童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

グレープは青春を連れ戻してくれたのかしら…

気付いたら、夏になっていた。イカンなぁ…心に余裕がなくなってる。

ちょっと仕事が上手くいったからと云って、イカンなぁ…思い上がってる。

この日は心を入れ替えて、

自然観察のお仲間で行っている、センサーカメラの設置に参加した。

昨日の青空が嘘のような曇天…まっ暑いより良いでしょ。

センダンの花が咲いている。

当然、富士山は見えな…ありゃ見えてる。

1台目の設置場所へ。息子クロハナムグリ見つける。

息子の手の上を歩いていたくせに、私が触ったら固まった。

切り株に置いて暫く動くのを待ったが動かず。待ちきれずシャッターを押す。

ツクバネウツギ咲いてた。オオツクバネウツギかな。

ジガバチが飛び回っていた。

2台目の設置場所へ。

オニドコロがそこら中に咲いてる。

全然目立たないが、よく観ると精緻で感心する。

2台目設置しようとしたら先客。チャバネアオカメムシ。

下のベルトはカメラ留めているやつ。

3台目に向かう。

シリアゲムシ発見。たぶんヤマトシリアゲ。

道案内するかのようにコジャノメ。

3台目設置。これで完了。あとはブラブラ。

ムネアカオオアリが忙しそうだ。

小さな小さな甲虫…ハムシか…帰って調べよう。(トビサルハムシでした)

バッタの子供。とりあえず撮って、安直に帰宅後調べたら分かるだろうと思ったが、これが難問。

メスアカフキバッタの幼虫だと思うんだけど、どうだろう。

事務所に挨拶に行ってから解散しようと、一旦車道へ出る。

カサカサと斜面をカナヘビが走る。あ〜逃げられた。

と、後ろのアスファルトに走り出る影。

そんな所に居たら轢かれてしまうよ。

まぁ取り敢えず一枚。ハイポーズ。

事務所へ向かう途中でも、色んな出会い。

再びのシリアゲ。これはプライアシリアゲですかねぇ。

アジサイの葉の上に…これはヤブキリの子供かなぁ。

あーこっちにも居る。

ハラビロヘリカメムシかな。

事務所に寄ってから、自由広場方向へトロトロ歩く。

折からお昼時。子どもたちの邪魔をしないよう。

こっちにもヤブキリの赤ちゃん。

ありゃ。トンボ飛んでんじゃん。シオカラトンボだね。

この体色、雌だと思っていたら雄でも羽化したばかりは、この色らしい。

自由広場の北西側の貯水槽。まだオタマジャクシが泳いでいた。

ここの水は冷たそうだもんね。

酸欠なのかなぁ。

水面掠めてトンボが滑空。ギンヤンマかなぁ…ずっと飛んでるから分からないや。

その上のライオン池も覗いてみる。

あら。トンボが産卵してる。

さっき貯水槽に居たのも、こいつかな。

う〜〜〜ん、クロスジギンヤンマかなぁ。

いいものが観察出来た。

では、車を停めさせて頂いている場所へ戻ろう。

蓼を一心に囓っている毛虫を観てたら、

アシナガバチが飛んで来て毛虫を襲った。毛虫落ちて逃げた。

ん…別のを捕まえたのかな。団子作ってるように見えるが…巣にお持ち帰りするのだろうか。

枯葉in枯葉。あ〜厄介なの見付ちゃったな。

こう云う蛾、ヤガって同定難しいんだよな。

ウンモンチクバみたいだけど(帰宅後調べ)。

昔よくやった防火ドラム缶蓋開け観察。

スジブトハシリグモかしらん。

エゴノキの花が咲いてる。

旧少年自然の家屋上水路にも、まだオタマジャクシ居ました。

水面から盛り上がって、湧き上がっているみたいだ。

足が生えて上陸したのも多数。苔の間で山登り準備中なのかな。

中身の濃い山歩きだった…ぁ、ぃゃカメラ設置に来たんだった。

今季はどんな成果があがるかな、楽しみだ。

物凄い重圧だった仕事をようやく終え、

やっと休みの日に青空が広がったので、

満を持して乙女高原へ。

日射しは強いけど、風は冷たいや。

フデリンドウ咲いていた。

出てきてた、が正しいかな。

小さいのがポツンポツン。

何故か観察路から離れた所にばかり。

ズームで頑張るよ。

まだロープ張ってないけど、ルールは守らないとね。

おぉ。近い場所に目一杯開いてるのがあった。

嬉しい。

これなら寄って撮れる。

おぉっと菫も出て来た。葉っぱが見えないからアケボノスミレか。

ところが、ここから草原上部には殆ど花が見当たらない。

やっとフデリンドウ発見。

草原の一番上まで来ちまった。あ…タチツボスミレとミツバツチグリは沢山ありました。

ここから富士山がハッキリ見えたの久しぶりな気がする。

うん。これはアケボノスミレだ。ぽってりしてるのがタマラン。

ちょっと傷んでいるけどサクラスミレだよね。

えっと…これ何だ。気にとめたことなかったな。

スゲだよなぁ。(帰宅して調べたらヒメカンスゲっぽい)

お〜これは立派なサクラスミレ。

エイザンスミレ残ってたぁ。

エイザンスミレの色が好き。

これ前回撮ったのかな。左のが開いてて、これは蕾だったような。

おっ恒例のエンレイソウ。

でも、なんだか皆んな項垂れてるな。

これ鮮やかだな。これがアカネスミレか。

草原上部にはフデリンドウは少ない。

いかにもキジムシロだ。と思って撮ったんだが、よく見たらミツバツチグリかなぁ。

これはサクラスミレだねぇ。

タチツボスミレだけど、苔との対比が素敵だったので撮ってしまった。

これはアケボノスミレだよね。曙ツインズ。

これは大きな花弁のサクラスミレだ。

おっと下ばかり見ていたら、眼の前の藪に何か翔んで来たぞ。

ホオジロだねぇ。なんとか枝被り回避出来ないかな。

立ったり座ったりして視点を変えてはみたが…やっと顔が見えた。

反対向いた。これが精一杯か。

あら。出て来てくれたのね。ありがとう。まぁ背を向けてるのも御愛嬌だ。

元気の良い子供のようなサクラスミレだ。

マルバダケブキの葉も沢山出て来たなぁ。

ぉ…ベニボタルだ(たぶん)。しかし凄い髭(触角だけど)だ。ただ者ではないな。

カクムネベニボタルかなぁ…近づきたかったけど残念、柵の向こう側でした。

これは形の整ったエイザンスミレだ。淡い色も良い。

それでは草原を2周致しましたので、湿原へ向かいます。

クリンソウ芽生えたばかりなのは変わらず。タゴガエルの声も変わらず。

ミソサザイ居ないなぁ。

これは…サクラスミレだよなぁ。

書き忘れてたけど、ミヤマセセリは其処此処に翔んでいた。

他の蝶は殆ど見なかった。一頭だけキタテハっぽいのは通り過ぎてったけど。

サクラスミレからは元気がもらえるなぁ。

あ〜ヒメイチゲは実になってた。

その代りと言っちゃあなんだが、コミヤマカタバミが咲いてる。

好きなんだよなぁ。このピンクの縞々が入ってるのが。

踏まないように踏まないように。

ほぼ寝っ転がって撮っております。

その横にはミヤマスミレ。

小振りで鮮やかな菫。

可愛らしい。

ワチガイソウもありました。

立ち止まってワチガイソウの画像を確認していると、

目の端で何か動いた。視線を向けると2,3m先をヒョコヒョコと、

ミソサザイが跳ねている。

あ〜カメラは再生モードだ。慌てて撮影モードに切り替えたらマクロ撮影になっていて、

標準に戻したら、絞り落としたままだった…見失った。

と、肩を落としてたら、また出て来た。

なんとか一枚。

足元は一面タチツボスミレ。ミヤマセセリが吸蜜。

ミヤマセセリの重さに耐え兼ね倒れる菫。

木道観察路の上からサンリンソウ。

サンリンソウらしく三輪並んでる。

せせらぎを背負って清清し。

では、草原へ戻ります。

ミツバツチグリの中にサクラスミレ。

どんどん出て来る。

少し花びらが縮れてる気がするのは昨日の雨のせいかな。

これは葉が立派。スミレサイシンみたい。

ん…この一連だけ花の色が少し違うな。

う〜ん、アカネスミレかな。

全部サクラスミレのような、違うような。

葉の出方も違うし、花弁だって日の経ち方によっても、場所によっても違うだろうし。

これは色が淡いけど…

スイマセン。菫の同定は素人には難しいわ。

でも、晴れて良かった。青空が一番。

 

「長崎の夜は…だろッ」て突っ込んでくれた方、ありがとう。

 

瞬く間に駆け去った四月。

風薫る五月を迎えたが怒涛のように仕事は続く(ありがとうございます)。

GW中、一日だけ空いていた、この日。

満を持して乙女高原へ。

麓は晴れていたが峠から上は霧が立ち込めていた。

雨が降ってないだけましか。タチツボスミレは咲いてるけど…

しとどに濡れている。↑赤斑入ってるね。

おぉ、これはアケボノスミレだろうか。

あ〜来週だったかなぁ。せめてお日様が顔出したら違ったかな。

幻想的と言えば言えるけど。

樹下で雨粒が直接当たらない場所では、なんとか開いてるのがある。

お〜〜〜〜エイザンスミレ咲いていた。

シェルターに入ってるかのようなのも。

これはよく開いてるが…

いやはや続々と咲いている。

早春の菫。色が良いなぁ品があって。

雫付きもまた良しだが。

ひと周りして戻ってきたら、もうチョッと開くかしら。

じゃあ湿原を散策して戻ってこよう。

その前にマメザクラ(かな)眺めて。

青空も見えているのにな〜。

あータゴガエルの声が聴こえる。

絶対に此処に居る。

此処からも聴こえるのに姿は全く見えない。一度も鳴いてるの見たことない。

クリンソウは芽生えたばかり。

流石に何も咲いてないか…盆地で真夏日が記録されたことで、山野草感が狂ってる。

おーサンリンソウが咲いてる。

クリンユキフデも。

チッチャ。

探せば結構あるな。

サンリンソウもポチポチ出て来た。

うわぁ再び霧が立ち込めた。

こんな時に熊に会うんだよね。本当に気を付けないと。

コバイケイソウの芽が出ている。先っぽを食べられてるのもある。

あ〜ヒメイチゲ発見。

ずぶ濡れだけど。

横にクリンユキフデ。

う〜ん周りを探したがヒメイチゲは見当たらないな。

木道の所まで来ちゃった……。

ぁ、ミヤマスミレだ。

 

濡れた苔に映えるね。

ヒメイチゲもポチポチあった。

一旦林道に上がる。扨、この上が以前、熊さんに会った場所。緊張するなぁ。

あ〜良い感じのエイザンスミレ。

え〜と…これもミヤマスミレだよね。

カラ系の鳴声が頭上から…逆光でよく見えないな。

たぶんヒガラだな。

木道と車道の堺にはサンリンソウが結構咲いていた。

じゃ高原に戻ろう。

道道ミヤマスミレが咲いてる。

ん…これは葉の形が違う。

花弁の色も濃い。アカネスミレだな。

これで今日は4種類の菫に会えた。

じゃあ、さっきのエイザンスミレが、もう少し開いているか観に行こう。

う〜ん、さして変わらんか。

少し立ち上がってる気はするけど。

これはチョット開いてる気がする。

じゃあ、これを今日のNo.1アイドルに任命しよう。

ではでは、帰りますか。

あ〜マイヅルソウ蕾出ておる。

一雨ごとに季節は進むよ。また次回。

帰路、焼山峠を越えて暫く降りると、なんか喉元が赤い鳥が飛び上がった。

ちょっと先が路肩が広くなってたので、停めて走って戻る。

この辺に入ったんだけどなぁ…あ〜居たんだけど、薄暗くてピンボケしか撮れなかった。

その時はキビタキかと思ったが、帰って確認したらノビタキかもなぁ。

残念なことをした。

昨年塩平の上の渓流沿いの森が切られていたけれど、

やっぱり土砂流れちゃうよなぁ。

ラショウモンカズラが咲いていた。

やはり、日当たりが良くなったり、風が抜けたり、環境がだいぶ変わったからだろう。

あら、マルバスミレかな。

麓はすっかり晴れ間が広がっていて暑いくらい。

そこら中に藤や桐の花の紫が散らばっている。

環状道路近く。あまり桐の花を近くで撮る機会はないので。

今年は本当に不思議な天候の春だった。

だった、と過去形なのは甲府盆地では、

まだ四月だと云うのに、真夏日を記録してしまったからだ。

年々春が短くなっている気がするが、

今年は特に花の季節が来るのが遅かった。

遅れて来たのに、早く逝くのか…

毎年訪れる、檜峯神社も、サッパリ何が咲いているか予想がつかない。

車停めたらエンレイソウが迎えてくれた。

その下に、もうひとつ。マント小さめだなぁ。

ヒロハコンロンソウが咲いてる。

菫も。

う〜む…ヒナスミレかなぁ。いや雰囲気違うなぁ。

お社の外にミヤマカタバミが溢れ出している。

山門の中に群生してて保護のロープが張られているんだけど、

外で咲いてるのを観たのは初めてだ。

境内には帰りにお邪魔しよう。

これはタチツボスミレだな。

これは花の色が濃い。

こっちは少し赤斑が入ってるかな。

この白い菫は何だ。花はツボスミレ並に小さいが、

葉の出方がスミレサイシンみたいな…ヒナスミレの白花か…

カタクリエリアに到着。

良かった、まだ咲いていた。

でも、殆ど花弁が落ちているのばかりだ。

残ってるのも色褪せているな。

花弁の先が少し枯れかけている。卒塔婆小町と云ったところか。

片栗の色 うつりにければ いたづらに

       わが身世にふる ながめせしまに

エイザンスミレが咲いてるんじゃなかろうかと、

期待していたんだけど、全然無い。今年は葉っぱも無い。

替わりにって言っちゃ失礼かもしれないが。

う〜んオトメスミレって可能性もあるかも。

少し登るとカタクリは減ってきた。

ルイヨウボタンの芽が沢山出ている。

ヒトリシズカも其処此処に。

これはタチツボスミレだよなぁ。

少し赤斑っぽいかな。ニオイタチツボスミレかと鼻を近づけたけど…分からん。

コタチツボスミレ…じゃないし、ましてやオオタチツボスミレでもない。

トビス峠までも行かずに折り返し。

奥の廃林道辺りのカタクリもお仕舞いの様子。

でも、新緑との対比が良いなぁ。

おっ、これは萎れていないぞ。

探せば、まだまだ有りそうだが。

そうそう踏み込んでも行けないな。

おぉぅ。これはまるで羽ばたいているかのようだ。

ヒゲネワチガイソウを発見。

続いてエンレイソウも。この辺りでエンレイソウ観るの初めてだな。

何かの影で上手く難を避けられた奴が生き残るんだろうね。

一周して苗が植えられている場所に来たが、

鹿ガードを被せた苗が、卒塔婆みたいに見えてしまった。

この近くにヒナスミレ咲く場所があるんだけど、

やっぱり縮こまった花弁のしかない。

こいつはアケボノスミレかな。

で、檜峯神社の駐車場所に戻って来た。

ハシリドコロが咲いている。

いつもなら、ハシリドコロもっと咲いてるのにな。

着いた時にチラ見して、まだ沢山咲き残ってると思ったカタクリだが、そうでもなかった。

ヒロハコンロンソウは、そこら中にある。

これは花がアケボノスミレだけど、それにしては葉が大きくなり過ぎてるなぁ。

ミヤマネコノメソウあった。

石段の脇にヒゲネワチガイソウ。

境内に丈が小さいエンレイソウ多数。

扨。ミヤマカタバミは…

嗚呼これは良い時に来た。

むしろ踏まないように必死。

とても満足。

では、周辺をもう一度確認。

う〜む。これアケボノスミレか…いやヒナスミレかなぁ。

このヒロハコンロンソウ最初に撮ったっけ…いや撮ってない。

では、帰りますか。

そうだ林道のカーブしてる所に去年エンレイソウ見付けたっけ。

あった、あった。反対側からも撮らなきゃ。

同じ方向向いてれば一枚で済むのに。

登って来る時に車窓からミヤマカタバミが咲いてるのが見えて、

帰りに撮ろうと思ったが、どうしよう。境内で良いの撮れたからなぁ。

兎に角停めて見てみますか。

停めて良かった。膝は汚れたけど。

教訓、美しきものを撮るには、まず膝を汚さないといけない。

そして、これも恒例。愛宕社の横のエンレイソウを撮って。

渓流沿いでヤマエンゴサクを撮り、

飛沫を浴びるタチネコノメソウを撮り、

蟻の乗ってるミヤマネコノメソウを撮って、

その横の崖上のエンレイソウを撮影。

今年も皆さんに逢えて良かったです。

でも、菫は減っちゃったなぁ。特にエイザンスミレに逢えなかったのは寂しい。

そーそー林道のゲートの辺りにイカリソウがワンサカ咲いてたから、

それも撮って帰ろう。

イカリソウって言っても色も形も千差万別。

一つとして同じものはないなぁ。そこが良いのだ。

そうだ。オドリコソウも観に行っておかねば。

毎年、桃の花を愛でに来ていた畑の横なんだけど、

更新のためなのか、桃の木切っちゃったから、足が遠のいてしまったけど。

無事で何よりでした。

あ〜仕事の資料作らなきゃ…この後、修羅場が待っている。

これが本当の春と修羅か。

ありがたいことに本業が忙し…活発過ぎて青息吐息である。

しかし、身体、精神色んな意味で、散歩は欠かせない。

そこで東京の勤務が早上がりシフトの時に隙かさず、長沼公園へ。

早いとは行っても到着時既に午後4時半。

レンゲソウが揺れている。

あぁ…ホウチャクソウが咲いている。

ギンラン観ることが出来たらいいな。と尾根に上がる。

チゴユリの葉っぱが多い…ぁ咲いてる。

チゴユリの花、もう終わり近いのだろうか。

ツツジ鮮やか。

あらっ予定していた「西の沢」通行止めジャン。

ここが一番花が残っていそうだと期待していたのだが仕方ない。

チゴユリ、ポチポチ咲いているが、

昨日の雨の性だろう泥が撥ねている。

一番上まで登ったところにキンラン。残念開いていない。

すると脇をズルズルと蛇が這って行った。たぶんマムシだと思う。

スミレの花、もう少ない。

タチツボスミレかね。

チゴユリ時折現れる。

おぉ。思わず笑ってしまった。

大きなジュウニヒトエの集団。

さしずめ平安時代絵巻。

後朝のよう。

その後ポツリポツリとジュウニヒトエは咲いていた。

キンランも時々見かけはするけど。

どれも後ひと息だなぁ。

ホウチャクソウはワサワサ咲いてるのに。

寒葵の葉っぱがあったので、めくってみたら。

タマノカンアオイだろうか。

殆どの人が目もくれないだろうけど。

♪花に変わりはないじゃなし♫

目立たなくっても花は花。

スミレだって、

チゴユリだってね。

沢沿いの湿った場所に。

ツボスミレ咲いていた。

これも目立たないけど良いなぁ。

カタクリ保護区を覗いてみたが、勿論カタクリの姿はなし。最近は咲いているのかな。

チゴユリは咲いていた。

最後にメインの観察路「霧降の道」へ。

アレ…咲いてるかな。

ツボスミレ、コッチにもあった。

おやっ…これツルニンジンの蕾か…いやバアソブかも。

チゴユリも沢山咲いてる。

開けて場所だから後回しにしたんだけど、こっち先にすれば良かったかな。

流石に暗くなってきた。

こりゃ何だ。

帰宅して調べたら園芸種のツリガネスイセンだった。

おぉ。開いてるキンランが。

やっと逢えた。そう云えばギンランは無かったな。

あぁ…最後の最後に。

ホタルカズラありました。

もう午後6時すっかり暮れてしまって上手く撮れない。

やっぱり、最初に此処に来ればよかった。

でも、時間がないけど来て良かった。

扨。ちょっとだけ呑んで帰ろう。

田に水が張られて蛙が鳴いていた。