● 「起きた事故は、親の愛情不足」とはねぇ…
こんにちは 三浦真弓です。
過ごしやすくなってきたことや
色々な規制がなくなってきたことから
行楽地は、たくさんの人であふれているようです。
小さなお子様連れの方も、いますよね。
残念ながら、今年も、車中に置き去りの事故が後を絶ちません。
それ以外にも、小さな子ども周りでは
事故が起きています。
便利グッズも増えていますが、
「ほんとに大丈夫かなぁ?」
と考えて欲しいので、再アップしますね。
・・・・・ここから・・・・・
先日、「元気まつり守山」というイベントに参加しました。
3年ぶりの「元気まつり守山」で、防災コーナーをお手伝いしてきました!
そして、気になったことを書いております。
「元気まつり守山」では、
本当にたくさんの人が会場に来ていました。
防災釣り堀のコーナーで、小学生を相手にゲームをしていたので、
ママやパパも、そして、妹弟も一緒に。
ベビーカーで、乳児さんを連れてきていた人もいましたが、
抱っこ紐で、抱いていた人も。
最近、私の周りで、前向き抱っこについて話題にしていた人が
複数人いましたので、
「そういえば、前向き抱っこ、している人はどれくらいいるのだろう?」
そう思って、私の周りで出会った人だけですが…
たくさんの、抱っこされている赤ちゃんを見ていると、
前向き抱っこだったのは、1組でした。
その1組も、パパが抱っこされていて、
上のお子様の相手をしながら、
立ったり、しゃがんだり、
赤ちゃんを抱いたまま、色々な姿勢をされていましたが、
抱っこ紐に頼ることなく
空いている手で、赤ちゃんを支えつつ
姿勢を変えておられました。
これなら、抱っこ紐内のあかちゃんが、
抱っこ紐に圧迫されて
顔色が悪くなったり、ぐったりするなんてことは
考えられない印象でした。
腰もしっかりしているような
8~10か月くらいの、
1歳前のような、お子様でしたね。
それくらいの赤ちゃんでしたら、
一緒に出歩きながら、進行方向がみえると
視界も広がって、
親子で同じものをみて、会話をしたりして
楽しめそうですね。
ではでは、何が問題になるのか?というと…
例えば、上に私が書いたような
「親と同じ視界で、お出かけ生活が楽しめる」
「同じものを見ているので、会話が弾む」
というような内容をみて、
時に、まだ、月齢とか、体の成長に合っていないのに
使ってしまう方があり
お子様の健康や成長に、
何らかの、影響がでる可能性があるということですね。
多分、注意書きはされていると思いますが、
子育て便利グッズも、業者さんとしては売りたいものなので
メリットだけが、
大きくわかりやすく書かれている場合も
多いんですよね。
先日、Twitter界で話題になっていた乳幼児グッズがあります。
どんな商品なのか、宣伝する気がこれっぽっちもないので
ツイートで…
ふらいと@新生児科医(今西洋介)@doctor_nw森戸先生@jasminjoy らしい素晴らしい記事。完全同意。赤ちゃんの首用浮き輪の販売会社が「起きた事故は親の愛情不足」と決めつけるSNS投稿は誠に遺憾です。どれだけ親の愛情があっても事故は起きる物で、企業はその事故の発生を… https://t.co/GSyUvDyZzP
2022年09月28日 18:39
このグッズ、いつごろからできたのだろう?
私も、さすがに3人目の息子が生まれてから、
夫が帰宅していないときに、
どうやって、子どもをお風呂に入れるのか…
子どもが2名だった時とは違って、すごく困りました。
そんなことを友人に話をしたら、
使わなくなった浴槽用子ども椅子を貸してくださって
そこに座らせておくことで、
一瞬、自分の手が空くことができて
助かった~と思ったことがあります。
その時代に、このふらいと先生が話題にされている
グッズがあったとしても、これは使わないわー。
怖い怖い怖い怖い
何かのはずみで、
すぽっと、あかちゃんが落ちてしまったら、
どうするのでしょう?
もちろん、そんな設計になってはいないのでしょうが。
作られて販売されるものには
「製造物責任法(PL法)」
というものがあります。
製造物の欠陥が原因で生命、身体又は財産に損害を被った場合に、被害者が製造業者等に対して損害賠償を求めることができる
だそうですが…
損害賠償を求めることができても、
赤ちゃんの、
生命や身体に損害を被らない方が良いに決まっています。
しかも、Twitterで話題になっていた商品の企業様は、
「起きた事故は、親の愛情不足」
ですってよー。
何でも親の愛情不足のせいにするんじゃないぞー!
ネットやカタログで見ると
便利で、いいかもー!
と思う場合もあると思います。
しかも、芸能人が使っているとか、読者様のこんな声とか
そういうのを見て
「うちも!」
と思うかもしれません。
でも、前向き抱っこ紐を使っていた人を
1人しか見かけなかったように
実は、そんなに使っている人もいないのかもしれないですし
わが子の成長ぶりに、これはあっているの?
安全に過ごせるの?
を、しっかり考えて、使いたいですね。
子どもたちを守るのは、大人の役目。
肝に銘じて、自分の子どもはもちろん
世にいる子どもたちを見守っていきたいと思います。
先に書いた記事はこちら