小学生で、市販薬の大量摂取をしようとしている人がいること、知っておいてほしい | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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 小学生で、市販薬の大量摂取をしようとしている人がいること、知っておいてほしい

 

 

こんにちは 三浦真弓です。

 

先週、このようなニュースがあったこと

ご存じですか?

右小学校に市販薬持ち込み児童2人が過剰摂取 救急搬送 東京 目黒

 

 

小学生が、自宅から持ち込んだ薬を学校で、大量に飲んで

体調が悪くなり、救急車で運ばれた

 

と言うニュースです。

 

基本的に、学校では(保健室では)飲み薬を渡すことはしません。

 

体調の関係で、医師から処方された薬を

学校にいる間に飲む必要がある場合には、

私は

保健室に来てもらって、飲ませるようにしていました。

 

今回の小学生さんの場合。

 

市販薬をもちこんで

過剰摂取

です。

 

体調が、回復に向かっていると言うことでなによりです。

 

 

この子どもたちに、何があったのかはわかりません。

 

でも、過剰に摂取することで

なんらかの刺激を得たかった可能性や

何らかの、辛い現状から逃げたかった可能性が

考えられます。

 

大量に薬を飲むと

その薬の想定以上の副作用が起きることで

辛い現実から、一瞬、気持ちが逃げられる気がするのです。

 

でも、現実には、変わってないことに気づき

もっとたくさんの量を、もっとたくさんの量を…

と増えていき

 

場合によっては、

最悪の場合は、心肺停止ということになってしまいます。

 

「うわ~東京の小学生、どうなってるのー?」

ではありません。

 

 

この事件が起きて依頼、

トー横周辺の補導が何度かされているようですが、

 

東京都以外から集まってきている小中学生もいる!

と言うニュースがありました。

 

名古屋でも「ドン横」と言われる場所があり

そこに、子どもたちが集まってきていましたが

(今は、工事現場となっており、別の場所に移動している気配)

 

そこでも、名古屋を中心とした

東海エリアの子どもたちがいるというよりは

 

どこかからかやってきた子どもたちだった、とのことです。

 

 

「うちの子には、関係ないわ」

ではなくて、

 

そういう子どもたちが、現在、存在していて

もしかしたら、

わが子は関係ないかも知れないけど

そういう状況のお友だちがいるかも知れない…

 

という可能性は

頭のどこかに、入れておいていただけたらと思います。

 

現実問題としては、

子どもたちが、こうした薬に手を伸ばそうとしてしまう、

そういう状況を変える必要があるのですが、

 

そこへつなげる一歩として

「あら?大丈夫かしら?」

と思うアンテナを大人が伸ばし、

 

身近で信頼関係を持てる子どもたちから、声をかけて行けたらと思います。

 

 

小学校高学年以上のお子様がいらしたら

「こんなニュースがあったけど、知ってる?」

みたいな、話題にしていただくのも良いかと思います。

 

思春期の入り口は、いろいろ思い悩むこともでてきます。

 

色々思い悩む中で、

「自分は、こんなふうに生きたいな」

「こんな大人になりたいな」

 

ということを考えていける時間、

こころのゆとりが持てることが大切です。

 

私たち大人も、そういう時間を過ごしてきたはず…

と言うことを思い出して

見守って行けたらと思います。

 

 

思春期入り口の子どもについて

心の成長や見守り方については

こちらで学んでいただくことができます

右元保健の先生が教えるわが子の思春期対策講座・前期

 

 

 

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