こんばんは!

 

 

 

団地妻サトちゃんです。

 

 

 

 

 

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こちらの記事は、

 

 

【鬱を発症した夫と生活してきた団地妻サトちゃんの体験談】として、
こんな風に過ごしてきて、気づいたら夫が鬱になる前よりも相当幸せな、
心から望んでた日常が私の手の中にあったよ。

例えどんなに辛い現実だとしても、必ず望む日常が叶う!
叶った話がここにあります!!

 

 

 

ってことをお伝えしたく書いております。

 

 

 

 

とは言え、あくまでも成功事例ということではなくて、
ひとつの体験談、団地妻はこのように過ごしていたよ〜の見守る家族側のお話、

として捉えていただけたら、と思います。

 

 

 

 

 

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【鬱になってきたあたり~夫が会社を辞めるまで】

 

・目先の生活の不安より、目先の夫の心の平穏を優先し、休業補償を受け取るよりも、退職を決めた。

 

・将来を良くしようとすることを諦めた。

 

・そばにはいるけど、鬱を治そうとしないと決めた。

 

・なにも誰かのせいにせず、すべて自分で選んで自分で決めていく修行がはじまったと思うことにした。

 

 

 

 

 

 

そこからのことを書いていきますね(^^)

 

 

 

 

※あらゆる診断名についての理解がないので、

敢えて鬱という曖昧な表現とさせていただきますことをご了承くださいm(__)m

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一緒に暮らしていく中で、

 

本人がどれだけ辛いか、苦しいかは嫌というほど伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

子どものはしゃぐ声に過剰にイライラしたり、

文字は読めない、ご飯は食べられない、お風呂も入れない。

発作的に自死との境目で葛藤し、頭をかきむしり泣きじゃくる姿を見かけたり。

 

 

 

せまい団地の一室には、

 

 

夫ガストンの安らぐ居場所もなければ、

私と子どもたちの安らぐ居場所もない。

 

 

 

時々、調子がいい時もあるのだけど、

ガストンの表情が、サッと変わる瞬間があるのです。

 

 

 

あ、きたな。という瞬間が。

 

 

 

これを小さかった子どもたちも感じ取るようになってました。

 

 

 

不安になると、

 

「お父さん、疲れちゃったかなぁ。」

 

と、よく口にしていて、それが本当に居たたまれなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

鬱について色々調べてはみても、

 

気が滅入るようなことしか書いてなかったんですよね。

 

 

 

 

 

薬は絶対に飲んだ方がいい。

 

言っちゃいけない言葉の多いこと。タブーとされることも山ほどある。

 

 

 

 

これが全部本当ならビクビクしながら、ずっと気をつけて生活しなきゃならないのか。

 

 

 

そんなの無理だ、と思ってしまいました。

私にはとても現実的じゃない。それじゃあ、私がもたない。

 

 

 

 

 

しかも、鬱とは一生のお付き合い。

 

とまで書いてある。

 

 

 

私は付き合わない。

ガストンは鬱じゃない。ガストンはガストンだ!

ただのガストンなんだ。

 

 

ガストンを鬱のかたまりみたいに見るのはなんか違う。

 

 

そう信じた結果、ガストンが死んでしまったら?

その時は、今この自分を責めない。

 

これも決めておきました。

 

 

 

 

 

 

 

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こういう幸運がことさら特別に感じていた日々。

 

 

 

 

 

 

 

そんなタイミングで久々にメッセージを交わすことができた友人がいました。

 

ただただ、自分の置かれている状態を文に連ねていたら、

 

 

 

そこで初めて、

自分が自分を責めていて、悲しい気持ちを抑え込んでいたことを知り。

 

 

 

 

 

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フラットに対応できない私だから、ガストンはこんなに辛いんじゃないのか。

これがもっと違う人だったら楽なのかも知れない。

だけど私だって辛い。必死で心を保ってるんだ。

あんなに冷たい目で家族を無視して、子どもの声を邪魔にしてる。

病気だからってなんだ!私だって傷ついてるぞ!!!

 

 

 

そう気づいてしまったら声をあげて泣いて、

こんなに泣きたかったんだなと、自分でもびっくりしたことを覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

未来が良くなることにも悪くなることにも囚われないように、

 

 

 

 

毎日、今、今、今を過ごし、

 

そしてそれまでとは逆、逆、逆の選択肢を取り続けました。

 

 

 

 

前の私だったら間違いなく、

 

病院探しに夢中になり、ひきずってでも連れて行って、

だれかれ構わず相談し、愚痴り、朝晩かけもちしてでも働きに出て、、、

 

必死で頑張る人

をやっていたでしょう。

 

 

 

実際にダブルワークで稼いでいたこともあるし、

やれないことはないのです。

 

 

 

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でも、ギリギリまではそのパターンは使わない、

 

とも決めていました。

 

 

 

 

 

 

そこから私がやってたことは、

 

 

 

 

一般的にみても、

 

それはダメでしょー!

ということばかりだったと思います。

 

 

 

 

ガストンを説得してリトリートに誘ったり、

 

 

 

 

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手前のガストン。

 

話す時は必ずこうして身をガッチリとホールドしてました。

 

今思えば、そりゃそうなんだよね。

 

 

 

 

でもこの時はただ、一緒に行きたかったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワークの中で、自分の引いたカードを見て、

 

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「これは俺です。あれ。なんでだろう、やべぇ泣けてきた、、、」

 

 

と、涙してたガストン。

 

その姿をみて、ぐっと力が入った覚えがあります。

 

 

 

 

 

いま現在、このカードのイメージにぴったりなわが家ですが、

 

 

 

 

この時は、そうなんだ…そんな世界があるんだ…

と、遠くにボンヤリみえた、優しい世界でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さらに私はこの時期に全国あちこち動き回り、

色々な人に会いに行ったり、やってみたりしてました。

そんな時の子守はガストンです。

 

 

不安を考えたらあり得ないことだけど、

ガストンは大丈夫だと信じて疑いませんでした。

 

 

 

 

 

 

現実を生きつつも、自分が現実に飲み込まれないように。

 

 

 

 

気づけば私は、昔の私に責められるようなことばかりしていて、

 

 

無計画。

なんとかなるさ精神。

自分優先。

お金を貯めるどころか使いまくる。

 

 

 

どんどん自分が嫌っていた人になっていきました。

 

 

 

 

 

幼稚園や学校で保護者の方々を見ると、

 

こんな状態なのはうちだけなんじゃないか。

 

なのに飛び回ってる私は相当おかしいんじゃないか。

 

 

 

と、動悸がしてくることもありながら、

 

 

 

常々、自分のしたいことをやっていくこと、

なるべく家族みんなが我慢はしないバランスを探っていくことに注意を向け、

 

 

 

 

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ガストンには、

「辛くなったら車の中で休んでても大丈夫だからね。」

 

と、言ってました。

 

 

 

 

家にいること自体が相当辛そうなことも多かったので、

自分のタイミングでいい状態を選んで大丈夫だよと、

 

そういう気持ちでした。

 

 

 

 

 

それが、ある時に限って。

 

 

 

ガストンが車に行った後の、子どもたちの表情を見て、

 

猛烈に怒りが込み上げてきた私は、

 

 

 

 

 

「今すぐ家に戻って子どもたちの顔を見てみな!

いつも車に行った後どんな顔してるか見たことないでしょ!?一回ちゃんと見てみなよ!!!」

 

 

 

 

 

と、まくし立てたことがありました。

 

 

 

 

ガストンが家に戻った後、

 

私はベランダにうずくまり、もう何もかもどうでもよくなっていた。

 

 

 

 

 

 

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俺が悪かったと何度も謝りにきても、

頭の片隅では、こんなことさせちゃいけないと思いながらも、

それよりなにより、本当にどうでもよかった。どうにでもなれ。

 

 

全てを放棄したい気持ちで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

するとガストン、荷物をリュックに詰め始め、

 

 

オロオロする子どもたちを尻目に、

 

 

子どもたちをよろしくと言って、玄関に出た。

 

 

 

 

ここが運命の分かれ道でした。

 

 

 

 

 

と、長くなりましたので、次に続きますm(__)m

 

 

 

③で終わりますので(多分)、良かったらお付き合いください!

 

 

 

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