
あーアレなんだ。
糞だフン。大きさ形状からして猪のだろうな。
ミヤマセセリらしいミヤマセセリが居たぞ。
上り詰めたら少し風が冷たくなってきた。
バイバイ。ノジスミレ
アマドコロも咲いてたけど、急いで帰ろう。
とはいへ途中で離脱したから、金川も気になるじゃんね。
ん〜いつもココには白い菫…が咲くんだけど。
タチツボスミレしかないなぁ。
でも、綺麗だからいいや。
もうクサノオウがこんなに沢山咲いてる。
しゃがんでファインダー覗いていたら奥で何か動いた。
あら、いつもココに居るキジだ。
いつもの場所のシロバナタンポポ。
なんか年々色が黄色になってきた気がする。
これは2012年に同じ場所で撮ったやつ。
おっと足元から何か飛び出した。
藪に潜るのを目で追って…うむ。チッチッチッチッ鳴いている。
ビンズイだろうか。
マガモの夫婦、身だしなみを整えるのに忙しそう。
いよいよポツポツきた。
空気が冷たい。ベニシジミも動かない。
残っているヤマザクラも、週明けには散ってしまうだろう。
コナラかな。どんぐりの木にも花が咲き始めた。
春の嵐が、嫌なもの全て吹き払ってくれたらいいのに。