トリとりゾメ | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

明けまして 
   おめでとう 
      ございます。

新年からありがたいことに、お仕事頂きまして、
それも連日の午後出勤であったので、
青春の散歩場所、生田緑地へ。
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シジュウカラが出迎えてくれて、薮の中からはウグイスの地鳴き。
ガビが煩いが、まぁいっか。
鳥見始めと意気込んで歩き出したが、直ぐ息が切れた。
そうね。ほぼ3ヶ月フラットな場所しか歩いてない。
リハビリと思って3kgちょっとの負荷を背負ってはきたが、
それにしてもだらしない。
鳥見の方も、幸先良しと思ったが、その後サッパリ。
チョコチョコとメジロだけが顔を出すが忙しなく通り過ぎるばかり。
おかしいなぁ。ヤマガラどころかシジュウカラの姿も見えない。
エナガが梢の高みにチラリ。
ルリビタキはおろかジョウビタキさえ居ない。
ガサガサっていって振り向けば全部ガビチョウ。
あ〜やっとシロハラが出てきた。ププププって声はしてたけどね。
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枡形山から谷間の散策路で息も絶え絶えだが、
頑張って梅園の方へ。
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やっとコゲラに会う…
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けど、アオゲラもアカゲラも見当たらない。
池にもなぁ〜〜んも居ない。
梅園の上に到着も、ココでよく見るアオジやルリビタキの姿はなく、
隣接するゴルフ場にエナガとシジュウカラが見えるだけだ。
あ〜〜上の方にツグミが居る。
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おぉやっと、まともに、メジロが撮れた。
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この辺り、よくアオゲラが居るんだけどな…居らんな。
谷間の散策路に取って返すも、一度だけエナガが寄って来ただけ。
そんな時に限ってトイレに行きたくなったりする。
今日はアカンな。
年の始めから、これでは思いやられるので、次の日も出勤す。

この日は生田でチョットした所用を足して、
西三田団地を横目に、いつもと反対側からアプローチ。
そうだ、庄野潤三先生の御宅が近いから、横を通って行こう。
結局、長沢浄水場の周りを回って30分の回り道。
梅園の方から入る。扠どうかな。
あ~〜〜ッルリビタキらしき影が道を過ぎって消えた。
惜しい。
ぉ。道端でアオジが二羽餌を摂ってる。
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夢中でこちらを気にする様子もない。
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人間の方も、普通は、このアオジに気付きもしないだろうな。
二日目は撮れる撮れないは別にして、
チョコチョコと鳥が現れてくれた。
谷間の散策路では、シジュウカラや
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ヤマガラに会えた。
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でも、ルリビタキは声も聞こえないんだよね。
仕方ないか。
おや。遊歩道の直ぐ近くに蹲ってるキジバトが居るよ。
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暫く見てたがジーッと動かない。どうしたんだろうね。
では、枡形山を越えて戻ります。
やはり小鳥達の姿は少ないなぁ。
ウグイスの地鳴きは多く聞こえるけど…あぁ大きなキツツキのドラミングが聞こえる。
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アオゲラに最後に会えた。
思うに任せない鳥見始めであったが、
思うに任せないのが、当たり前。
そう、世の中すべてがね。
そう想ったら少し気が楽になった。