セントーリー*NOと言ってもOK | Hibiki in Kobe*海の見える隠れ家サロン奏喜(ひびき)

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2024/3/9をもちまして〖海の見える隠れ家サロン奏喜 Hibiki〗のHPを閉じました。長きに渡りHPにアクセスを頂きありがとうございました。
尚、アメブロでは引き続き植物やフラワーエッセンスを主に取り上げています。

こんばんは☆

 

今回は、普段見過ごされがちな、あまり目立たないお花から作られるバッチフラワーをご紹介させていただきます。

 

 

セントーリー(Centaury)

学名:Centaurium erythraea
和名:ベニバナセンブリ


リンドウ科シマセンブリ属の2年草で、花が咲くまで他の草にまぎれて目につきにくい植物です。

 

 

周りの環境に左右されやすく、草丈は5~50cmほどに育ちます。


広い場所では大きく延びますが、狭い場所ではあまり大きくなりません。

 

6~8月頃、茎の先にローズ色の1cm位のかわいい花が房をなして咲きます。 


5枚ある花びらの中央には黄色の雄しべがあります。

 

薬効があり、陽光がさしている時だけ花が開くので、「太陽の薬草」とも呼ばれていました。

 

 

セントーリーも12ヒーラーズの一つで、人を気づかうあまり「ノー」と言えない方に。他人より自分という優先順位を上手につける能力をアップしてくれるフラワーレメディです。

 

*タイプレメディとして*


バッチ博士によるとセントーリータイプは心優しく、控えめで、人のためになる事に喜びを感じて尽す献身的な性格とされています。

 

この資質・性格は「いい人」とされ 日本の文化では美徳とされてきたこともあり、案外多いタイプかもしれません。

 

常に気を配り、人に喜んでもらいたい、尽くしたいという気持ちから自分の時間よりも人のために時間を費やすことを優先してきた控えめな人。

 

人と対立することや断ることをしない人なので人の言いなりになっているような印象も見受けられます。

 

 

バランスが崩れると、エネルギーを消耗して活力を失います。

 

自分の本当の気持ちを無視して世間的に正しいことをするということに神経を遣うので、他人の影響を受けやすく、他の人のことで疲れている状態です。


 

本人は相手を喜ばせたいと思ったり、悲しませたくないという思いが強いので、自分のやりたいことを優先することがほとんどなくてもそれがあたりまえになっていて、抑圧された感情に限界まで気がつかないこと場合が多く見受けられます。

 

 

意識的であれ無意識であれ、自分をないがしろにすることは、自分だけではなく相手のためにもならないことをセントーリーは気づかせてくれます。

 

周囲の期待と自分の線引きをできるようにサポートしてくれます。

 

 

セントーリーは、自発的決定能力自己実現という要素と関連していると思われます。

 

セントーリーのタイプは意志よりも精神的な感得力が発達しすぎるためバランスを崩しやすく自分自身の意思を強く表現できなくなります。

 

・人格を形成し保持していくには自分の意志力を通してしかできないこと。


・個性を伸ばして人格を形成し、「魂(自己)の意志」を実現すること。

 

を理解する必要があるのかもしれません。

 

 

セントーリーが本来持つ資質は「自己の意思を表現できる『強さ』」です。

 

必要なときには、他人に譲歩せず自分の意見を伝える強さ。

 

自分のバランスが崩れたところをしっかりと見つめ、成長のための次の一歩を踏み出せる強さ。

 

集団の中にとけ込んでいても、自分らしさを保っていられる強さ。

 

 

自分に向けられた全ての人の欲求を自分が叶えるのではなく、「NO」と断る勇気を経験することで、「自分の人生を生きる」とはどういうことなのかに気づくこと思います。

 

 

例えば

自分の結婚を諦めてまでも親の意向に沿う状態で過ごすことを選んだり、学校や職場で理不尽なことを押し付けられても「NO」と言うことが出来ない人はセントーリーが手助けとなることでしょう。

 


セントリーの生まれ持った資質、自分本来のありかたに沿って奉仕することができ、自己犠牲のような献身や奉仕の場合は、穏便に「NO」と言えるよう助けてくれるセントーリーです。

 


セントリータイプではないという方でもセントーリーが役立つことがあります。

 

*セントーリーのフラワーレメディがサポートになる時*


相手を喜ばせようとして、必要以上に世話をやきすぎる。

 

周囲に気を遣いすぎて、相手に合わせてしまう。

 

・お人好しで利用されやすい。

 

・頼まれると断れないためストレスがたまる。

 

・恋愛中に喜ぶ顔が見たいから相手の言いなりになってしまう。

 

・調子がわるくても飲み会や会食の誘いを絶対に断れない。

 

・はっきり意見が言えず上司と部下の板挟みになっている。

 

・介護中の方で、相手の意向を尊重し過ぎるため介護本来の対応ができない。

 

・いじめっ子の要求におとなしく従ってしまうお子さん。

 

・ペットを喜ばせようとして、食事を与え続けてしまう飼い主さん。

 

押しの強い動物にいじめられやすいペットくん。

 

 

他人の意見に従順になって自分らしくない時、強い意志で自己表現ができるようサポートをしてくれるセントーリーです。

 

互いに尊重しあえる関係は素敵ですね。

 

 

 

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参考文献

Bach Frower Remedies

Julian Barnard

 

『心を癒す花の療法』

ノラ ウィークス 著

林 陽 訳

 

『バッチの花療法』

シェファー M 著

林サオダ 訳

 

『フラワーエッセンスレパートリー』

パトリシアミンスキー/リチャードキャッツ

王 由衣 訳

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明日も佳き一日となりますように クローバー