瑞牆山 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

挑戦、山梨百名山。その38座。
瑞牆山である。本当は夏に登っておきたかった。
だが、降り続く雨。たまに晴れたら仕事・・・。
安定しない天候にビビる私・・・。
このタイミング逃すものかと、前夜決意す。
瑞牆山は、今まで登った山よりワンランク上の岩山ってイメージだから。
いざいざ。10時半に、みずがき山自然公園植樹祭跡地をスタート。
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うぇ~アソコに行くのか~。既に怖気づく私。
洗濯物を干してきたから、予定より1時間遅れているのだ。
林道をテクテク終点まで歩いて不動沢から不動滝を経て、山頂へ。
帰りは富士見平へ下りる周回コースなのだ。
予定時間は5時間半。高低差910m距離は約9kmだ。
おっハナイカリが沢山咲いているぞ。
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これはイヌヤマハッカか。
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キツリフネやトリカブトも見える。
どうしようかなぁ。この後も何処かで咲いてるかなぁ。
今撮らんでもいいだろ。あっ・・・。
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アケボノソウだ。今季は見られないと思ってたから嬉しい。
しかも、前に初めて見たのは八ヶ岳自然園だから、ほんとに自生してるのは初めて。
林道の終点から、いよいよ登山道に。
まずは不動滝を目指すのだ。
シャクナゲだらけの暗い渓流沿いを黙々と登る。
岩場のジメッとした場所にダイモンジソウが現れる。
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よく道の駅なんかで売っているのを見るが、
実際咲いているのは初めて。
おっとこれは、ヤハズヒゴタイか。
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それとも、ナンチャラ トウヒレンかな。
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シャクナゲにこの季節に蕾・・・と思いきや虫こぶだぁ。
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しかも、ちょっと綺麗。
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ゴゼンタチバナやツバメオモト、オサバグサなんんかの葉が沢山ある。
やっぱり初夏にもう一回かな。
不動滝に着く。
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水量は少ないが、その分真下まで行ける。
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そうこうしてキノコなぞ眺め、
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鎖場を登り、富士見平からの道が合流して、
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ヒィヒィ言いながら、頂上に着いた。
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約二時間半はコースタイム通り。ここは日本百名山。
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弘法岩が眼下に見えるよ。
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霞んでいるが眺望があるよ。良かった。
お隣の金峰山でしょ。
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右にパンしてゆくと富士山。
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神々しい南プス。
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八ヶ岳。裾野が広いなぁ。
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さて、お昼をすませて、富士見平小屋方向へ下ります。
アキノキリンソウが揺れている。
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今日は他に登山者がとても多い。
でも、ルートを外れたり、前の人が鎖場を下りきってないのに、
取り付いてしまう人がいたり、ちょっとマナーが悪いなぁ。
危ないなぁ。
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これは何の花だろう。フクオウソウかな。
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標高が下がってくると、再びダイモンジソウが。
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キノコも増えてきた。
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ジャンボ森のエビフライ。何の食痕だろ。
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小川山への分岐点。来年は行けるかな。
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富士見平過ぎたら、水場にセンキュウ・・・かな。
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マルバダケブキが増えてきた。
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マムシグサの実が真っ赤に熟れている。
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林道に出て舗装路を歩くんだと思ってたら、道があった。
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あ~彼処までいったのだ~。と思うと感慨深いな。
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か細い鳥の声が頭上から聞こえたから、
見上げたら。
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おーゴジュウカラだ。
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やっと鳥にも会えた。
少し暗くなって来たので急ごう。時刻は15時半。
これは何の跡だー。もしかして・・・。
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これは赤松かな。不思議な生命体みたい。
枝が触手のようで、今にも動きそう。
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キツネノチャブクロがあったので、ポフポフと胞子を飛ばして遊んだ。
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林道に出たら、トリカブトが咲いてた。
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日当たりがいいからだな。足元を見たらアケボノソウも。
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こうして五時間半かけて帰着。
思ったよりキツくはなかったが、もっと早い時間に登り始めないといかんな。
今度は息子と夏に来よう。暑いとキツイだろうけど、
花はもっとあるだろう。