長野県佐久市からこんにちは！
TCS認定コーチ
MCS認定マザーズティーチャー
内村智子です。
今日は１年に数回行われる
「学校セッション」の日でした。
学校セッション、たぶん
聞きなれない言葉ですよね。
娘が通っているイエナプランスクール
大日向小学校では、
理事と学校（教職員）と保護者と子どもたち
学校に関わる４者が定期的に
対話をする場が設けられています。
ちょっとイエナプラン教育の
お話をさせていただきますね。
イエナプラン教育は、
イエナプラン「20の原則」の
理念がもとになっています。
「学校について」の中にある
学びの場（学校）とは、
そこにかかわっている人たちすべてにとって、
独立した、しかも共同して作る組織です。
この一つのかたちが
「学校セッション」と言えます。
今年度の学校セッショは
今日が３回目。
コロナ禍の影響で、今年はすべて
オンラインで行われています。
学校への出入りが制限されたり、
刻一刻と変わっていく状況の中で
思うように情報が入ってこず
不安やもどかしさを感じることも
ないわけではありません。
そんな中で双方の意見を共有したり
お互いのことをより深く知り、
共にゴールに向かって進む
きっかけがあることは
とてもありがたいです。
朝の9時～11時までは
「学校セッション」、
そして11時～12時までは
各ファミリーグループ（クラス）ごとの
対話の会、
なかなかガッツリ(笑）
学校セッションでは、
理事、教職員、子ども、保護者が
話し合いたい議題を各自もちより
議題について経緯や想いを発表したり、
それに対する意見を述べたり、
時には他者への協力依頼をしたり。
４者の発表者と運営事務局以外は
聴くオンリーのオブザーブ参加なので
発言権はないのですが、
子ども代表で発表した子たちが
とても堂々としていて、
発表内容はもちろんですが、
その姿に胸が熱くなってしまいました。
私は小中学校の頃、
学級委員をしたり、
生徒会に立候補したり
（落選しましたけど・・・）
人前で話す機会はそこそこ
あったほうでしたが、
何十人の大人を前に
自分の意見を発表するなんて
できなかったと思います。
大勢の大人を前に話をしたり、
子どもと学校の理事が対等に
話をできる場って、
なかなかないですよね。
子どもたちも普段の学校生活の中で
大人と対等な関係を築いているからこそ、
批判されないという安心安全な
場所であることを知っているからこそ、
何十人という大人を前にしても
臆することなく、自分の意見を
堂々と発表できるんでしょうね。
大日向小学校で学んだ子たちは
どんな大人になっていくんだろう。
その未来を想像するだけで
ワクワクしますし、
将来の日本を担っていく
子どもたちの背中が
すごく頼もしいなと感じました。
と、いうことで今日は大日向小学校の
対話の場「学校セッション」について
ご紹介しました。
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