こんばんは。
今日は朝から弊社主任講師クラスの先生のレベルチェックテストの全行程が終了し、午後からは娘を保育園へ迎えに行き、晩飯の仕込みを終えました中村です。
さてそろそろ弊社は決算に入りますが、決算書は経営者の一年間の成績表だと思っているので毎年この時期は気持ちが引き締まります。
簡易的では有りますが毎月の月決算はやっていますので、おおよその概要は掴んでいます。
経営者として財務管理は必須の科目であり、一円単位で毎月のお金の動きを確認しています。
恐らく今期も順当な右肩上がりで決算となると思いますが、明らかに伸び率で言うと年々鈍くなってきているのも事実です。
今の教室数ではそろそろ生徒数の上限も飽和が見えており、今の倍々に売上を作るには教室数を3つ以上増やす必要があります(ここでは弊社不動産事業など別事業は除いて音楽教室事業のみ触れます)。
ただ今より大きく拡大するには教室1つをしっかり管理運営できる人材が必要ですが、そうした人材は残念ながら今のところ弊社にはおりません。
今後出てくる可能性はありますが、そうした優秀な人材が出るまでは安易な拡大は弊社サービスの質を棄損するだけになるのでそこは絶対避けたいと思います。
さて、今回のテーマの『通知表』ですが、これは40代半ばとなってひしひしと感じるものが有ります。
何を感じるかと言うと40代の自分の所得、社会的地位、家族や諸々の現状は10代中盤~30代くらいまでどれだけ自分の人生にフルコミットしてきたか、努力を正しい方向に、適切な量をしてきたかの答え合わせではないかと思っています。
言い換えると
『どれだけ真剣に自分の頭で考えて人生を生きてきたか』
と言う事です。
この10代~30代後半くらいまでの時期を適当に生きてしまうとそれ以降の挽回はほぼ不可能だと思います。
ただごく稀に例外はあるとは思いますが、本当に稀です。
例えば弊社のあるフランチャイズオーナーは40代半ばからフランチャイズオーナーにチャレンジし今は弊社フランチャイズ教室の中で圧倒的な成果を出しています。
本当に圧倒的です。
それは恐らくですが、その『大切な時期』に壮絶な体験をし、大変な苦労をしてきている人だからだと思います。
本当に話を聞いた時はドン引きするくらいの人間の限界まで追い込まれてそれを乗り越えてきた人なので、根性が違います。
こう言う人はやはりビジネスの現場でも強い。
人生に本気で向き合わざるを得ない体験をし、常に自分の頭で考えて乗り越えてきたからでしょう。
仕事で成果を出したり、それなりの社会的地位や所得を得たりしようと思っていたら人より努力せねばならいのは当然であって、しかもその努力の量は少し前のブログでも書きましたが『1日の半分』を費やさねば到底達成できるものでは有りません。
今の自分の収入やポジションにもし不満がある人は周りに不満を持つ前に自分のこれまでの生き方を振り返ってみて下さい。
親に言われるから適当に勉強して、学生時代は友人と遊んでソコソコの成績で何となく社会人になったりしてませんか?
話は戻りますが、今日で弊社のレベルチェックテストを終了して、伸びてる人とそうでない人はハッキリ分かれました。
伸びていた先生に共通していたのは『普段からレッスンや自分の活動で忙しいはず』の人でした。
それなのにレベルを上げて来ていました。
こう言う人は恐らく若い頃から人より努力することに慣れています。
だから成果に繋がりやすい。
今、20~30代の人で特に何らかの成果を出してない人はちょっと焦ったほうが良いかもです。
若い時はあっという間に過ぎ去ります。
40代になってヒドイ通知表を貰わなくて良い様に、少なくとも僕の関わっている人にはそうなって欲しくないと思います。
『余計なお世話だよ』
と思われても全然大丈夫。
そういう人は是非ともご自分の頭でしっかり考えて道を切り開いて欲しいと思います!