『レフト ビハインド』みました。
ちょっとネタバレふくみますので、目を細めて薄目をあけて指のすきまからチラ見してください。
世界的規模の異常事態が起きる数時間前。
大学生の女の子クローイは、父親の誕生日を祝うため、久しぶりに帰省したけど。
ゆっくりする間もなく、神様の話をする母親にキレてしまい、すぐに出かけるクローイ。
出掛けに弟にせがまれて、モールに一緒にお買い物に出かけた。
野球がだいすきな弟レイミーは小学生。
素直でとってもいい子です。
クローイは、父親の誕生日に合わせて帰省したのに。
パイロットの父親(ニコケイ)は、急な仕事で飛行機へ。
しかも、CAと浮気していて、コンサートのチケットも持っていた。
どうやら、二人で行くみたい。
クローイの両親は、実はうまくいってないみたい。
原因は、母親が宗教にのめりこみすぎていることだと、クローイは感じていた。
いいお母さんだよ?
ただ、お母さんの話すことが理解できないんだろうね。
未来で起こる異変の話とかも。
わたしも、初めは、クローイと同じようなきもちで、この母親をみていたから。
は?なに言ってんの?ってかんじだった。
弟のレイミーに心配をかけないように、両親の仲は大丈夫だと言って聞かせるクローイ。
クローイがレイミーを抱きしめた瞬間、レイミーは消えてしまった。
服だけのこして。
ショッピングモールでは、悲鳴があちこちであがる。
子どもが消えた。
パニックする大人たち。
そのころ、飛行機を操縦中の父親(ニコケイ)も異常事態に困惑していた。
機内の子どもたちが一瞬で消えたのだ。
服だけのこして。
わたしの記憶では、機内の一部の大人も消えていたけど。
あの人、デカい子どもだったのかな?
いや、消えたのが子どもが多く、一部の大人も消えたということか。
地上では、クローイがレイミーを探してさまよう中。
街では暴動が起きて、店から略奪や殺人まで起きていた。
銃を向けられ逃げるクローイ。
クローイがカバンをひったくられた。
世の中、悪人ばっかりなの?
橋の上から、スクールバスが降ってきた。🚌
駆けつけるクローイ。
だけど、子どもたちはいない。
母親に電話しても、留守電。
そのうち、地上の通信も機能しなくなった。
空では、他の飛行機とぶつかりそうになって回避したものの、ちょっと接触してしまい危険な状態。✈
管制塔が応答しない。✈
ニコケイが、がんばって、なんとか着陸成功。✈
燃える飛行機から脱出。
空港で、娘クローイに会えたものの、地上の惨状に呆然とする父親。
あの時、お母さんの話をちゃんと聞いてあげればよかったね。
さいご。
エンドロールで流れてくる歌をきいて、ハッとした。
このたたみかけてくるような歌詞。
この映画の意味を明かしているような歌詞。
しみるわ。
あ!!
レイミーやお母さんを探さなきゃとばかり思っていたけど。
自分たちが、取り残されたのか。
意味がわかった瞬間、鳥肌。
消えた人たち、
善人なのでは?
レイミーやお母さんたちはしあわせになるんだと思っていたいわ。