- 同性愛が違法とされた20世紀初期のイギリスで、互いに恋に落ちたモーリスとクライヴの二人が、社会的な立場や価値観の差から道を違えていくという話。
- モーリスとクライヴの恋愛が主軸なのかと思いきや、その関係は映画の半ばで終わってしまうのが意外だった。
- クライヴの時と同じようにアレックの時も相手から誘われたのに本気になったら振られてしまうの不憫だなと思ったけどそうならなくてよかった。失うものは多いのかもしれないけど。
- ラストでクライヴが窓を閉めるシーンちょっと涙ぐんでしまったな。クライヴにとってモーリスは生涯のパートナーとか人生のすべてをかけられる存在ではなくても、確かな親友ではあったんだしな。
- 同性愛をテーマとしているようでそうでもない、恋愛における普遍的なすれ違いを描いているような映画だった。