帰宅者からのお土産
昨晩,富山県の立山のホテルに2次避難していたお母さんが,自宅に帰ってこられた。一緒に避難していたメンバーは,石川県の一里野のホテルに移ったり,仮設住宅が当たってそちらに入居したりしているという。
「鵜島の避難所ではお世話になりました」と,わざわざ富山のお土産を持ってきてくださった。そんな,いいのに…。
「鵜島は,まだ水道も来ていませんよ」
というと,
「このあと,水が来るまで実家(遠い遠い)へ行って来ます」
とのことだった。「浄化槽も浮いたままだし…」とも言っていた。
いつになったら通水するのかな。
いつになったらトイレが使えるのかな。
ボランティアの人たち
近所のおうちにボランティアが来られて,家の中から家財道具を搬出してもらっていた。その立ち合いのため,老夫婦と娘夫婦が帰ってきていたので,久しぶりにゆっくりとお話をした。
家は全壊判定なので,取り潰すらしい。その前に,仏壇や神棚など,大切なものだけを倉庫に避難させたという。
仮設住宅にも申し込んであるということなので,そのうち,帰ってきてくださるだろう。
下の写真は,最後の仕上げをしているボランティアの方のようす。運び入れた倉庫にブルーシートで出入り口を覆っているところ。