残春2020 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

今年はいつまでも風が冷たいな。
日中の陽射しは春を通り越して初夏のそれなのに、
北風が吹くと体感は冬。
だからなのか、桜も桃も早く花が咲いた割に随分散らずにいた。
扠。今季の桜巡りも例年恒例の〆となる。
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山梨市牧丘膝立の天王桜、もう何年通っているんだろ。
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昨年テレビ朝日のドラマ「やすらぎの刻~道~」に登場してしまったので、
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もしかしたら物見遊山の人並みが押し寄せるかと思ったが、
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新型コロナウイルスの騒ぎで、人っ子一人居なかった。
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ぁホオジロ一羽いた。
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花は散り始めており、
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少し密度は薄くなっていたが、
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今年もお互い無事に逢えたことに感謝しつつ、
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桜に語りかけながら歩いた。
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そうそうこの橋は元から在ったわけではなかった。
個人的には少し邪魔だな。
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桜の足元には今年もワサビの花が咲いており。
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垂水に陽光が綺羅綺羅と輝いて、
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正に名残の春の趣。
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あぁクレソン(オランダガラシ)も咲いている。
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桜の満開には間に合わなかったものの、
此処には楽しみな野の花も多い。
まず、ツクシでしょ。
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それからニリンソウね。
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ん〜ニリンソウ少し少ないな。
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ニリンソウには少し早かったか。
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ヤマエンゴサクは全然ない。2017年にゴッチャリあったのに。
コガネネコノメソウもチョットしかない。
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好きなんだけどね。
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このチッサさがさ。
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数少ないからジックリアップで撮ろう。
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あっコッチにはミヤマネコノメソウがある。
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ううむ。桜は早いのに地に咲く花は遅いのか。
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そう車へ戻る途中古社の石段に、
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キランソウがしがみついてたが小さかったな。
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ヒナスミレが、ちょっぴり咲いてたが、
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少し縮こまって見えた。前はもっとあったよなぁ。
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そう云やムラサキケマン殆どなかったし、
ミヤマキケマンもコレッポッチだった。
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ここで息子くんが「何か匂う」って言う。
言われてみたら柑橘系のような山椒みたいな。
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コクサギね。1人で来てたら気付かずに通り過ぎてただろう。
当たり前にワサワサ生えてるからね。
さっき川下からカワガラスが飛んで来たけど、見当たらんし、
キセキレイが飛び回ってるけど、
腹が減ったので(最近コレッばっかだな)
すぐ背後の津島神社へ登って、おっきいミツバツツジ見てから帰ろう。
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オッ。ウグイスが鳴いた。
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未だたどたどしい。
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そっかー。此処は未だ早春。
でも、気持ちは季節が早く進んで欲しい一心。
じっくり何のわだかまりもなく春を送りたいよ。