まるで真夏の様な日射しがジリジリと照りつける。
でも、風は涼しい。
ツルボが木陰で揺れていた。
一週間前には影も形もなかったのに不思議。
ハッカもまだ咲いている。心なしか辺りにミントの香りが漂う。
ツユクサが真夏より生き生きと綺麗だ。
ママコノシリヌグイもよく観察すると、なかなか綺麗。
ツクツクボウシやミンミンゼミも鳴いている。
樹の隙間や、
虚にクワガタの姿も見える。
まだ夏なの。それとも未練。
樹液にルリタテハとクロカナブン。右下にはコクワもいる。
ルリタテハを表・・・ぃゃ裏ぃゃぃゃ表から・・・地味。
これも地味だけど・・・ヒメジャノメ。
こっちはヒカゲチョウ。
コチャバネセセリが居った。
コミスジや
ヒョウモンチョウ類も飛んでる。
羽が一枚無いキタテハ。
それでも元気に頑張ってる。
ウラギンシジミがのそのそ地面を歩いていた。
秋が来る前に、皆もうひと踏ん張りってとこか。
相変わらずアカボシゴマダラだけは居るな。
何も居ないよりまし・・・って考えるか、排除すべきって考えるか、
微妙・・・。
あぁヒガンバナが咲いてる。
暑さ寒さも彼岸までとは、よく言ったもので、
多少の前後はあるものの、必ず咲くもんな。
ノブドウの実が色づいてる。
この色のバリエーションは虫が入ることで変わるんだそうです。
本来は白なんだって。
あらァ聞き覚えのある鳥の声がする。
イカルだー。なんで。
確かに渡鳥ではないから居てもおかしくはないが、
真冬に群れで山からやって来るイメージ。奥山で何かあったのかなぁ。
台風が過ぎたら、
空気がかき混ぜられて一気に季節が進むだろう。
今季は、どんな秋に出逢えるのかな。