みすずかる信濃 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

 この週末は仕事で小諸へ。
小諸といえば、青春の日々あこがれた街。
言わずと知れた、小山田いく先生の
「すくらっぷ・ブック」の舞台である。
昨年いく先生の訃報を聞いて慌てて訪れた、その街で、
お仕事ができるとは、これも何かの縁でしょう。
一日目が終わり、
いく先生所縁のお店で一献傾けることも出来た。
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翌朝は少し早起きして、
仕事場のある乙女湖公園を散策してみることにした。
早速で恐縮だが、素晴らしく綺麗なジョロウグモが居たので、
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雄の蜘蛛も微かに写っているんだが、お分かりだろうか。
「小諸わが想い出」の歌碑。
そうそう永さんは小諸に疎開されていたんだった。
もう亡くなって一年過ぎてしまった。
刹那いけど不思議な御縁を感じるなぁ。
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野鳥の森って看板があった。
行かん訳にはいかん。
オケラがけっこう咲いてる。
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ヒヨドリバナも残ってる。これなんか蕾だし。
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これはセンキュウだと思うんだが、
葉が虫に食われて殆ど無くて・・・ハッキリしない。
それにしてもヤブ蚊が多いなぁ・・・
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これはソバナ。
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こっちはツリガネニンジン。
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ワレモコウも揺れていた。
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ミズヒキも。
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なかなか浅間山がスッキリ見えないのが不満。
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そして飛び交う赤とんぼ。
ミヤマアカネ。
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アキアカネ・・・たぶん。
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ん~ノシメトンボかな。
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これも・・・いゃあ・・・リスアカネかな。
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最寄り駅は小海線の乙女駅。
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昔ここの入場券が流行った時期があったなぁ。
ここで、並行するしなの鉄道が分かれていく。
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ここでやっとスッキリ浅間山が見えた。
やっぱり登ってみたいなぁ。
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さて、仕事しなきゃ。と、踵を返したらバス停が目に入った。
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このイラストも、小山田いく先生のだ。

無理矢理かもしれないが、
至る所に必然を感じた。
蛇足だが、僕が最初にIターンを目論んだ先は、
小諸、なのです。