同じでなくていい、違ったままでいい

初対面の人であっても、旧知の人であっても、同じ趣味を持っていたり、物事に対する考え方や感じ方が似ていると、親しくなりやすいですよね。

ところが、たとえ親子や夫婦や恋人同士であっても、趣味が同じで、考え方も感じ方もすべて一致するなんて、ありません。

ありえません。

それなのに、わたしたちは一致することを望みがち。

親子なのに、夫婦なのに、恋人なのに、違う。

違いがあることを、「わかってもらえない」「理解し合えない」と、嘆いてしまいがちです。

まるで違いがあることが何かいけないことかのように、考えが違うことを悲しんだり、違いがあることを見せないようにすることもあります。

本当にそうでしょうか。

よくよく考えれば（考えなくても）、人は、みんな顔形が違うように、中身も違います。

たとえ、同じ家庭に生まれても、兄弟で考え方がすべて一緒なんて、聞いたことありません。

それなら、生まれ育った環境も違えば、ここまで歩んできた人生の道のりも違うなら、考え方や感じ方が違っているのは、当たり前。

違いがあって当たり前のわたしたちだからこそ、少しでも似ている価値観を見つけると、お互い親近感を持つのでしょう。

それでも、何から何まで、全く同じ価値観を持つことは、不可能です。

でも、相手の価値観を否定するのではなくて、理解しようとすることは、できます。

そのためには、相手がどう考えて、そういう考えをするのか、相手の話をよく聞くこと。

そして、同じように、自分がどう考えて、どう感じているかを伝えること。

自分と相手が違うことを、怖がらなくていいのです。

同じでなくて、当たり前。

違っていて、当たり前。

それでも、一緒にいられるように、自分と違うことを否定しないで、お互いを理解していきたいのです。

違いを怖がらずに、違いを認め合えると、対立ではなく、調和が生まれます。

「違いが怖い」という想いや、「理解したくない」という想いが出てくるなら、その気持ちに「愛してます」と愛をかけていきましょう。

その気持ちが愛で溶けていくと、違いが怖くなくなります。理解しようという気持ちになります。

無理に自分をプッシュするのではなくて、自分にたっぷり愛をかけてから、進んでいきましょう。

まずは、あなたの中から、調和が生まれますように。

今日も、心と魂に愛

と光

をいっぱい入れ、想いを溶かしてくださいね

神様、今日もありがとうございました。

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