晴れ

 

今年も라포엠の夏がやってきました!!

 

あじさい라포엠 OST 콘서트 여름밤의 라라랜드 Season2

(LA POEM OSTコンサート 夏の夜のララランド シーズン2)

 

 

昨年の夏に初めて行われた라포엠(LA POEM)単独でのOSTコンサート。

チェフンさんが去年のOSTコンサート最後の日に「来年もまた会おうねラ・ラ・ランド!」と言ってくれたのがちゃんと現実となりました。

 

今年はこのコンサート前に新しいアルバム「MIRROR」が発売されまして、

 

その発売記念も合わせたコンサートとなったのですが、アルバムの方はシングル2曲のみなのでメインはOSTとなります。

 

昨年は「ラ・ラ・ランド」の名前に相応しい(?)ポスターでしたが、今年のこの↑ポスターはファンの間でもかなりざわつきました笑。「何をやるつもりなんだ」「この時代物の衣装で歌うのか」「どんなMD作ればいいんだ」など、ある意味めちゃくちゃ盛り上がったとも言えますが笑、

(出展:라포엠公式X)

 

結論から言いますと、普通にかっこいいスーツ等の衣装で今年もめっっっちゃくちゃかっこよく楽しくストレス大発散のコンサートでした!!

 

映画「The Greatest Showman」より「The Greatest Show」で幕開けとなった今年のララコンは、続く「We Will Rock You」で早速観客も一緒に歌うという高いテンションに突入し、ハイペースのまま最後まで駆け抜けました。

 

オープニング挨拶を挟んでからのステージは、「トッケビ」や「太陽の末裔」、「太陽を抱く月」など韓国ドラマのOSTが続きました。その中でも個人的に印象的だったのは「快刀ホン・ギルドン」より「만약에」(もしも)。この曲は、珍しくテナー・ギフンさんのソロから始まったのですが、音域的にそのようなソロを担当することが少ないギフンさんなので、4人の中でもギフンさん最推しの私はそりゃもう嬉しくて嬉しくて瞬きもせずにひたすら凝視w個人的にそのドラマを見たことがなく当然OSTも知らなかったのですが、印象的な歌詞だったので一度聴くだけでしっかりと記憶に残りました。やはり推しの効果最強ww

 

 

今年のララコンは事前にファンからリクエスト曲を募集するというイベントが行われまして、そのリクエストを基に選曲されたものが数曲あるのですが、何より個人的に嬉しかったのが映画「バーズ・オブ・プレイ」(邦題:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒)より「Joke's on You」。

なぜかと言いますと、「Phantom Singer All Star」という番組でこのチームが過去に歌い、そのラウンドで優勝した曲なんです。もちろんその後のガラコン等でも歌われましたが、当時は海外へ行けず今回が人生で初めて会場で直接聴くこととなったという経緯があるからです!

라포엠(LA POEM)というチームの特徴としまして、バリトンからカウンターテナーまでの幅広い音域がカバーされているという点があるのですが、その良さが充分すぎるほどに活かされている曲の1つがこれです。テレビ放送を見た時も充分にかっこよく素敵だったんですが、生で聴く迫力と言ったらそれはもう・・!!おそらく会場の壁にヒビが入ったんじゃないですかね笑。かっこよかったあああああ!他のファンの方たちも久しぶりに生でこの曲を聴いて会場のテンション爆上がりでした。

 

 

今回のララコンに限らず、라포엠(LA POEM)のコンサートの特徴の1つとしまして、各メンバーのソロ舞台が用意されているというものがあります。去年のララコンもそうでしたし、秋に行われるシンフォニーコンでもやはりソロ舞台があります。今回のララコンも例に漏れず準備されており、今年はチェフンさんからソロ舞台が始まりました。

 

これがやばかった。

 

めちゃくちゃやばかった。

 

 

チェフンさんがソロ曲として準備したのはLucio Dallaの「Caruso」

題名だけ聞くとピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、「ファントムシンガー」(Season1)の本戦第1ラウンド・デュエット戦で、全くタイプの異なるロッカー・곽동현(クァク・ドンヒョン)さんと声楽家・이동신(ィ・ドンシン)さんが披露した素晴らしいデュエット舞台、と言えば記憶が蘇る方もいるでしょうか。

チェフンさんは歌う時の感情の乗せ方が非常に魅力的でして、それに伴い作り出される世界観にファンとしていつも魅了されます。今回の「Caruso」でも冒頭からチェフンさんの世界に会場中の全員が見事に浸ったのですが、特に二日目のソロ舞台、これは後世に語り継がれてもいいレベルでした。ほんま。

チェフンさんの歌が最後フェイドアウトしていき、バンドの演奏が終わった後に一瞬訪れた静寂が、完全に会場全体を飲み込んだのです。そしてその一瞬の静寂のあと、スタオベが起きる前に会場がざわつきました。

 

「・・・今、何を目撃して何を聴いたのか」というざわつき。

 

そのざわつきの後に会場のあちらこちらでスタオベが起きるという、そこそこ舞台を観てきたわたくしでもなかなか経験することのできない瞬間でした。それだけ会場全体を掌握してしまったチェフンさん、伝説のテナーになること間違いなしです。

 

続くソロ舞台は、バリトン・ミンソンさん。

 

チーム内で3人のテナーを一人で支えるミンソンさんの声は、ソロで聴くと特にそのどっしりした感じ、響きをダイレクトに身体で感じられるのでいつも鳥肌が立ちます。特に個人的に低音パートが大好きな私は、ミンソンさんの声は永遠に聴いていたい♡ミンソンさん、もしかしてミュージカルにそこそこ興味があるのか、これまでもたくさんのミューナンバーを歌ってくださったんですが、今回は映画版の「美女と野獣」のOSTより披露。

どうでもいい話ですが、ミンソンさんとは個人的趣味が結構似ていまして好きなものが割と被る笑。えへへ。

 

3人目はカウンターテナー・ソンフンさん。

 

カウンターテナーという少し特殊な音域でどんな歌を歌えるのだろうとファンになった当初は思ったこともありましたが、毎回多種多様な歌を用意してきてくれます!

そしてソンフンさん、本当に本当に楽しそうに歌うのがすごく印象的です。ファンには毎回「めっちゃ震えるよ〜」って漏らすんですけど、そんなん「嘘でしょ?」って思わせられるぐらい自由に舞台を端から端まで動き回りながら歌い、最早ミュージカル俳優なのでは笑?なんならクリスティーヌとかやってみない?←

 

ソロ舞台でとうとうラストを飾ることができた末っ子テナー・ギフンさん。

 

日本でもファンの多い「応答せよ1988」のOSTから1曲披露してくれました。ララコンは基本的に「楽しく」やるのがコンセプト(かは知りませんがw)なので、ギフンさんは途中から「みんなで一緒に〜」と観客にも歌わせてくれました。

そして2日目。音楽が始まっても舞台上にギフンさんの姿が見えない?と思っているとまさかの客席1階上手後方からの登場!!そりゃもう客席フィーバーです。ゆっくりみんなに挨拶しながら下まで降りていくと、下手側通路に回ってそちらも客席後方まで挨拶に行く優しいギフンさん。優しい。推せる。最高の末っ子。

 

 

こうして各自のソロ舞台が終わると、お決まりの衣装チェンジも完了です。

(出展:라포엠公式X)

 

次にどんな舞台を披露するのか気になりますよね。もしかしたら、ファンの中には予想がついた方もいらっしゃるかもしれません。

そう、去年の「Alchemistコン」でも4人がやった寸劇!

 

声楽家ですけどね。4人とも。

 

この寸劇、誰が考案しているのか、はたまた4人の案なのかは分かりませんが、めちゃくちゃ面白いんですよ。

今回はこのポスターから少しアレンジして、

ミンソンさん:鼓膜暴行罪

チェフンさん:心臓常習窃盗罪

ソンフンさん:視力傷害罪

ギフンさん:心臓放火罪

 

で指名手配されているという設定から始まった寸劇でしたが、よく分からない流れのまま(というのも、時代物設定なので朝鮮時代の台詞である挙句メンバーたちが方言を多用するので私はもうお手上げ。ファンの人たちも「これは分からなかったでしょう。難しかったでしょう。」と気遣ってくださいました)、ギフンさんによるダンス特訓へ突入。

 

実はこの4人、歌に関しては誰もが認める才能の持ち主ですが、ダンスに関しては演出家から「(放送では)絶対に踊るな。きみたちは歌ってればいいから。」と言われるほどの才能ぶりでして笑笑、そこを逆手に取った韓国の有名音楽番組「不朽の名曲」は、なんとギフンさんに番組公認「不朽の名曲公式ダンスマシーン」というあだ名をくださいました笑い泣き

なので、ギフンさん、最近は出演する度に様々なダンスを踊らされる披露してくれます。直近ではこれ↓だったんですが

 

 

本家のファンの皆さまには一言謝っておきましょうかね・・笑。いや、本人はめちゃくちゃ真剣ですし猛特訓の結果でございます。ダンスマシーンというあだ名のいわれがお分かりになるかと思いますが笑、本人はかなり満足しているようでして(?)、今回のララコンで兄たち3人にこのダンスを教えるわ、教える時にチェフンさんに「自分より前に出ないで」と後ろに行かせるわ、踊りながら手に持っている水(酒瓶の設定)を自分の衣装にも舞台上にも振りまき、ソンフンさんから小言を言われまくるわ(そして水浸しになった床をひたすら拭くソンフンさん)、まあめちゃくちゃ楽しそうなので観ている私はダンスの完成度など関係なく大満足です笑(本家ファンの皆様ほんとすみません)

 

時代物設定で始まった寸劇ですが、自分たちはダンスよりも歌を頑張るんだ、という流れからソンフンさんが「新しい音楽の到来だ!」とかこじつけ、舞台はディスコステージへ(もう無茶苦茶)

 

プリティウーマンの曲から始まったディスコステージはメドレー形式、客席もオールスタンディングで進み、メドレーの最後はこちら

 

 

わたくし、この曲は全く知らなかったので二日目の公演が始まる前に友人にこの動画の存在を教えてもらいまして復習がてら見たんです。

最初に出てきた感想は

 

「・・・4人が昨日踊ったのとこれが同じダンス・・・・・?」

 

そして

 

「4人ともめちゃくちゃ頑張ったんやな・・・」

という最早親心のような笑笑。

4人のダンスが気になる方は一度コンサートで実際にご自身の目で見られるのが良いかと思います・・。後悔は・・いや責任は取れませんがwww

 

 

会場のテンションがマックスになったところで、2曲を挟んでから冒頭で紹介しました今回のアルバム「MIRROR」より「Rose」と「Mirror」の2曲を披露。前回のアルバムが韓国創作歌曲「詩」という、いわばクラシック分野に分類されるものでしたが、今回は180度雰囲気を変えまして

 

これでございます。

この4人に歌えない歌はない、本当にそう思わせてくれるぐらいカバー範囲がとてつもなく広い라포엠(LA POEM)というこのチーム。 ガチのクラシックフルオケシンフォニーコンサートもできれば、まるでアイドルのような舞台だってできてしまえるこの4人を最早推さない理由はないのです。

 

という、今年も最高にテンション高く盛り上がったララコン、翌週公演のレポもまたいずれ残したいと思います!

 

(以下セトリ)

The Greatest Show(映画「グレイテスト・ショーマン」OST)

We Will Rock You(原曲:Queen)

Bohemian Rhapsody(原曲:Queen)

Beautiful(ドラマ「トッケビ」OST)

Always(ドラマ「太陽の末裔」OST)

もしも(ドラマ「快刀ホン・ギルドン」OST)

時間に逆らって(ドラマ「太陽を抱く月」OST)

Photograph(映画「世界一キライなあなたに」OST)

Joke's On You(映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」OST)

Deliver Us(映画「プリンス・オブ・エジプト」OST)

Turnaround(映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」OST)

Caruso - ユ・チェフン (原曲:Lucio Dalla)

Evermore- チョン・ミンソン(映画「美女と野獣」OST)

A Million Dreams - チェ・ソンフン(映画「グレイテスト・ショーマン」OST)

少女 - パク・ギフン(ドラマ「応答せよ1988」OST)

Disco Medley

ーPretty Woman(映画「プリティ・ウーマン」OST)

ーBoogie Wonderland(原曲:Earth, Wind & Fire)

ーHung Up(原曲:Madonna)

ーOne More Time(原曲:In-Grid)

呪文-MIROTIC(原曲:東方神起)

창귀(原曲:안예은)

Rose(라포엠) 

미로 (Mirror)(라포엠)

アンコール

K-POP ROAD TRIP MEDLEY(第38回ゴールデンディスクアワーズ祝賀舞台)

This Is Me