【桜井線→和歌山線のロングラン列車に乗る1】
 
今回は、奈良駅を出発する、高田経由和歌山行き(奈良ー高田間が桜井線、王寺ー高田ー和歌山間の路線が和歌山線)のロングラン列車に乗ります。
 
以前(関西大回り 120円で関西一周!参照)和歌山発王寺行きの列車に乗ったことがあるため、今回は逆回りの奈良発高田経由和歌山行きに乗車します。
 
奈良駅に到着すると、横に青い電車が止まっているのが見えます。今回はその電車に乗って旅をしたいと思います。
 
この電車は105系といって、昔東京の常磐線を走っていた103系を改造した車両です。
 
 
ほとんどの列車はドアの横に小窓が残っているのですが、この列車は体質改善工事が行われたため小窓は埋め込まれてしまっています💦
 
奈良駅を出発した列車は、まず桜井線の区間を走ります。
 
櫟本駅で対向列車とすれ違い。櫟本駅の跨線橋はまだ桜井線が非電化だった時の高さのままだそうです。
 
 
天理駅の構内は広く、天理行きの臨時列車や団体列車も発着するそうです。
 
この町には天理教の本拠地があり、天理は日本で唯一宗教名が町の名前になっている町です。
 
三輪駅でも対向列車とすれ違い。三輪駅の手前には大神神社があり、高田方面に向かって右側では名物である大鳥居を見ることができます。(間違えて左側を見ていたため大鳥居は見えませんでした😭)
 
近鉄線との乗換駅である桜井駅を過ぎ、西の方へ行くと、桜井線の終点高田駅に到着します。
 
高田駅の向かい側のホームには105系のもう一つの顔である「原型顔」の電車が停まっていました。
 
105系は、昔常磐線を走っていた103系という車両を改造したと言いましたが、今まで乗っていたパンダのような顔の列車は103系の中間車を改造して、新たに顔を作ったのに対し、原型顔は103系の先頭車をそのまま改造したため原型顔と呼ばれているのです。
 
高田駅で列車は進行方向を変え、今までとは反対の方向へ進んでいきます。ここからは和歌山線の区間。
 
上の写真の右側が和歌山線で、左側が桜井線。
 
突然だが、ここで問題です。
どちらがトイレでしょう。
ひょっとしたら意外と簡単?
 
 
答えは上。では下は何かと言うと、なんと冷房装置です。
 
屋根に装置が付いておらず、車内に装置があるためパッと見非冷房車に見えます。
 
クーラーの近くには扇風機も付いています。この扇風機もあと何回使用されることになるのでしょう...。
 
そして、近鉄線との乗換駅である吉野口駅に到着。この駅でもすれ違いました。
 
隣は奈良行き。逆ルートですね。
 
吉野口駅をでるとだんだん山が近づいてきます。
 
つい最近までスイッチバック駅だった北宇智駅。柵の向こうに旧ホームが見えます。見えにくくてすみません💦
 
北宇智駅の次、五条駅は大きな駅です。かつてはとても繁栄していたのでしょう。次の五条始発の和歌山行きが向かい側に停まっていました。30分後くらいに出発するそうです。
 
第2回に続きます。
 
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