● 治水事業ってすごい…そして、やはり、地面は動いてきたんだね。ブラタモリ木曽三川編
こんにちは 三浦真弓です。
先日、ブラタモリで放送されていた
「木曽三川」
の取材地へ行ってきました。
揖斐川、長良川、木曽川が集まってくるこの地域。
子どもが小さかった頃に、木曽三川公園に
チューリップが咲いているのを見に行ったよなぁ~
そして、海エリアの中学校で仕事をしていたときに、
南知多にも関係があるから!ということで
このエリアの神社に来たことがある気がする~
という想い出があったので、
楽しみに番組を見ていました。
そのときに、木曽三川を見下ろすことが出来るお寺があると言うことだったので
まずは、そちらへ。
行基寺です。
駐車場着。
川を行き交う船のための、灯籠だそうです。
お寺までの道を歩きながら、川を見下ろせます。
山の上なのに!この石垣!
そんなことを思いながら、
正門に到着!
立派だ~!!
立派なだけでなく
というか
立派だからなのか、
あちらこちらに、葵のご紋が…
なんで?なんで?
放送で、何か言ってましたっけ?
がっつり見ていたわけではないので、
ちょっと記憶が…
と思いながら、本堂に到着。
拝観させていただきます。
ぴかぴかの廊下を通りながら進むと
眺望の良いお部屋に到着。
木曽三川が、みえるというわけです。
ブラタモリの番組内では、東の方を見ながら
濃尾平野が、揖斐川に向かって、
低くなっているという話をしておりました。
確かに、よ~くみると、名古屋駅のビル群がみえまして…
写真では、見づらいかと思いますが、
実際には、ビル群の足下があのあたりで~と思うと、
揖斐川に向かって、低くなってきている感じがわかります。
揖斐川周辺にお住まいの方にとっては
治水をしないと!
となりますよね。
なるほどなるほど~
と思いながら、振り返ると、こちらのふすまにも
葵のご紋!
床の間にも!
さすがに、岡崎城や大樹寺でも、
こんなに葵のご紋はなかったような?
なんだか、すごいなぁ~
と思えば、こちらのお寺は、
約300年前に、家康公の曽孫松平義行公が美濃高須藩の藩主をして
封ぜられるにあたり、
松平家の菩提寺として1705年に再建したとのことです。
なるほど。
それは、葵のご紋、いっぱいになりますね。
ピカピカ廊下を少し戻って(回廊なので)
素晴らしい日本庭園を眺め
また、葵のご紋のふすまのお部屋があり
時計は動いておりました!
お部屋の反対側は、苔庭です。
奥に流れる滝を見ながら、
ぼ~っとしていられるなぁ…
回廊に沿って、本堂をまわっていくと
地層が斜めに!
養老断層、という断層があり
隆起した部分が養老山脈に、
そして、沈下していったところが、揖斐川とか長良川とかから
名古屋方面にむかった濃尾平野となったんですね。
回廊を進んで、振り返った写真がこちら。
こんなにはっきり、斜めの地層と
まっすぐの地層がみえるなんて…
地球は、というか、地面はうごいているんですね。
本堂の入り口まで戻ってきました。
拝観させていただき、ありがとうございました。
次の目的地に行くまでも、
いろいろ、この地域のことを振り返りました。
拝観させていただいたお寺
「臥龍山行基寺」(岐阜県海津市)
拝観料は400円でした。
続きはこちらに!
揖斐川と長良川の間の、堤防道路を走って、次の目的地へ~