2020年8月、安倍第二次政権が終わった時に書いた記事
アベノミクスとは何だったのか? | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)
抜粋
アベノミクスは 名目GDP 600兆円を目標に
年率3%成長の名目成長を自信たっぷりに宣言していましたよね
結果は
2020年6月で
名目GDP は600兆に遠く及ばない506兆円
成長率は名目で0.4%
政治は結果だとすれば 大惨敗ですよね
労働者の賃金は下がり続け
格差は拡大 しかも下層が増えている
恩恵を受けたのは法人税を思いっきり下げてもらった
大企業だけ???
しかし、その大企業の従業員ですら
給料上がっていないですよね・・・
その反面 1億円以上の報酬をもらう経営者
激増! それもそれが当然という感じ
なーんかなあ・・・・
一方 政治不信は物凄いことに
自分の身内だけ優遇の仲間うち政治
その遂行に倫理観のかけらもなし
公文書を捨てる、改竄する、
最後はそもそも公文書を書かない
そして、尊い命も犠牲に
政治トップの倫理観のなさからか
企業の不祥事もなくならない
日本の劣化は止まりませんね・・・・
抜粋終わり
その後 2022年4月に書いた記事
この時のドル円は124円30銭
円安誘導+株高~アベノミクスの幻影~ | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)
抜粋
円安=日本経済にプラス の考えは
もう古いと思いますけどね
30年間成長せず
先進国最悪の劣等生になった日本は
悪い円安を 真剣に考えた方がいいですよ
抜粋終わり
そして今年の4月に書いた記事
円安誘導の末路・・・・ | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)
抜粋
今ドル円158円
円の価値が暴落・・・・
輸入価格が高騰
海外旅行は高根の花に
外国人は「安い」日本にこぞって訪れ
若者は日本を嫌い海外へ出稼ぎに
んーん これがかつて経済大国と言われた日本???
まるで途上国経済のような
自国通貨を安くする政策は かならずその付けが回ってきます
抜粋終わり
そんな中 びっくりするような 専門家(エコノミスト)の記事
円安によって多くの日本人は再び豊かになる 今の円安に対して過剰に反応してはいけない | 市場観測 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
抜粋
長期デフレが始まったきっかけは、1995年に1ドル=79円台まで急速に円高が進むなど、「苛烈な通貨高」が起きたことが大きかった。1995年時には、購買力平価と比べると実に2倍に近い超円高であり、必然的に多くの日本企業が価格競争力を失った。
ドル安円高がデフレ期待を高めたことで、その後のデフレと経済停滞を招く中で、マクロ安定化政策の失政が続いた。その結果、通貨円の価値が恒常的に割高な状況、デフレと経済停滞の負の構造が長期化する状況が2012年まで続くことになる。これが、「日本経済の失われた20年」の本質である。
①長期の円安は脱デフレを伴う経済正常化にとって必要なプロセスであり
、②円安の定着によって1980年代のように日本が他の先進国よりも経済環境がよくなる、ということである。
抜粋終わり
円高が 日本の失われた20年の本質??????
円安が1980年代のような日本の繁栄をもたらす???
ひと言
「そんなわけあるか」
かつて1990年代
日本がまだ元気だったころ
日米貿易摩擦とか日米半導体戦争とか
その時、
米国は 露骨に
自国通貨を安くすることを狙いました。
その顛末はこちら
【コラム】1993年 円高誘導のトラウマ? | 相場残日録(元相場師天の日記) (ameblo.jp)
抜粋
歴史を変えた1995年4月のワシントンG7
「ドルの秩序ある反転」
抜粋終わり
自国通貨を強くする
当時のルービン財務長官の施策
ここから 米国の繁栄は始まりました。
断言します。
自国通貨を安くする政策に 未来はない!
以上
天