泰然自若でありたい | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

泰然自若:落ち着いていてどんなことにも動じないさま。

心の内はかなり動揺している。
親戚の某フリーアナウンサーも感染してしまったようで心配。
親も心配だが会いに行く訳にもいかない。
自分なりに、今出来ることは何かと自問自答する。
いざ始めようとすると、どう手をつけて良いか分からない。

笛吹市は御坂の檜峰神社へ今年も花探し。
道行き桜が咲いていなくて、あーこりゃ早かったなと想う。
ヒナスミレだ。これが咲いてるってことはヤハリ早かった。
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ごくノーマルなタチツボスミレ。でも嬉しい。
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カタクリもあった。いつもよりかなり下のエリア。
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流石、早春の妖精。
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透明感のあるピンク色が清しい。
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時折冷たい風が吹き抜ける。
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上手く風を避ける場所に咲いているなぁ。
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ここで息子君(また一緒かよ)が、ある発見。
ちょいと苦手な方もいるかもしれないので頁末で。

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親父はカタクリに夢中でまるで気付かず。
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再びヒナスミレ。
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これは葉が後から出てきているから、アケボノスミレかな。
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またヒナスミレだ。エイザンスミレが見当たらないなぁ。
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ヒトリシズカも出たばかり。
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早かったのは確かだが、
今日来たから、このカタクリには逢えたわけだよな。
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そう言った意味では、どういう目線で時間を捉えたら良いか、
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季節感ってどう云うことなのか再考の余地ありだな。
あーあったよエイザンスミレ。
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よく見れば蕾や葉っぱはあるんだよな。
一週間か十日で季節は驚くほど進むからね。
およよ。クルミの殻が沢山落ちてるよ。
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きれいに半分に割れている。誰の仕業かな。集めといて食べたのだろうか。
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扠と峠までは行くつもりもなかったので、作業道から周って下りますか。
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ポツポツとカタクリだけが咲いている。
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山道を下っていくと季節が進んでいく。
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アケボノスミレがまとまって咲いてた。
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春は曙。
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こっちはアカフタチツボスミレかな。
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これはヒナスミレか、ゲンジスミレか。
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葉の裏の色を確かめたが…微妙だな。
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おーエイザンスミレもあった。
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毎年この辺に咲くんだよなーって見当は付けていたが、
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逢えると嬉しい。
おっとこいつはどうだ。
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葉の裏がハッキリ紫だ。ゲンジスミレだね。
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境内まで下りて参りました。
ミヤマネコノメソウ以外は目立ったものはなし。
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ミソサザイの声も聞こえないからもう帰ろう。
途中の渓流沿いに花探し出来る場所があるから、そこには寄っていこう。
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ツルネコノメソウが飛沫を浴びていた。
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此処に居るとキット免疫上がるな。
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猛毒の代名詞ハシリドコロは咲いている。
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ヤマエンゴサクもあった。
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エイリアンの集団。未だ数は少ないな。
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おーヒゲネワチガイソウ。
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ミヤマネコノメソウも。
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ミツバコンロンソウか。蕾だ残念。
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足元をよく観たらユリワサビ。
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沢山咲いてた。
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気付かずに踏みそうだった。
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お目当ての一つエンレイソウよ〜くよく探したが、芽しか見当たらない。
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残念だけど諦めて帰ろう。
車に乗り込んで走りかけたら、眼の端っこエンレイソウらしき姿がチラリ。
探してたのと反対側の渓流と反対側。念の為確かめるか…
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エ〜〜〜ッ咲いとる〜。
諦めていたのに、神様が其処にそっと置いてくれたみたいだ。
感謝感謝。山川草木悉皆感謝。じゃ帰るか。
暫く走ったら…ん、左の車窓に白い何かが点々と流れてく。
バックバック。
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ありゃ〜ミヤマカタバミだ。
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ここで出会えるとは。今まで何年も気付かなかった。
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草木国土悉皆感謝。
では、ついでと云ってはナンですが、
毎年桃の花と菜の花を楽しみに訪れている場所に、
オドリコソウが沢山あるので、咲いているか観ていきます。
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やぁ今季はいつもにも増して多く咲いている。
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ここは例年より暖かいんだろか。
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では、此処から下は、山の中で見付けた
カモシカの死体の画像がありますので、見たくない人は見ないでね。
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息子「父ちゃん、足がある」
私 「はぁ…足…」
息子「脚だよ。ホラ何で気が付かないの」
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おーカモシカの脚だ。蹄が生生しい。
私 「熊が引っ張ってきたのかなぁ。近くに熊居るかもしれないから注意しよう」
息子暫く眺めてる。私、カタクリ探し撮影。
息子「とぅ〜ちゃ〜ん、何で見逃したんだろ。全身ある」
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おぉ。髑髏の角がカッコイイぜ。
此処で息絶える原因が見当たらないので、
何処かで滑落して弱る〜熊が捕食持って来て隠す〜狐や狸もホジくる、鳥も来る〜
ウジが湧いて、それを又食べに来るのもあって〜。そんなとこかな。
酷い汚いって感じる人もいるかもしれませんが、
これが生命を繋ぐってこと。
綺麗事だけじゃ自然は語れません。ね。