ヘザー*共生 | Hibiki in Kobe*海の見える隠れ家サロン奏喜(ひびき)

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2024/3/9をもちまして〖海の見える隠れ家サロン奏喜 Hibiki〗のHPを閉じました。長きに渡りHPにアクセスを頂きありがとうございました。
尚、アメブロでは引き続き植物やフラワーエッセンスを主に取り上げています。

こんばんは☆

 

今週末は一気に寒くなりましたね。

 

神戸ルミナリエのタグのせいか、オークの記事に沢山のアクセスがあり、ランキングでも1位になっていて驚きました。

アクセスありがとうございました。

神戸ルミナリエと関係ない内容でごめんなさい^^;

 

 

今日もバッチフラワーに関してです。

 

時期外れなのですが、この花はヘザーという植物です。

 

 

へザーは1000種以上ありますが、これはスコッツへザーと呼ばれるものです。


和名はギョリュウモドキ

レメディに使われているカルーナ属のヘザーです。

 

バッチ博士は、「美しいほっそりとした形の、小さなローズピンク色の花」と形容しています。

カルーナ属は1種類だけで、高さ3~40cmの潅木で6月~8月頃に花を咲かせます。

 

イギリスではヒースをヘザーと呼ばれていることが多いそうです。


一方でヒースとはこのヘザーが群生する荒地のことを指すようです。

 

このヘザーから作られたフラワーレメディは7ヘルパーズの一つで、孤独・寂しさのカテゴリーに分類されています。

 

 

 

(※この画像はお借りしました)

 

ヘザーの咲く荒野(ヒース)

どんな印象を受けられるでしょうか?

 

 

私はブロンテの「嵐が丘」の舞台となったハワースを思い出します。

 

中学生の時に小説『嵐が丘』を読みながらずっと想像していたのがヘザーの広がるヒースと呼ばれる荒野の姿でした。


大人になって初めて訪れた夏の終わりのヘザーの咲く丘

その灌木の中に埋もれながら見た空は言葉であらわすことのできない安らぎと自由さを感じました。

 

 

J.バーナード氏は「ヘザーのエッセンスは、植物の花に基づいているのと同じくらい、その場所全体の地理的環境に基づいている環境エッセンスです。」と言っておられます。

 

ヘザーの印象的な特徴は一つ一つの花というよりは、ヘザーが群生する荒地の風景そのものなのかもしれません。

 

 

寂しくなって、つい相手の都合を考えず話を聞いてもらったりすることはありませんか?


一時的に誰もが陥ってしまう状態かもしれません。

相手の立場になって考えられないくらい、余裕がなくなり自分の深刻な話や悩みばかりを愚痴ってしまっていたとしたら。。。。。

 

そんな時に必要なレメディとすればヘザーだと思います。

 

 

・一日の出来事、自分の病気のこと、あるいは人生のことなど、自分のことを話し出すと止まらない。

 

・自分の健康や家族問題の悩みなどについて細かく考える傾向がある。

 

・自分の話に人からの注目を集めることで自分を満たそうとする。

 

・よい聞き手になれない。

 

・他の人のエネルギーに依存して生きているので、仲間を必要とする。

 

・聞いてくれる人を求めて、ドクター・ショッピングするようなところがある。


・ひとりでいるのが淋しく感じ、相手をしてくれる人を求める。

 

・社交的でも話好きでもないが、自分のことばかりに意識が向き、周りの人の立場を考えたり、人の思いに気づきにくい。


・孤独になることや人に嫌われるのを恐れる。

 

・特別な注目を集めたがるクラスの道化役のお子さん。

 

・誰彼かまわず、周りの注意をひこうとし、ひとりぼっちを恐れる淋しがりやのペットくん。

 

 

内面で空虚さや孤独感を感じている時、人からの注目や同情を得ることでその穴埋めをしようとする場合がありますね。

 

自分の問題や心配事を相手の事情を配慮せずに詳細に話しつづけたりする傾向が見られる時に必要とされるのがヘザーです。

 

 

孤独感に耐えられなくなるとネットサーフィンをするという方もおられました。


「無性に情報が欲しくなって、twitterやFacebookのタイムラインなどをチェックし、ひどい時は数分おきに情報が更新されていないかを確認し、新しい投稿を必死に見つけようとする自分がいて、自覚している以上に社会とのつながりを強く求めているのに驚いた」

とおっしゃっていました。

 

 

スマホが手放せないという人の中にも同じような衝動にとらわれている人がいるかもしれませんね。

 

 

ヘザーを必要とする時を「愛情に飢えた子供」とよく表現されることがあります。

 

 

私たちは注目されたい、愛を得たい、認められたいと願う気持ちを持っていますが、それがとても強くあらわれる状態のことを「根源的な渇望感」と表現されえる方もおられます。

 

多趣味で精力的に活躍する人の中にも、根源的な渇望感を満たそうと奮闘しているケースが意外とあるのかもしれません。


底なし沼のように感じられる心の闇に触れるのが怖くて、見て見ぬ振りをしている。。。


寂しくてつらくて、なんだかいつもの自分ではない行動にでてしまう。。。。


もしそんな状況に思い当たるふしがあれば、是非ヘザーのエッセンスを採ってみてください。

 

心が満たされ、ホッと一息ついたような安心感が得られると思います。


その感覚を体験したら、バランスを崩した時に一呼吸して「そこ」その感覚に戻っていけばいいですね。

 

 

感情的に自立して、深い思いやりをもって人を気遣うことができるようサポートしてくれるヘザーです。


話し上手であると同時に聞き上手にもなることと思います。

 

祈りや瞑想などを含め、自分との静かな時間をもちたいときにも適しています。

 

 

最期までお読み頂きありがとうございました。

 

明日からもお元気に過ごされますようにクローバー

 

 

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『7ヘルパーズ』と名づけられている7つのレメディは絶望感や疲労など、長い時間をかけて積み重ねてしまった慢性的な状態を表すグループです。

本来の生まれ持った資質や個性がすっかり覆い隠させた状態で、12ヒーラーズから選んだレメディと一緒に使われることが多く、サポートの役割をするレメディです。

 

『12ヒーラーズ』その特質の短所と長所

インパチェンス*短気と許容

クレマチス*無関心と優しさ

ミムラス*恐れと思いやり

アグリモニー*落ち着かなさと心の平和

チコリー*束縛と慈愛

バーベイン*過剰な熱意と寛容

セントーリー*弱さと強さ

セラトー自己不信と知恵

スクレランサス*優柔不断と不動さ

ウォーターバイオレット*悲しみと喜び

ゲンチアン*疑いと理解

ロックローズ*戦慄と勇気

 

参考文献

Bach Frower Remedies

Julian Barnard

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