私はそろばん式暗算を自転車くらい普及させたいと考えています。
ですので、そろばんを普及させるためのヒントも自転車にあると思っています。
ネットで検索したところ、日本在住の大人で自転車に乗れない人は100人にたった1,2人くらいだそうです。(参考記事)
なぜ自転車はそれほどに普及しているのか?
それは、「自転車に乗れることのメリット」に対し、「自転車に乗れるようになるために必要なコスト」がとても小さく感じるからだと思います。
まず、「自転車に乗れることのメリット」です。
これは「乗ること自体が楽しい」といったメリットもあるとは思いますが、一番は「少し離れたところに、手軽にすばやく行けること」だと思います。
車やバイクといったより速く移動できる手段はありますが、自転車はそれよりも圧倒的に手軽だからこそメリットがあるのだと思います。
次に「自転車に乗れるようになるために必要なコスト」です。
これは、「自転車を用意するお金」と「練習にかかる時間や労力」になると思います。
自転車は1~2万もあれば買えますし、中古やお下がりなどでより安く用意することもできます。
練習にしっかり取り組めば、大半の子は1ヶ月もかからずに乗れることでしょう。
これらのコストがメリットに対してとても小さいと感じるからこそ、多くの人が「自転車に乗れるようになろう!」(自分の子どもに教えよう!)と考えるのだと思います。
もし、自転車が車のように購入に何百万円もするものだったり、年間何十万円も維持費がかかったりするものだったら、こんなには普及しないでしょう。
また、乗れるようになるのに何年もかかるものだったら、やはり普及していないと思います。
さて、そろばん式暗算です。
そろばん式暗算のメリットは、やはり計算力だと思います。
日本在住の大人の方であれば、そろばん式暗算の計算力がすごいということは、テレビなどで大半の方は既にご存じだと思います。
そして、身に着けてしまえば道具は何も必要ありません。
その手軽さは自転車以上です。
だからこそ、電卓やパソコンがあっても、そろばん式暗算にメリットがあるのだと思います。
「いやいや、計算力だけで算数や数学ができないならそこまでメリットを感じないよ」という方は、ぜひ以下の記事も読んでみてほしいと思います。
次にコストですが、そろばんは数千円(高価なもので数万円)で買えますし、百円ショップでも売っています。
この点も自転車を上回っています。
ですので、そろばん式暗算が自転車よりも普及していない理由は、習得にかかる練習量(期間と労力)、そして教室に通う費用が大きいと感じているからなのだと思います。
ですが、習得にかかる練習量が減れば、教室に通う費用も減らせます。
だから、習得にかかる練習量を減らすことができれば、そろばん式暗算はもっと普及するはずです!
考えてみてください。
もし、そろばん式暗算が1日練習すれば習得できるものだったらと。
自転車と同じか、それ以上に習得したい人が増えるのではないでしょうか。
でも、1日なんて無理でしょう?
はい、無理です。
どんなに効率的に練習しても、自転車よりも簡単にそろばん式暗算を習得するのは無理だと思います。
また、テレビで見るようなトップレベルの力を身に着けようと思えば、ものすごい練習量を必要とするはずです。
ですが、、、
暗算上級レベルくらいであれば、多くの人が考えているよりも、かなり効率的に習得することができると思います。
そのために、当教室ではオリジナルのカリキュラムに沿って練習してもらっています。
また、教室ホームページでは教室全体の上達状況も公開していますし、このブログで具体的な上達事例も紹介しています。
「そろばん式暗算の効率的な習得に興味があるよ」という方は、ぜひ当教室にお越しいただければと思います♪