2月に入りました。
この学年でそろばんはお終いと考えているメンバーは残り2ヶ月を切ったということです。
できるだけ悔いを残さずに卒業してもらいたいと思っています。
そのような中、いつも気になっていることがあります。
それが、かけ算・わり算を学ばないうちに卒業してしまうメンバーがいることです。
前回の記事で書いた通り、当教室は暗算習得の最短ルートを進んでもらおうと、まずは加減算だけに注力してもらっています。
そして、加減暗算で上級レベルの力を身に着けたあとに、かけ算・わり算をスタートしています。
そのため、急に「今月で辞めます」となった場合などに、かけ・わりの習得が間に合わないケースが出てしまいます。
そのようなことを防ぐため、メンバーには残り半年(できれば1年)となったときに、その予定を教えていただきたいとお願いしています。
これまでの上達状況を踏まえ、加減算をどこまで伸ばすか、かけ・わりをいつ始めるかと、残り期間に合わせた上達計画に変更できるからです。
しかし、「連絡を忘れてしまった」、「急に予定が変わった」という場合もあることでしょう。
それでも、残り2ヶ月あれば、かけ・わりも暗算3級くらいは行けるかもしれません。
例えば、週2コマでも月に8コマくらいは練習できます。
すると、最初の1ヶ月でかけ暗算3級レベル、次の1ヶ月でわり暗算3級レベルまで行ける可能性は十分にあります。
可能性と書いているのは、その時点での「加減暗算の力」や「九九の力」が、習得ペースに大きく影響するからです。
また、週2コマの場合、練習と練習の間で力を落とさないように努めるられるかどうかでも大きく変わるからです。
ですが、そこがクリアできていれば、残り2ヶ月でも、もっと上を目指せる場合もあります。
というわけで、辞める予定があるメンバーは、残り期間をより充実した時間にするために、その予定をできるだけ早めにお知らせください。