かけ暗算3級レベルの力を習得するのに、どのくらいの練習が必要だと思いますか?
ここでいう「かけ暗算3級レベルの力」とは、3桁×1桁※1を暗算で1分間に7問以上正解できる力を指しています。
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「かけ暗算3級レベルの力」に必要な練習は、45分×7回です!
7回ですので、毎日練習すれば1週間で事足ります。
ただし、これは「そろばんを始めてから7回」ではなく、「かけ算の練習を始めてから7回」という意味になります。
そのため、「7回でかけ暗算3級レベル」を実現するには、先に身に着けておくべき、前提となる力が2つあります。
1つは「加減暗算」(みとり暗算)で、もう一つは「九九」です。
◆加減暗算
3桁5口※2を一括で1問10秒以内に正解できるくらいの力です。
つまり、加減算は暗算3級を楽々正解できるレベルです。
※2
3桁3口を10秒くらいでも大丈夫だと思います。
◆九九
九九81問がランダムに出題されるプリント※3で、90秒以内に満点を取れるくらいの力です。
つまり、九九は反射的に答えられるレベルです。
※3
前提となる力のハードルが高いと感じるかもしれません。
ですが、加減算が暗算3級レベルを超えるまでは、加減算と九九の練習に注力しておけば良いのです。
なぜなら、かけ算はたった7回の練習で暗算3級レベルまで到達できるのですから。
では、その7回の具体的な練習とは、、、
次回に続きます。