受け継ぐもの。 | 前田綾香と空と笑う日々のこと。

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トツゲキ倶楽部のひと。

芝居のこと。日々のこと。

同じ一日なら笑って過ごしたい
謙虚に貪欲に
をモットーに日々へらへらしてます。

親から受け継いでよかったと思う部分、

受け継ぎたくなかったけど受け継いでる部分、

絶対に受け継ぎたくない部分

色々あることと思います。


私の場合は(毎度引き合いに出してごめん母よ。)

昔は、過保護で過干渉で、絶対に母みたいにはなりたくない、と思ってた。

でも、一定の距離を保てるようになると、良い部分も見えてくる。


大事に思う人はとことん大事にするところ。

ただし、その分反転した時はもうすごいので取扱注意。

相手が誰であっても臆せず間違ってることは間違ってると言えるところ。

それをイヤミじゃなく言えるところ。

行動力がすさまじいこと。


子どもには厳しかったというかなんというか…


小学生のころ①友だちと遊んでくるって伝えたとき

母「遅くなる前に帰りなさいよ。」

私「遅くなる前?って何時くらい?」

母「それくらい自分で考えなさい!」

私「(これくらいかな…)」(18時くらいだった気がする)

母「遅い!」

私「えぇぇぇぇ…」


小学生のころ②友だちと週末に遊ぶって伝えたとき

母「毎日毎日遊んでばっかりでいい加減にしなさい!!」

私「でももう約束したし…」

母「じゃあもう知らない!勝手にしなさい!」

勝手にできない私は友だちに断りを入れたのですが、当日…

母「行かないの?」

私「はぁぁぁぁ?」


中学生のころ・友だちの家でお泊まり会しようとしたとき

母「やめなさい。迷惑になるから。」

私「でも友だちが泊まっていいって…」

母「友だちは良くても家の人に迷惑になるからやめなさい。」


大学1年生・新歓コンパで遅くなりそうだったので女ともだちの家に泊まろうとしたとき

私「友だちの家に泊めてもらおうと思うんだ」

母「絶対にやめなさい」

私「え、でももう大学生になったんだし…」

母「大学生になったらなおさらよ!」

私「えぇぇぇ…(いつなら良かったんだ…)」


受け継ぎたくなかったけど受け継いでる部分は

大ざっぱなクセに心配性なところですかね。

私が初めてひとり暮らしをするとき

コンロを買った直後に「あなたは火を使うな」と言われたり

「火の用心」って手書きで書いたマグネットシートをもらったり。

(このマグネットシートは怨念こもってそうで今でも持ってる)


絶対に受け継ぎたくない部分は

白黒ハッキリしてないと気が済まないので極端がすぎるところ。

味がするかしないかハッキリさせたいもんだから、料理の味付けは濃いめ。

梅はしょっぱいのしか認めない。

納豆なんて今思えばほぼ醤油漬けでしたからね。

さすがに私が成人した後くらいから健康面を考えて薄味にシフトしたようですが。


良いか悪いか、好きか嫌いか、いるかいらないか、常に2択。


で、何が言いたいかって言うと



シュリちゃんみたいに伝統なんか嫌いだって

受け継ぎたくない、私には無理だって

思ってるものでも知らずに受け継いじゃってるものってあるよね。


という、話。