2012年IgA腎症と診断された、現役看護師です。
原因疾患や腎臓病のステージで治療や食事療法の内容が大きく異なる慢性腎臓病は、とてもややこしい。
そんな腎臓病について少しでも役に立つような情報を腎臓病患者の皆さんと共有したくて、2023年「腎臓病療養指導士」の資格を取得しました。
自己紹介はこちら です。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
今日はLINE公式へのご相談内容について、
ご本人様の承諾を得て、
ご紹介させていただきます。
【ご相談内容】
相談者:40歳代 女性 (Mさんとします)
病名:IgA腎症
経過:10年程前から尿潜血を指摘されていた。
「膀胱炎かも?」と診断されて抗生物質を内服
したり、また生理の影響か?と様子観察したりで、
腎臓内科の受診には至らなかった時期があった。
腎臓内科受診のきっかけ:
2023年6月尿潜血3(+)になったから。
治療とその後:扁桃腺摘出術を受けた。
腎生検は受けていないので確定診断はついていない。
医師からは「IgA腎症だとしても
今はまだ腎生検はしなくても良いし、服薬も不要」
「シスタチンc由来のGFRは70だから大丈夫。
尿潜血も少ない、蛋白尿もほぼない、大丈夫。」
と言われている。
尿潜血1(+)程度、尿蛋白(ー)、直近eGFR57
シスタチンC由来のeGFRは70
ご相談内容としては、
「先生の言葉を信じて治療が手遅れにならないか」
不安を感じている とのことです。
お気持ち、とてもよくわかります。
私自身もそうでしたし、
Mさんも場合も同様なのですが、
潜血尿の症状だけでは、最初は
「なかなか腎臓内科の受診につながらない」
という現実。
でも、Mさんの場合は違いました。
潜血尿が増えたタイミングで
きちんと腎臓内科を受診され、
そして「扁桃腺摘出術」も
受けておられる。
※IgA腎症と耳鼻科的治療、チャンス血尿による受診については
以前の記事
をよかったらみてくださいね![]()
扁桃腺摘出をして、すぐに尿の潜血が
消えるかたもいれば、少し時間がかかる方も
います。
Mさんの場合はまだ潜血尿が少し残っていますが
今後も定期的(3か月毎)に腎臓内科を受診し
経過観察をしていくそうです。
担当の医師のお考えは、おそらく、
「しばらく経過観察して
潜血尿の増減あるいは
たんぱく尿の有無など確認しながら
必要があれば腎生検での確定診断を
お勧めする」 というものではと
思われます。
Mさんもその辺りをしっかりと理解しておられ
医師の指示どおり受診をしていくとのことでした。
Mさんのように、病気のことをしっかりと理解され、
医師とのコンタクトも十分取れている方でも
やはり、不安を感じること、ありますよね。
そんな時にも、ぜひ、無料ご相談
Mさんからもこんなうれしいお言葉
をいただきました。
とても嬉しいです。ありがとうございます。
私自身、IgA腎症の患者ですし、
現役の看護師でもあります。
短い診療時間での
医師とのコミュニケーションの難しさは
充分理解しています。
今回のように、
「診察をうけているけれど、
ちょっと不安」というお悩みも
よかったらご相談くださいね。
お待ちしています
。
いいね!やフォロー、コメントをいただき、
いつもありがとうございます。
とても励みになってます
。




