今日は、移住らいふのご紹介、
プルーン栽培のことを
書こうと思います！
大日向小学校では、
地元の方からプルーン畑を引き継ぎ
生徒、教職員、保護者みんなで
プルーンの栽培をしています。
佐久市はプルーンの生産
日本一！なんです。
夏から秋にかけて収穫するのですが、
毎年６月頃には摘果作業をします。
摘果というこは、実を摘むこと。
大きく栄養の行き渡った
実をつけさせるために、
一定数を残して、
青い実を摘んでしまいます。
・変形、変色したもの
・虫に食われたもの
・カビが生えて腐ったもの
・木に擦れて傷ついたもの
はもちろん、
一見、なんの問題もなさそうな
実もどんどん摘んでしまいます。
5センチ間隔で実が残るくらい
↓↓↓の写真、真ん中の枝だと
5〜6個残して、あとは全部摘果します。
せっかく成長中の実を
摘んでしまうのは
一見もったいないようにも
感じるのですが、
大きい熟した実をつけるためには
必要な作業なんですって。
初めての経験だった去年は、
どの実を摘むのかの判断に
時間がかかり、
これ摘んでいいのかな？
摘んじゃまずかったかな？
と、迷いながらの作業でした。
が、２年目の今年は
ポキッ、ポキッ、ポキッと
決断までのスピードが速くなり
テンポよく進めることができて
おぉー、私、成長したじゃない？
と自画自賛
時々、実を摘むつもりが
枝を折ってしまって
ヤバっ！！！と冷や冷やしましたが、
一緒にやっていたメンバーも
同じように冷や汗かいてたそうで、
「みんな同じかぁ〜」と
ホッと胸をなでおろしました笑。
手の届かないところは
脚立に登って、
ひたすら摘んで摘んで摘むこと
２時間半、
それでも１人で作業できたのは
１〜２本程度。
ずっと上を向いているので
首も腕も痛くなるし、
残り何十本とあるので
先のことを考えると気が遠くなる。
改めて農家の仕事は体力が必要で
年配の方にはかなりの重労働、
後継問題は深刻だなと感じました。
ドイツに住んでいた頃は、
生プルーンが大好きでを
よく食べていたんですが、
日本のプルーンは、
酸味の強いものが多い気がして
あまり買うことがありませんでした。
大日向小学校の環境教育コーディネーター
みやちゃんに、酸味の理由を聞いてみたら、
プルーンは収穫した後に追熟しない
(収穫後は甘くならない)くだもの
出荷からの輸送期間を考えると、
完熟する前に収穫せざるを得ない
と、教えていただきました。
佐久市で取れる完熟プルーンは
ほんっとうに甘くて美味しいですよ。
大きさや糖度も違う種類が
たくさんあります！！
大日向小学校のプルーンプロジェクトでは
シーズンになったら完熟プルーンの
オンライン販売をしますので
気になる方はぜひ食べてみてくださいね。
https://www.jenaplanschool.ac.jp/
去年、プルーンといえばミキプルーン
しか知らない、と言っていた友人に
プレゼントしたところ、
その芳醇な甘さとジューシーな味わいに
感動されていました。
教科書や教室での学びだけでなく
本物を通して実体験で学べる環境
子どもたちを中心に
教職員、保護者、理事、
地域の方々が
上下関係でなく横の繋がりで
みんなで作り上げていく環境
これが大日向小学校の
最大の魅力だなと感じています。
ということで、今日はプルーン栽培
について書いてみました！
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