博品館劇場にて行われた朗読劇「青空」を観劇して参りました。
推しである平野良くんが出る回。
と言っても11/8(火)の一回のみですが。
平日夜はなかなか行けない…昼公演なら!と休みを取って行って参りました。
結論から言うと私は泣かなかったのですが、先に見た人たちから泣ける泣けると聞いていたので悲惨な予想をし過ぎたかな、と思いました。
私みたいなタイプは情報ゼロで臨んだほうがよさそうだな。
人の感情を知ってしまうと頭の隅で意識してしまうので…!
ともあれ朗読劇でした。
ちょっと前に髪色を金髪から茶髪かな?にしていた推し。髪色変えてから初めて生で見るね~!
前髪あるの可愛い!可愛い!!
一人だけちょっとだぼっとした衣装なのも最高~!
猫っぽい自由さが感じられる衣装でしたね。
最初に皆出て来るのかと思っていたけど、一人ずつ登場して少し読むシーンがあってから次の読み手が登場という感じ。
横山さんの少年、とっても少年という感じがよかった。
戦時がテーマの作品は心して観る必要があるかも…と構えていましたが、予想したような悲惨な事が起こらなかったのでちょっとほっとしながら観ていました。
もう本当、途中で大和や小太郎が死んでしまうのでは!?とハラハラしていたので皆生きててよかった…。
犬の麦ちゃんも可愛かったな~犬って、健気。
猫の小太郎もね!ほんと可愛い!全体的に可愛かった。可愛かった。
語り部さんの喋りも独特でよかったな~キャスティング皆とても合ってた。
普段動物とまったく触れ合わない生活をしているからか私にとってはリアリティがない世界で、犬をそんなふうに扱うなんて、と酷いと感じる感情はもちろん湧きましたがどこか俯瞰の気持ちで見ている自分に気付いたり。
泣けない私は冷たい人間なのだろうか?と少し悩みもしましたが、多分人間の小さい子供が悲劇に遭う話などは泣きながら見ると思うので解像度の違いかな、とも思います。
なんだろう、動物の命を感じる事が身近にないからどこか遠くに感じてしまう。
皆さんお芝居がとても素敵なので引き込まれて観劇しました。
あたたかい気持ちになる、良いお話だったなあと思います。
自分も動物と生活してたらもっと感情移入できたのかなあ。
観劇中は戦争って割とつい最近のお話なんだよな、と考えたりしてました。
亡き祖父母の年齢などを思い出し、当時を生きていたんだなあと不思議な感覚に陥りました。
自分が〇〇歳の時に戦後50周年という節目を迎えた事もあったな…。
もう二度と起きて欲しくないなあ。
お国のために戦えるかと問われたら、多分無理だし。
命を賭して国を守れる人間は今の国にはあまりいないと思う。
平和に生きていたいよ。
何回か観ればまた違った解釈も沸いてくるかな?と思うけど残念ながら今日の一回のみの観劇。
あとで色々反芻してみよう。
どうでも良い話ですが駅から徒歩3分で博品館劇場に着くはずが20分以上かけてしまったことをここにご報告いたします。
人はなぜ道に迷うのか。
442年ぶりの皆既月食を見ながら、そんな事を思う夜でした。