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 避難所は、そもそも、トイレの数が、避難している人に対して、少ないんですよ。

 

 

こんにちは 三浦真弓です。

 

先日から、

避難所でリクエストがある「生理用ナプキン」の件。

色々書いています。

右生理(月経)は急には止められないし、ストレスから周期が乱れることもあります

右健康に良さそうな情報だと思ったら、逆に、足を引っ張られそうな…!? 汗

 

その後、SNSを見ていたときに…

 

「災害時、生理用ナプキンが足りなくて、困りますよね…」

 

という感じで始まる投稿があったので、読んでいくと

 

「月経血は、おしっこの場合のぼうこうのような仕組みがないから、

ためておくことができません」

(うんうん)

 

「なので、下腹部に力を入れて」

(ん?)

 

「体外に出てこないように押さえて」

(え!?)

 

「こまめに、トイレに行って出すようにしましょうね~」

(@_@)

(まじかー!何言ってんのー!)

 

 

学校は、通っている児童生徒の人数に合わせて

必要な数が決まっています。

 

なので、児童生徒が急にうーんと増えたら

教室も増やしますが

トイレも増やしています。

 

ですが、

避難所となっていることが多い学校や公民館、集会所などは

避難してくる人の数を想定して、

トイレを作ってはいません。

 

なので、必要に応じて、仮設トイレを用意します。

 

 

被災してすぐは、トイレの数は、全然足りないことでしょう。

 

特に!

今回は、被災地に安全に向かうことができる道路が少なく

必要な物資が、届きづらいと言われています。

 

また、トイレが必要な数あったとしても…

 

処理するための水や、トイレットペーパーなどが

まだまだ、足りないところも多いでしょう。

 

これまでの災害においても、

特に、高齢の方が、トイレに行く回数を増やさないために

 

必要なはずの水分も取らないでいる場合がある

そのために、暑い時期には

熱中症の心配が出てくる…

ということも、いわれてきました。

 

それを、こまめにトイレに行けだと!?

 

 

また、仮設トイレなどは、

避難されている方がいる場所から離れて

設置される可能性が高いです。

 

そこへ、何度も、こまめに行けと?

 

そういうめんどくさいことをおススメしなくても

ちゃんと避難所に

「生理用ナプキン」をおいてくれれば

解決するんですよ!!!

 

自分が信じる生き方があることは

よいことだと思いますが、

 

そして、

困っている人がいたときに、

自分が信じる生き方を

おススメしたくなるかもしれませんが!

 

困っている方々の状況を

想像して、オススメしたいですね。

 

 

生理(月経)は、文字通り

生理現象なので!

 

生理用ナプキン(&おりものシート)が届けられることを、

断らないで欲しいですし、

 

くれぐれも!

生理を経験したことがある人が

「ナプキンがなくても、生活できる」

なんて言わないで欲しいです。

 

 

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