ギリギリ時期を逸してしまったかもしれないが、
あの花に会いに行くことにした。
しかも、結構気軽に訪れることが出来た場所なのに、
公共事業(これについては言いたいこともあるが)のアオリで、
ちょっと手間(山歩き1時間程)がかかるようになってしまった。
なので、くれぐれも滑落等、事故を起して社会に迷惑を掛けないよう、
心掛けていきましょう。
登り始めにあったツクバキンモンソウ。
ぉ…ヒメウズかな。
いやいや違うな。コンロンソウかな。
ヒメイチゲ、トウゴクサバノオなら花弁５枚だし…
葉がもっと丸けりゃ、チチブシロカネソウなんだけど。
ヤマクワガタにも似てるよなー。
分かんねーよ。
ガレ沢にネコノメソウ生えてる。
あー直ぐ横にエンレイソウ。
奥のヤツ。
その先にも２つ並んでた。
いやー良いのに会った。が…目的の花ではない。
お…ワチガイソウだ。
あ…こっちはヒゲネワチガイソウ。
ツルシロカネソウだ。濡れてるけど。
稜線に出た。エイザンスミレだ。
ユキザサは当然ながら蕾。
こりゃアケボノスミレかな。
タチツボスミレやアカフタチツボスミレ、
濃いも薄いも点々と咲き、
エイザンスミレも白いのピンクの様々咲くが、
目的の花ではない…そろそろ到着。
あるならこの辺りなんだが…。
あったぁ〜樹の根元に隠れるように。
雨に打たれて汚れてるけど、もう他にはないかな。
皆、花弁が落ちてしまってるけど、
なんとか会えた。会えただけで充分だな、今年は。
感謝感謝。ありがとう。
じゃ帰ろう。いつもなら此処から車まで10分掛からないんだが…。
だいぶガスってきた。
マムシグサもしとどに濡れ。名前の由来、これはよく分かるね。
クサボケはだいぶ咲いてるが、ツツジ類は未だまだだな。
白く大きな目立つ花がボトボト足元に落ちてる。
見上げたらヤブデマリ。
シロバナヘビイチゴは沢山咲いてる。
ぉ、クリンユキフデだ。
探したら結構咲いてる。
往きは気付かなかったのにね。
緑の中からヤマガラの声。
ヒガラも…遠くて…コガラかも。
グルッグルニョキニョキ。ヤマドリゼンマイかな。
下りてきたら、日が射してきた。
緑が折り重なりが美しい。
林道まで下りたら、ミヤマキケマンがあった。
オオツクバネウツギ咲いてる。
あぁこんな場所にラショウモンカズラが。
そうだ。芦川のすずらん群生地が近いな。
今週末に予定されてた「すずらん祭り」は中止になっちゃったけど、
ちょっと様子を見に行こうかな。
あ〜少ししか咲いてないよ。今季はやっぱり野の花が全体的に遅いな。
マイズルソウもちょっぴり。
エゾノタチツボスミレもあんまり咲いてない。
ラショウモンカズラだけがワンサカ咲いてる。
例年見ないような場所にも咲いてた。
ササバギンランは生えたばかり。
小さなヒトリシズカ。
フタリシズカは咲いてない。
クリンユキフデは咲いてる。
ぁチゴユリはまぁまぁかな。
イカリソウが花盛り。
フデリンドウは結構開いてるな。
来月に、も一度来よう。
山の中から此処まで、
ずぅ〜〜〜〜〜とツツドリの声がしていた。