映画を2日続けて鑑賞したので本日はその感想など。
(あくまでも個人の感想です。)
まずは予告編観て面白そうかなあって思ってた
『アムステルダム』
結論から言うと、キャストは豪華なんだけど
テンポ感やどうなっちゃうの!?っていうスリルがなくて
物足りなく感じたのが正直なところ。
冒頭に悲惨な事件が発生して、濡れ衣を着せられるところまではドキドキする展開。
変なところでモノローグが入ったり、変なところで回想シーンに入ったりして
気が削がれること多々。
さらに殺人の濡れ衣を着せられ警察からも追われ真犯人には狙われ
…ているとは思えないくらい普通に街を闊歩するメイン2人。
読もうと思わなくても先が読めてしまう展開。
うー………ん、残念。
さてお次は『すずめの戸締まり』。
これも結論から言うと、アカンです。(泣きすぎて)
キツイです。(泣きすぎて)
新海監督作品はこれで3本目?ですがタイミング的にも今作が一番刺さりました。
前作も今作も、思春期ゆえの子どもゆえの傲慢なくらいの真っ直ぐさ、みたいなのがあって
それが大人に刺さる部分でもあったと思うんですけど
それが今回は大人の傲慢さや大人としての懐の深さもぱっかーんと開きまくって
たくさんの人の日常まで抱きかかえて
生きようとする意志の強さを示してくれたというか。
大半は当たり前の日常が続いて、当たり前に明日も大事な人がそばにいてくれると思う。
大事な人に死ぬのは怖くないなんて言わせたくないなと思いました。
そんな中で、友だちの芹澤くんがチャラい風貌のクセして(失礼)癒しであり笑いであり。
選曲センスのなさを除けばちょっとうっかり惚れてしまうレベル。
これは…キッツイけど、本当にキッツイんですけど、心を鷲掴みにされました。
観て数時間経った今も鷲掴みにされたままで苦しいくらい。
観てほしい。(ハンカチ必須)